串本海域公園について
串本海域公園の利用
串本海中図鑑
串本海域公園の話題
終わりに
串本もいよいよ秋が深まってきました。10月16日は当地の秋祭りで、海中公園センターの芝生に獅子舞が訪れました(写真1)。この日、いつものコースの道ばたに、春に咲くはずのシロバナタンポポが1株花を咲かせていました(写真2)。またこの日、当地の冬の花であるツワブキが初開花しました(写真3)。イヌマキに這いのぼるサルトリイバラも青い実を沢山付けています(写真4)。またカキの実も僅かに色付き始めました(写真5)。さらに秋咲きのアザミの一種も花盛りです(写真6)。
秋は開花の時期ではないのに、ダイビングパークに植えてあるハマボウがポチポチと花を咲かせています(10月19日:写真7)。またハマアザミが盛んに咲いています(写真8)。
ハマアザミは秋に最も花を付けるようです。さらにヨメナがあちこちで満開です(写真9-10)。いにしえより秋の野草の絵には必ず登場する花ですから、昔から変わらず咲き誇っていたものと思われます。
21日にはナンテンの実が赤みを帯びてきました(写真11)。24日には農道上で、カマキリがバッタを捕食している場面に出会いました(写真12)。
30日に海岸のハマオモト(=はまゆう)をハマオモトヨトウの幼虫が食害しているのを見つけました(写真13)。10日前に写真を撮ったナンテンの実がこの日真っ赤になっています(写真14)。また同日チャの花が咲きました(写真15)。
11月1日の定期観察日が留守の予定ですので、観察日を1日早めて、10月31日に行いました。ウメとクリは共に葉を落とし初めてみすぼらしい姿になっています(写真16-17)。カキの実は色が濃くなり、ミカンの実はますます大きくなりました(写真18-19)。
この1ヶ月の間に写真を撮った蝶をまとめると、次のようになります。このうち半数以上の種は成虫で越冬する種なので、真冬でも好天で気温が上がれば飛び出す蝶です。 例年のようにキバナコスモスにはヒメアカタテハが吸蜜に訪れています(10/16:写真20)。またどうしたことか、ウラギンシジミが私の足に止まりました(10/16:写真21)。
この時期にはウラナミシジミが盛んに飛び回っています(写真22)。止まっているのはポーチュラカの花です(10/21)。越冬組の代表格の蝶であるテングチョウはこの夏大発生をしたので、この時期にも大変多く見られます。写真23はアメリカセンダングサに止まった個体です(10/22)。
秋に発生したサツマシジミがノコンギクを訪れています(10/30:写真24)。
アメリカセンダングサで吸蜜するキタテハとツワブキを訪れるアサギマダラ(10/31:写真25-26)。
ハマアザミに止まるチャバネセセリ(11/2:写真27)。
この時期にはウラナミシジミが盛んに飛び回っています(写真22)。止まっているのはポーチュラカの花です(10/21)。越冬組の代表格の蝶であるテングチョウはこの夏大発生をしたので、この時期にも大変多く見られます。写真23はアメリカセンダングサに止まった個体です(10/22)。
秋に発生したサツマシジミがノコンギクを訪れています(10/30:写真24)。
アメリカセンダングサで吸蜜するキタテハとツワブキを訪れるアサギマダラ(10/31:写真25-26)。
ハマアザミに止まるチャバネセセリ(11/2:写真27)。
11月13日、カキはいよいよ赤く熟れ、ハッサクもついに色付き始めました(写真28-29)。
13日~15日、少なくなった蜜源を求めて、盛りを過ぎたツワブキの花にハナアブやアサギマダラが訪れています(写真30-31)。