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吉野熊野国立公園の見どころ

吉野山
吉野山の写真
閑静な空間が楽しめる(奥千本)
吉野山
日本でも有数のヤマザクラの名所として知られる吉野山。春、山麓から吉野山山頂にかけて、山一面がさくら色に染まる様子は人々を魅了してやみません。吉野山では見晴らしのよいところに展望台が整備されています。遠くは金剛山や葛城山などが望まれ、緑に囲まれた吉野山の町並みが見渡すことができます。
大峰山脈
大峰山脈の写真
山頂には釈迦像がある(釈迦ヶ岳)
大峰山脈
大峰山脈は、北から修験道発祥の地・山上ヶ岳、近畿最高峰の八経ヶ岳、そして南部地域の主峰・釈迦ヶ岳と名峰が連なり、「近畿の屋根」と呼ばれる奥深い山岳地域です。
現在では山上ヶ岳を中心に信仰登山に加え、ハイキングや縦走登山など様々な山岳利用がなされています。
弥山・八経ヶ岳
弥山・八経ヶ岳の写真
八経ヶ岳
弥山・八経ヶ岳
大峰山系には、温帯針広混合林や亜高山帯針葉樹林が広がっています。そこには、紀伊半島で絶滅のおそれのあるツキノワグマや国の特別天然記念物のニホンカモシカをはじめとする数多くの野生動物が生息しています。
大台ヶ原
大台ヶ原の写真
トウヒの立ち枯れ(正木峠)
大台ヶ原
大台ヶ原は年平均降水量が約3,500㎜の日本有数の多雨地帯として知られます。多量の降雨によって削られた絶壁や流れ落ちる滝などの雄大な景観が見られます。
山頂付近までドライブウェイが通じ、山頂付近の自然散策、ハイキングの他、本格的な登山が楽しめます。
西大台地区
西大台地区の写真
霧が森を包む(大和谷付近)
西大台地区
450haの広大なエリアには、ブナやウラジロモミなど多種多様な植物やコケ類が生育しています。また、絶滅のおそれのある地域個体群である「紀伊半島のツキノワグマ」や、ニホンジカといった大型獣をはじめとする野生動物も数多く生息しています。オオダイガハラサンショウオのように「大台ヶ原」の名前がついた貴重な生き物もいます。
瀞峡
瀞峡の写真
瀞峡
瀞峡
北山川の中流にあたる瀞峡は、大峰山脈や大台ヶ原を源とする熊野川の支流である北山川下流域の峡谷で、上流から奥瀞、上瀞、下瀞に分かれ、そのうち下瀞が「瀞八丁」とも呼ばれています。マグマで硬くなった地層が浸食されて垂直に切り立った絶壁や奇岩、深い淵が連なる変化に富んだ景勝地で、ウォータージェット船などで類い希なる渓谷美を探勝することができます。
鬼ヶ城と七里御浜
七里御浜の写真
七里御浜
鬼ヶ城と七里御浜
熊野市にある海食崖で有名な鬼ヶ城から熊野川河口までは七里御浜と呼ばれ、複雑な海岸が主体の紀伊半島ではめずらしい、直線海岸が広がっています。クロマツなどの海岸林を背景に、広い礫浜が緩やかな円弧を描き、太平洋の白い波が美しく映えます。
熊野本宮大社
熊野本宮大社の写真
熊野川の川舟下り(版権者:熊野川川舟センター)
熊野本宮大社
かつて熊野川の中州にあった社殿は、明治の大洪水以降、現在の場所に移築されました。ここから熊野速玉大社まで続く「川の参詣道」を、川舟下りでたどることができます。
熊野速玉大社
熊野速玉大社
熊野川河口に位置し、社殿の背後にそびえる千穂ヶ峰から、祭神が最初に降臨したところと伝えられる神倉神社(元宮)まで遊歩道が整備されています。
熊野本宮温泉郷
熊野本宮温泉郷の写真
湯の峰温泉郷(田辺市)
熊野本宮温泉郷
世界遺産にも登録されている熊野本宮大社の周辺は、古くからの湯治場として知られ、川湯、湯の峰、渡瀬などの温泉地では情緒ある街並みが見られます。
熊野那智大社
熊野那智大社の写真
那智大滝と三重塔
熊野那智大社
日本一の落差を誇る「那智大滝」を祭神とし、滝の背後に広がる照葉樹林は、那智原始林として保護されています。
三段壁
三段壁の絶景の写真
三段壁の絶景
三段壁
海面からそそりたつ最大50mにもなる岸壁で、南紀熊野ジオパークのジオサイトの一つです。是非、展望台からそのダイナミックな景観をお楽しみ下さい。
天神崎
天神崎のシンボル丸山の写真
天神崎のシンボル丸山
天神崎
日本におけるナショナルトラスト先駆けの地。田辺市の中心部に近く、森と海のつながりを学ぶフィールドとして、子どもたちが森や磯の生きものとのふれ合いを、自由に、そして安全に楽しむには最高の場所です。
近畿自然歩道(長井坂)
長井坂の写真
世界文化遺産に登録されている長井坂
近畿自然歩道(長井坂)
「沖の黒島」と「陸の黒島」の二島を中心とした枯木灘の景観をのぞむ、延長4.5キロメートルの大辺路街道の峠道です。
枯木灘
枯木灘の写真
枯木灘
すさみ町から串本町にかけて、地形の変化に富んだ見応えのある海岸線が続きます。夕日が沈む様子は、多くの観光客が写真を撮って楽しんでいます。

アクティビティ

スノーケリング
スノーケリングの写真
スノーケリング
スノーケリングは、熊野地域の美しい海中景観を気軽に楽しむための方法の1つです。マスク(水中メガネ)とスノーケルを使うことで、沿岸に生息するサンゴや魚類などの生物を身近に観察することができます。

生きもの

シイノトモシビタケ
シイノトモシビタケの写真
シイノトモシビタケ
緑色に発光するキノコで、5月中旬から夏場にかけてスダジイの朽木によく発生します。紀伊半島南東部はシイノトモシビタケの一大生息地であり、宇久井半島(和歌山県那智勝浦町)などで毎年観察会が行われています。
ハマユウ
ハマユウの写真
ハマユウ
海岸に生育するヒガンバナの仲間で、夏に白色の花を咲かせます。水に浮くコルク質の種子が海流に運ばれて分散する性質があり、熊野地域の沿岸部に広く分布しています。
サンゴ
サンゴの写真
サンゴ
紀伊半島沿岸では、暖かい黒潮の影響によりイシサンゴ類や熱帯魚が生息しています。これらの地域では、ダイビングやスノーケリングによりその美しい海中景観を楽しむことができます。
アカウミガメ
アカウミガメの写真
アカウミガメ
みなべ町の千里の浜は、アカウミガメの本州最大の産卵地となっている美しい浜です。(地域の方々が守ってきたこの美しい浜を、未来にも伝えていくため、観察には町の許可が必要です。)