趣旨

国立公園の保護と利用の好循環により、優れた自然を守り地域活性化を図ります。

  1. 1.日本の国立公園のブランド力を高め、国内外の誘客を促進します。
    利用者数だけでなく、滞在時間を延ばし、自然を満喫できる上質なツーリズムを実現します。
  2. 2.地域の様々な主体が協働し、地域の経済社会を活性化させ、自然環境への保全へ再投資される好循環を生み出します。

背景

政府全体で、2030年の訪日外国人旅行者数を6,000万人とする
「明日の日本を支える観光ビジョン」の施策に取り組んでいます。

平成28年3月に政府がとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」の柱の一つとして国立公園が位置づけられ、「国立公園満喫プロジェクト」を進めてきました。
先行的、集中的に取組を行う8ヶ所の国立公園にて策定した「ステップアッププログラム2020」に基づき、訪日外国人にとって魅力ある国立公園となるよう、ハード、ソフトの両面から必要となる対策や取組を進めてきました。さらに、先行8公園の成果を他の公園に展開してきたところです。
国立公園の訪日外国人利用者数は2015年約490万人から2019年に約667万人に増加しました。

しかし、2020年に発生した新型コロナウィルス感染症の影響により、日本全体の訪日外国人旅行者数は前年比約87%減少しました。さらに、国立公園内の国内宿泊者数も前年比約44%減少し、国立公園内の観光地は大きな打撃を受けています。
現状からの回復に向けて、ライフスタイル、ワークスタイルの変化に対応し、国立公園で遊び、働くという新たな利用価値の提供により国内の幅広い利用層の来訪促進を図るとともに、政府全体の2030年の目標に向けて、大幅に減少した訪日外国人利用者数を復活させ、目標達成に貢献することが必要です。

特徴

その自然には、物語がある。Stories to experience –National Parks of Japan-

日本の国立公園は、優れた自然のみならず、その自然に育まれた伝統文化や食などの地元特有の人の暮らしに触れることができるのが特徴です。
多様な自然風景と、生活・文化・歴史が凝縮された物語を知ることで、忘れられない唯一無二の体験ができます。

方向性

2020年8月に「国立公園満喫プロジェクトの2021年以降の取組方針」を取りまとめ、各公園においてステップアッププログラム2025を策定しました。

基本的な方針

  1. 1.ウィズコロナ・ポストコロナの時代への対応
  2. 2.水平・垂直展開 ~8公園から全公園へ~
  3. 3.これまでの基本的な視点の継続・重視 ~最大の魅力は自然そのもの~

当該方針に基づき、国内向けの誘客を強化し、これまでに整えた受入環境や基盤を生かした訪日外国人利用者の受入れの促進や、世界水準の国立公園づくりを行うとともに、先行8公園において成果があった取組を横展開していきます。さらに、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、ゼロカーボンパークの推進や国立公園のツーリズムでの脱酸素化やサステナブル化を図るための公園づくりを推進します。

国立公園満喫プロジェクト有識者会議

平成28年5月23日 第1回 有識者会議 会議資料
有識者会議設置
平成28年6月27日 第2回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成28年7月25日 第3回 有識者会議 会議資料
会議の議論を踏まえ、要望があった16の国立公園の中から、先行的、集中的に取組を実施する8つの公園を選定
平成29年2月9日 第4回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成29年5月12日 第5回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成29年8月7日 第6回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成30年3月12日 第7回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成30年6月29日 第8回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成30年8月7日 第9回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
平成31年3月5日 第10回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
令和元年9月3日 第11回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
令和2年3月4日 第12回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取
令和2年8月3日 第13回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取、2021年以降の取組方針について取りまとめ
令和3年3月17日 第14回 有識者会議 会議資料
有識者からの意見を聴取

国立公園満喫プロジェクトの取組

平成28年9月
8つの公園ごとに地域協議会を設置
平成28年12月
各地域協議会において「ステップアッププログラム2020」を策定
平成29年10月
大山隠岐国立公園にて「ステップアッププログラム2020」を更新
平成29年12月
国立公園満喫プロジェクトシンポジウムを開催しました
平成30年3月
支笏洞爺国立公園にて「支笏洞爺国立公園支笏湖・定山渓地区訪日外国人自然体験活動推進プログラム」を策定
平成30年4月
中部山岳国立公園にて「中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2020」を策定
平成31年3月
富士箱根伊豆国立公園にて「富士山における適正利用推進プログラム」を策定
平成31年4月
富士箱根伊豆国立公園にて「富士箱根伊豆国立公園満喫プロジェクト推進方策」を策定
平成30年12月〜
平成31年2月
8公園の地域協議会において「ステップアッププログラム2020」を改訂
(令和2年2月 大山隠岐国立公園で再度改訂)
令和2年3月
8つの公園の特徴・価値をビジュアル的にもわかりやすく整理した「ストーリー集 [PDF 70.5MB]及びフェノロジーカレンダー [PDF 2.9MB]」を作成
令和3年1月~3月
各地域協議会において「ステップアッププログラム2025」等を策定
(富士箱根伊豆国立公園は令和3年度に策定予定)

国立公園の訪日外国人利用者数について

  • 2019年の推計結果 [PDF 287KB]
  • 環境特別広報大使

    環境特別広報大使について 発表資料

    2018年7月6日(金)に、笹川政務官の出席の下、日本の国立公園の魅力、持続可能なライフスタイルや森里川海と人とのつながり等を広く発信するため、女優の柴咲コウさんを「環境特別広報大使」に任命いたしました。
    柴咲コウさんは、「持続可能な日常であるために自然体であること」をコンセプトに、持続可能なライフスタイルを実践されています。
    また、日本の良さを海外に伝えることをめざして、グローバルアーティスト名MuseK(ミュゼック)として2018年5月30日より活動を開始されています。
    日本の国立公園の魅力を含め、様々な環境に関する情報を国内外に発信していただきます。

    平成30年9月
    伊勢神宮に歌の奉納 [PDF 149KB]

    国立公園オフィシャルパートナー

    国立公園オフィシャルパートナーについて 案内パンフレット

    環境省と企業又は団体が相互に協力し、日本が世界に誇る国立公園の美しい景観と、国立公園に滞在する魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、人々の自然環境の保全への理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげるためのパートナーシッププログラムです。

    国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム実施規約

    環境省とのパートナーシップ締結を求める企業等は、国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム実施規約に則り、国立公園の魅力発信に係る取組案を作成し、環境大臣に提案することができます。取組案が、同規約に掲げる要件に該当すると認められるとき、パートナーシップを締結できます。

    国立公園オフィシャルパートナーロゴマーク

    【国立公園オフィシャルパートナーロゴマーク】日の丸の赤い丸印の中に、白いアルファベットのNで山の稜線を表しました。夕焼けのような赤い空に2羽のイヌワシを白で描き、手前には海や湖を表した青い水面を描きました。

    「日の丸」の中に、緑色で山や森、青色で海や湖を表すことで全体として日本の国立公園を表現しています。
    白い山の稜線は、これから伸びていくというイメージとともに、アルファベットのNに見えることからNature、National Park、Nippon の思いも込めています。
    2羽の鳥はイヌワシをイメージ。イヌワシは、同じペア関係を維持すると言われることから、パートナーシップ を表現しています。

    国立公園オフィシャルパートナー企業(五十音順)オフィシャルパートナー一覧

    以下リンクは全て公式ホームページへジャンプします。

    国立公園オフィシャルパートナー企業の取組一覧

    パートナーシッププログラムの締結内容に基づき、各社において取組を実施しております。環境省においても、各社の取組について国立公園公式SNSによる情報提供等の連携を行っています。引き続き、連携した取組を進めていくとともに、環境省としても情報発信を行っていきます。

    平成29年9月時点各社取組資料

    平成29年10月~平成30年5月時点各社取組資料

    平成31年3月時点各社取組資料

    令和元年7月時点各社取組資料

    令和2年1月時点各社取組資料

    令和3年1月時点各社取組資料

    令和4年1月時点各社取組資料