海域の物質循環健全化計画（海域ヘルシープラン） 検討委員会

水・土壌・地盤・海洋環境の保全

生物多様性に富み豊かで健全な海域の構築に向け、陸域・海域が一体となった栄養塩類の円滑な循環を達成するための効率的かつ効果的な管理方策を検討しています。

検討の目的

　海域の栄養塩バランスが損なわれ、赤潮や貧酸素水塊が頻発する海域や海苔の色落ち等の障害が生じている状況を踏まえ、陸域と海域を含めた流域全体の栄養塩類循環状況を把握し、海域の状況に応じた陸域・海域が一体となった栄養塩類の円滑な循環を達成するための効率的かつ効果的な管理方策 （海域ヘルシープラン）を明らかにし、地域が一体となった、生物多様性に富み豊かで健全な海域の構築に向けた取組を推進します。

検討対象地域及び検討の進め方

　海域ヘルシープラン策定のための検討対象地域（モデル地域）は、「物質循環の円滑さ」と「生態系の安定性」の観点から海域の類型化を行い、モデル地域候補地として応募があった地域について、各海域類型の特徴、障害の程度、他の地域への波及効果、検討の有効性の観点から妥当性を検討し、閉鎖性海域の環境管理分野における有識者からなる「海域の物質循環健全化計画（モデル地域選定）検討委員会」において選定しました。
　具体的な検討は、検討計画全体を統括する「統括検討委員会」とモデル地域ごとの「地域検討委員会（ワーキンググループ）」において、下図の役割分担により進めています。

検討状況