日時
平成23年3月3日(木)15:00~17:00
場所
名古屋プライムセントラルタワー 13階 第4+5会議室
議題
- (1) 第2回統括検討委員会での検討状況報告
- (2) 愛知県による取組報告
- (3) 三河湾の物質循健全化の方向性及び栄養塩類の循環バランス向上対策について
- (4) モデル解析及び実証試験計画について
- (5) その他
出席委員
【委員】中田喜三郎(座長)、石坂丞二、鈴木輝明、中村由行(代理:井上徹教)、愛知県漁業協同組合連合会 和出隆治、愛知県農林水産部水産課 平澤康弘、愛知県水産試験場 石田基雄、愛知県建設部河川課 三木直人、愛知県建設部港湾課 足立真宏、愛知県環境部水地盤環境課 鈴木俊行、加納正也
【オブザーバー】国土交通省中部地方整備局港湾空港部海洋環境・技術課 山田誠、国土交通省中部地方整備局三河港湾事務所 老平武弘、環境省中部地方環境事務所環境対策課 伊藤正市、愛知県建設部下水道課 林克生、杉山謙
【統括検討委員会事務局】いであ(株) 黒川、畑
【事務局】いであ(株) 平野、風間
配布資料一覧
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- 議事次第、出席者一覧、配席表
- 資料1
- 第2回統括検討委員会での検討状況報告
- 資料2
- 愛知県の三河湾里海再生に向けた取組について
- 資料3
- 三河湾の物質循環健全化の方向性及び栄養塩類の循環バランス向上対策
- 資料4
- モデル解析及び実証試験計画(案)
- 参考資料1
- 第二回委員会意見に対する対応
- 参考資料2
- 三河湾の物質循環に関わる情報整理
- 参考資料3
- 平成22年度報告書 目次(案)
議事
会議は公開で行われた。
(1) 第2回統括検討委員会での検討状況報告【資料-1】
- 事務局より、資料-1に基づき、第2回統括検討委員会における三河湾の検討状況の報告があった。委員から他の海湾の検討状況が問われ、統括検討委員会事務局より気仙沼湾及び播磨灘北東部海域の検討状況について簡単な説明があった。
(2) 愛知県による取組報告【資料-2】
- 愛知県環境部水地盤環境課より、資料-2に基づき、愛知県の三河湾里海再生に向けた取組について紹介があった。
(3) 三河湾の物質循環健全化の方向性及び栄養塩類の循環バランス向上対策について【資料-3】
- 事務局より、資料-3に基づき、三河湾における栄養バランスの変化の説明があり、生産性と多様性の視点から栄養バランスを向上させる対策の提案があった。
- 委員から、栄養バランスの検討に当たって、動物プランクトンやアオサなどを検討に加えるよう要望があった。
- 現在三河湾で行われているアサリ稚貝の移殖放流についても生産性向上対策に含めるべきであるとの指摘があった。
(4) モデル解析及び実証試験計画について【資料-4】
- 事務局より、資料-4に基づき、物質循環状況解明のためのモデル解析計画について説明があり、次年度の実証試験計画案として高生産水の探索試験及び上位生物による植物プランクトンサイズ選好試験の提案があった。
- 高生産水の探索試験について、測定項目に溶存有機態の栄養塩を追加すること、下水道処理施設前面も採水対象として検討することが要望として挙げられた。
- 上位生物による植物プランクトンサイズ選好試験について、希釈培養実験の実施が薦められた。
(5) その他
- 事務局より、本会議の資料及び議事要旨を、環境省ホームページで公開する旨、報告があった。