水・土壌・地盤・海洋環境の保全

海域の物質循環健全化計画 | 平成24年度第2回海域の物質循環健全化計画三津湾地域検討委員会

日時

平成24年12月3日(金) 13:30~15:30

場所

西条HAKUWAホテル 2階 ローズ

議題

  1. (1)地域の物質循環に係る情報整理について
  2. (2)現地調査結果による三津湾
  3. (3)物質循環バランス向上対策検討(案)について
  4. (4)その他

出席委員

【学識経験者】山本民次(委員長)、斉藤英俊、谷本照己、高橋暁、樽谷賢治
【 組合関連 】柴孝利、濱浪則光
【 行政関連 】川口秀明、伊豫浩司、安江浩(代理出席)、住吉勉(代理出席)
若野真、堀江宏(代理出席)、栗栖真一(代理出席)

配布資料一覧

  • 議事次第 等
  • 資料1 (1)地域の物質循環に係る情報整理について
  • 資料2 (2)現地調査結果による三津湾
  • 資料3 (3)物質循環バランス向上対策検討(案)について
  • 資料4 (4)モデル構築の現状(統括検討委員会)
  • 参考資料1 第1回検討委員会指摘事項に対する対応内容

議事

検討委員会は公開で行われた。
事務局から第1回委員会指摘事項に対する対応内容が説明された後、議題に沿って、議事が進められた。

(1)地域の物質循環に係る情報整理について(資料1)

  • 事務局より、資料1に基づき地域の物質循環に係る情報整理についての説明があった。
  • 年間負荷量や栄養塩の形態別流入負荷の算定方法について、情報交換と助言がなされた。
  • カキ養殖に伴う有機物、窒素、リンの集積・沈降状況の推算方法と結果について、情報交換と助言がなされた。
  • 三津湾における窒素、リンのながれについて、特に三津湾に流入するその他の負荷源の観点から助言がなされた。

(2)現地調査結果による三津湾(資料2)

  • 事務局より、資料2に基づき現地調査結果による三津湾の現状についての説明があった。
  • 調査時の気象状況、調査結果の傾向について、確認と助言がなされた。
  • 酸素消費試験と溶出実験の結果より、調査地点の底質状況について、確認がなされた。
  • 食害調査の実施時期と食害の発生状況について、情報交換がなされた。
  • プランクトンの増減要因について、湾内での増殖や食物連鎖だけでなく湾外との海水交換についても考慮するよう、助言がなされた。

(3)物質循環バランス向上対策検討(案)について(資料3)

  • 事務局より、資料3に基づき物質循環バランス向上対策検討(案)についての説明があった。
  • カキ殻を用いた底質改善対策について、情報交換と助言がなされた。
  • 中層海底の設置やその他の対策について、意見交換がなされた。

(4)その他

  • 統括事務局より、資料4に基づきモデル構築の状況についての説明があった。
  • 流況モデルのパラメーターや構築中の生態系モデルについて、助言がなされた。
  • バランス向上対策のモデルによる検証について、意見交換と助言がなされた。
  • カキ殻の一時堆積場からの栄養塩溶出について、三津湾の物質循環における寄与の可能性と検討の必要性について、情報交換と助言がなされた。

最後に、本会議の資料及び議事要旨を環境省ホームページで公開する旨報告があった。

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