水・土壌・地盤・海洋環境の保全

海域の物質循環健全化計画 | 平成22年度第1回海域の物質循環健全化計画播磨灘北東部地域検討委員会議事要旨

日時

平成22年10月5日(火)13:30~15:35

議題

  1. (1)委員長の選任について
  2. (2)海域の物質循環健全化計画検討方針について
  3. (3)地域検討委員会の進め方について
  4. (4)地域の物質循環に係る情報整理について
  5. (5)平成22年度現地調査について
  6. (6)その他

出席者

(委員)
藤原建紀(委員長)、駒井幸雄、首藤宏幸、反田實、出口一郎
兵庫県漁業協同組合連合会 山口徹夫、水産庁瀬戸内海漁業調整事務所指導課 小林一弘、兵庫県農政環境部農林水産局水産課 藤澤崇夫、兵庫県農政環境部環境管理局水質課 森川格、明石市環境部環境保全課 林修司、加古川市環境部環境政策課 竹内清文、(財)ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター 園田竹雪
(オブ)
兵庫県農政環境部農林水産局漁港課 赤曽部俊則
(環境省)
水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室 室石室長
(統括検討委員会事務局)
いであ(株) 平野、島田、黒川
(事務局)
(社)瀬戸内海環境保全協会 嵐、石川、藤原
いであ(株)飯田、奥村

配付資料

資料-1
平成22年度海域の物質循環健全化計画播磨灘北東部地域検討委員会設置要綱
資料-2
海域の物質循環健全化計画について
資料-3
平成22年度海域の物質循環健全化計画播磨灘北東部地域検討委員会の進め方
資料-4
地域の物質循環に係る情報整理について
資料-5
平成22年度現地調査について【委員のみ配付】

議事

  • 会議は公開で行った。

(1) 委員長の選任について【資料-1】

  • 事務局より、資料‐1に基づき「平成22年度海域の物質循環健全化計画播磨灘北東部地域検討委員会設置要綱」が説明され、これを了承された。
  • 委員長に藤原委員、委員長代理に駒井委員が選出された。

(2) 海域の物質循環健全化計画検討方針について【資料-2】

  • 統括検討委員会事務局より、資料-2に基づき、「海域の物質循環健全化計画検討方針」について説明があり、統括検討委員会と地域検討委員会の方針について検討された。
  • 健全な物質循環としてどのような海域あるいは年代の海域を目標とするか、生態系の安定性の目標とする状態、必要な対策については、現存の物を活用しながら海域を健全な方向に持って行くという考え方に基づいて地域検討委員会で検討を進めることとなった。
  • 環境省から、本検討は水質総量削減の第7次の在り方答申にある湾灘毎の研究の必要性に該当し、検討結果は第8次総量削減に取り込まれる予定との説明があった。

(3) 地域検討委員会の進め方について【資料-3】

  • 事務局より、資料-3に基づき、今年度の地域検討委員会の進め方について説明があった。
  • 事務局より、負荷量の情報収集先の対象や算出方法についての説明があった。
  • 委員から、対策検討において留意すべき事項として、対象海域は流れが速く境界外からの移流による影響が大きいため、加古川河口域周辺での対策実施による効果が明確に現れにくいと指摘された。

(4) 地域の物質循環に係る情報整理について【資料-4】

  • 事務局より、資料-4に基づき、地域の物質循環に係る情報整理について説明と今後の情報提供の依頼があった。
  • 委員から、情報収集の範囲や、既存情報の有効利用について留意すべき事項が指摘された。
  • 統括検討委員会事務局より、シミュレーションモデルについて、モデルは水質・底質・生物を考慮し、また、計算対象範囲は播磨灘全域と大阪湾・紀伊水道を含む大領域から対象域へ絞り込む予定で、計算期間は1年間の連続計算とするとの説明があった。

(5) 平成22年度現地調査について【資料-5】

  • 事務局より、資料-5に基づき、今年度の現地調査について、調査計画と夏季調査結果の報告について説明があった。
  • 事務局より、連続観測機器の設置地点や水深についての留意点の説明があった。
  • 委員から、潮流モデルを構築する際は、基本的に海域全体の再現性を維持する必要があるが、北部沿岸付近と鹿ノ瀬周辺海域が特に重要との指摘があった。

(6)その他

  • 本会議の議事要旨は、環境省ホームページで公開するが、配付資料のうち資料-5については、現地速報値を含むため未公開とし、値が確定し次第公開することとした。
  • 次回検討会は、平成22年12月14日(火) 午後に神戸市内で開催する予定となった。

以上

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