日時
平成22年12月14日(火)13:30~15:20
議題
- (1)地域の物質循環に係る情報整理経過の報告
- (2)栄養塩類の循環状況解析について
- (3)夏季・秋季調査結果の報告
- (4)とりまとめ方針
- (5)その他
出席者
- (委員)
- 藤原建紀(委員長)、駒井幸雄、首藤宏幸、反田實、出口一郎
兵庫県漁業協同組合連合会 山口徹夫、水産庁瀬戸内海漁業調整事務所指導課 小林一弘、兵庫県農政環境部農林水産局水産課 藤澤崇夫、兵庫県農政環境部環境創造局自然環境課 結城嘉彦(代理)、兵庫県農政環境部環境管理局水質課 森川格、明石市環境部環境保全課 林修司、加古川市環境部環境政策課 竹内清文、(財)ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター 園田竹雪 - (オブ)
- 兵庫県県土整備部土木局港湾課 田中修平、兵庫県農政環境部農林水産局漁港課 赤曽部俊則
- (環境省)
- 水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室 飯田室長補佐
- (統括検討委員会事務局)
- いであ(株) 平野、黒川
- (事務局)
- (社)瀬戸内海環境保全協会 嵐、石川、藤原
いであ(株) 飯田、奥村
配付資料
- 資料-1
- 地域の物質循環に係る情報整理経過
- 資料-2
- 栄養塩類の循環状況解析についての今後の方針
- 資料-3
- 夏季・秋季調査結果
- 資料-4
- 報告書目次案
- 参考資料-1
- 地域の物質循環に係る情報
- 参考資料-2
- 第1回地域検討委員会の指摘と対応
議事
- 会議は公開で行った。
- 議事開始前に、参考資料-2に基づき第1回地域検討委員会での指摘とそれに対する対応方針が確認された。
(1)地域の物質循環に係る情報整理経過の報告【資料-1・参考資料-1】
- 参考資料-1に基づく「地域の物質循環に係る情報整理経過」について、藻場、干潟、ため池、下水処理場の窒素排出量増加運転の実施状況等について、内容確認された。
- 資料に整理されていない情報として、海底耕耘の実施についての情報提供があり、検討資料として今後追加することとした。
- 統括委員会で構築するシミュレーションモデルによる予測では、1次生産としての植物プランクトンから動物プランクトンまでを対象とし、種による競合を反映させるため、取り込み速度の違いも対象とする。
(2)栄養塩類の循環状況解析について【資料-2】
- 栄養塩類の循環状況解析について、今後検討対策案の一つとしてため池を挙げる場合、供給可能な栄養塩量の把握や実施の可能性を検討する必要性などの留意点について指摘があった。
- 栄養塩が滞留する水域の解消対策を検討するにあたっては、関係者のコンセンサスや対策実施による他への影響の把握が必要との指摘があった。
- 下水処理場や事業場による窒素排出量増加運転は、基準値の範囲内での運転が前提となるが、栄養塩管理の対策案として追加する必要が指摘された。
- 統括委員会で構築するシミュレーションモデルでの予測は、流れの計算区域を播磨灘、大阪湾を含む大領域で実施する予定である。水質の計算範囲や、重要な部分、省略する部分は地域検討委員会において検討し、また、計算結果を受けての評価については地域検討委員会で検討することを確認した。
(3)夏季・秋季調査結果の報告【資料-3】
- 資料-3に基づき夏季・秋季調査の結果及び「河川水の広域的拡散状況調査」の調査地点変更について確認した。
(4)とりまとめ方針【資料-4】
- 資料-4に基づき本年度検討のとりまとめ方針について確認した。
(5)その他
- 事務局より、本委員会の配付資料と議事要旨についてホームページに掲載する旨の報告があった。
- 次回検討会は、平成23年2月23日(水)に開催する予定となった。
以上