動画「Manner Navi in YAKUSHIMA ~屋久島マナーナビ~」では、守るべきポイントを紹介していますのでぜひご確認ください。
動画ですぐわかる!屋久島のルールとマナー
登山やトレッキングを楽しみたい方

たとえ日帰りでも、しっかりとした登山用装備が必要です
山の天気は急変します。たとえ里は晴れていても、山岳部では天候が悪いことがあります。夏であっても風雨に晒されれば体温を奪われ、低体温症等のリスクがあります。
- 数日前から気象情報を確認し、悪天候が予想される場合は計画を中止する勇気を持ってください。
- しっかりしたレインウェア(上下セパレートのもの)、防寒着、登山靴は必携です。(サンダルやスニーカーは不向きです)
- 登山口や山中に売店はありません。食料・行動食は事前に準備してください。
- 山小屋はすべて無人です。食料や寝具、電気、ガス、水道などはありません。

冬季の山岳遭難事故が多発
冬季(12月~3月頃)は標高の高い山で雪が積もることがあります。そのため、天候の影響による遭難や事故が毎年のように発生しています。
冬山登山は推奨していませんが、それでも登山を予定する場合は、単独登山は避ける、自分の体力・経験・技術に応じた余裕ある計画を立てる、十分な装備を準備することなどを必ず守ってください。
- 縄文杉(標高1300m付近)で50cm以上、山頂付近では1mを超える積雪を記録することもあります。
- アイゼンや防寒着など、本格的な冬山装備が必須です。
- 数日前から気象情報を確認し、悪天候が予想される場合は計画を中止する勇気を持ってください。
- 少しでも危険を感じたら無理をせず、即座に引き返してください。
- 冬山経験がない方は、専門のガイドに依頼してください。

体力・経験に応じたコース選び
屋久島には多くの登山ルートがありますが、難易度や所要時間は様々です。自分の体力と経験に見合った無理のない計画を立てましょう。
- 橋のない川を渡る場所やロープを使う場所など、技術が必要な箇所がありますので事前に確認してください。
- 永田歩道や花山歩道などのマイナールートは、初心者向きではありません。
- 特に縄文杉や宮之浦岳は、往復10時間を超える長距離で活動量の多いルートです。自分の体力や経験に見合っているか十分に検討しましょう。
- 日没や最終バスの時間を考慮し、無理なら途中で引き返してください。
- 山中ではほとんどの場所で携帯電話が通じません。連絡がつかない前提で行動しましょう。
- より深く、安全に屋久島の自然を楽しむために、屋久島公認ガイドを依頼することを推奨します。

登山届の提出をお願いします
万が一遭難した場合、登山届は捜索の最も重要な手がかりとなります。あなたの命を守るため、必ず登山届を提出してください。
- どんなに万全な準備をしていても、急な天候の悪化、怪我・病気など、不測の事態が発生することがあります。万が一に備えましょう。
- 登山者が下山しないことが判明した場合に捜索隊が出動することがありますが、その際、登山者情報があると早期発見につながることがあります。
- 登山届は、観光案内所、島内の観光施設・登山口・宿泊施設などで提出できます。
- 登山届のアプリもありますのでご活用ください。

携帯トイレの利用
山中ではトイレの場所が限られています。登山前に、登山口でトイレを済ませましょう。
また、山岳部の水は、麓の集落の飲料水にもなります。水源を守るため、トイレマナーの徹底にご協力ください。
- 登山時は携帯トイレを携行してください。島内の店舗で購入可能です。
- 山中には携帯トイレ専用ブースが各所に複数設置されています。
- 使用済みの携帯トイレは、登山口等の回収箱へ捨ててください。

自然を傷つけない・汚さない
一人ひとりの小さな心がけが、屋久島の自然を守ります。貴重な植生や生態系に影響を与えないよう配慮してください。
- 登山道から外れないようにしましょう。
- 足元の小さなコケや植物を踏まないようにしましょう。
- ゴミは自然の中に捨てずに全て持ち帰りましょう。
- 外来種侵入防止のため、来島時や山の中に入るときは、服、靴、荷物の中などに植物の種や小さな生き物が付着したり、紛れ込んだりしていないか確認してください。

山岳部環境保全協力金について
登山をされる方に「屋久島山岳部環境保全協力金」へのご理解と納入をお願いしています。
日帰り入山:1,000円 / 山中泊での入山:2,000円(中学生以上)
- 協力金は、山岳トイレのし尿搬出や維持管理、登山道の補修、マイカー規制の経費等に活用されます。
- 協力金は、荒川登山バス乗降場、淀川登山口、観光協会などでも納入いただけます。

屋久島公認ガイドを選ぼう
屋久島には自然ガイドの認定制度があり、その中でも「屋久島公認ガイド」は、一定の経験や特別な資格を持つ、屋久島町の公認を受けたガイドです。屋久島で自然体験をする際は、屋久島公認ガイドに依頼しましょう。
- 山・川・海のフィールドごとに認定されています。
- 公認ガイドにお願いすることで、安全面だけでなく、より深く屋久島の自然を楽しむことができます。
野生動物の観察/西部林道でのルール

野生動物への餌やりは禁止されています(自然公園法・町条例)
「動物が可愛いから」「近くで撮影したい」という安易な気持ちでの野生動物への餌やりは、生態系を狂わせ、彼らを不幸にする行為です。
- 野生動物への餌やりは自然公園法や条例で禁止されています。(罰則あり)
- 餌付けを覚えた動物は、人を襲うことがあり、また、農作物に被害を与える危険性が高まる他、人の食べ物は動物の健康を害する恐れがあります。

野生動物とは適度な距離をとりましょう
野生動物を刺激しないよう、一定の距離(車2台分程度)を保って、遠くから観察しましょう。
- 野生動物に近づきすぎるとストレスを与えることになり、威嚇されるなど危険であるほか、野生動物の自然の姿を見ることができません。
- 特に、子連れの母ザルや母ジカは神経質になっていますので、決して近づかないでください。

西部林道ドライブ時の注意
西部林道は世界遺産地域を通る狭い1車線の道路です。野生動物の遭遇率が高く、多くの観光客が訪れますが、車同士の交通事故や野生動物との事故も発生しています。
- 見通しが悪いので、事故防止のため昼間でもライトを点灯し、安全運転を心がけましょう。
- サルやシカが道をふさいだ場合、停車すると安心してさらに動かなくなるので、止まらずにゆっくりと歩くくらいのスピードで進んでください。クラクションにはほとんど反応しません。
- 携帯電話の電波が届かない区間が長く続くため、事故等の緊急時に迅速な連絡が行えない場合があります。安全運転の徹底をお願いいたします。

事前にダウンロード「屋久島西部地域ルールガイド(PDF版)」
西部林道を含む西部地域のこと、ヤクシマザル・ヤクシカのこと、観察ルールのことを詳しくまとめた小冊子(PDF版)です。事前にスマートフォンなどにダウンロードして読むことで更に詳しく知ることができます。
- 主な内容(もくじ)
西部地域とはどんなところ?、サル・シカ観察5つのルール、ヤクシマザルのこと、ヤクシカのこと、西部地域のかつての暮らし、保全の取り組み、西部地域マップ(全14ページ)
ウミガメの産卵を観察したい方

ウミガメは光や音に非常に敏感です
ウミガメは非常にデリケートな生き物です。光や人の気配を感じると、上陸をやめたり、産卵せずに海へ戻ったりすることがあります。
- 砂浜ではライトやスマホの光をつけないでください。
- 車のライトは砂浜へ向けないよう、配慮ください。
- 砂浜を歩き回ると砂が踏み固められ、子ガメが砂の中から出られず死んでしまうことがあります。

観察会に参加し、ルールを守って観察を
永田浜(いなか浜、前浜、四ツ瀬浜)ではウミガメ保護のため、夜間の立ち入り制限などのルールが設けられています。
- 5月1日~9月30日の夜間(20時~翌朝5時)は、永田浜への立ち入りが制限されます。
- 個人での観察は控え、ウミガメ保護利用専門部会が主催する観察会にご参加ください。

事前にダウンロード「永田浜ウミガメ観察ルールガイド(PDF版)」
ウミガメのこと、観察会のことを詳しくまとめた小冊子(PDF版)です。事前にスマートフォンなどにダウンロードして読むことで更に詳しく知ることができます。
- 主な内容(もくじ)
ウミガメ観察の前に、永田浜ウミガメ観察会、永田浜ウミガメ観察ルール、ウミガメ保護の取り組み、ウミガメの里~永田集落~、永田浜周辺マップ、屋久島のウミガメ産卵地、栗生浜ウミガメ保護観察ルール、永田浜のインフォメーション、(全18ページ)














