屋久島は北太平洋最大のアカウミガメの産卵地である。
ウミガメは砂浜に上陸して産卵します。 屋久島は、日本の中でもとくに上陸頭数が多く、近年で最も多い年には約3000頭の上陸を確認していて、おもな上陸・産卵地としては、いなか浜や前浜などの総称となる永田浜があげられます。 永田浜では、永田川の流れに乗って屋久島の奥岳から運ばれてくる風化花崗岩の白砂が堆積しており、ウミガメの産卵に適したすばらしい環境が守られてきています。