地球環境・国際環境協力

企業の脱炭素経営への取組状況

企業の脱炭素経営の促進

パリ協定を契機に、企業が気候変動に対応した経営戦略の開示(TCFD)や脱炭素に向けた目標設定(SBT、RE100)などを通じ、脱炭素経営に取り組む動きが進展しています。

こうした企業の取組は、国際的なESG投資の潮流の中で自らの企業価値の向上につながることが期待できます。また、気候変動の影響がますます顕在化しつつある今日、先んじて脱炭素経営の取組を進めることにより他者と差別化を図ることができ、新たな取引先やビジネスチャンスの獲得に結びつくものになっています。

 

TCFD、SBT、RE100に取り組んでいる企業(2022年9月30日時点)

TCFD、SBT、RE100に取り組んでいる我が国企業の状況は以下の通りであり、世界トップクラスとなっています。

■ TCFD、SBT、RE100 取組企業数

TCFD、SBT、RE100 取組企業数(2022年9月30日時点)

 

 TCFD、SBT、RE100 取組企業数(2022年9月30日時点).pdf

 

 

脱炭素経営推進ガイドブック(令和3年度策定)

環境省では、企業の脱炭素経営の具体的な取組を促進するため、各種ガイドを策定しました。

 

TCFDを活用した経営戦略立案のススメ~気候関連リスク・機会を織り込むシナリオ分析実践ガイド 2021年度版[PDF:21.8MB]

TCFD提言に沿った情報開示に向け、企業の気候関連リスク・機会に関するシナリオ分析を行う具体的な手順を解説。我が国企業のシナリオ分析の実践事例(環境省支援事業参加13社)の掲載、1.5℃シナリオのパラメータに関する情報を充実し、国内外におけるTCFD関連文献を整理した一覧表を新規追加。

 

SBT等の達成に向けたGHG排出削減計画策定ガイドブック 2021年度版[PDF:33.7MB]

企業が中長期的視点から全社一丸となって取り組むべく、成長戦略としての排出削減計画の策定に向けた検討の手順、視点、国内外企業の事例、参考データを整理。また、多くの企業で関心が集まっているトピックであるScope3排出量の可視化やサプライヤーエンゲージメントに関する解説を追加。

 

中小規模事業者のための脱炭素経営ハンドブック-温室効果ガス削減目標を達成するために-Ver.1.1[PDF:5.8MB]

中小企業における中長期の削減計画の策定に向け、中小企業が取り組むメリットを紹介するとともに、省エネや再エネの活用や削減対策の計画への取りまとめ等の検討手順を6ステップにより精緻化して整理。中小企業の具体的な取組事例(環境省支援事業参加16社)についても追加掲載。

 

インターナルカーボンプライシング活用ガイドライン~企業の脱炭素・低炭素投資の推進に向けて~(2022年3月更新)[PDF:8.2MB]

企業の経営層や環境関連部署の担当者を読者と想定し、企業の脱炭素の取組を推進する手法の一つであるインターナルカーボンプライシング(ICP)導入時のポイント・実施方法について解説。また、ICPに関する国際的な議論・事例や、実践における検討ポイントの記載を追加。

 

環境省による脱炭素経営の支援関連情報

環境省では、TCFDの報告書に沿ったシナリオ分析やSBT、RE100のための取り組みなど、企業による脱炭素経営の取組を積極的に促進しています。

詳しくは、こちらを参照ください。

 

脱炭素経営フォーラム(2021年度)の開催について

環境省は、脱炭素経営に関する国内外の最新動向を共有し脱炭素社会の実現に向けた企業の実践・行動を促すため、「脱炭素経営フォーラム(2021年度)」を令和31216日(木)にオンライン方式で開催しました。詳細はこちらをご確認ください。

開催日時:令和3年12月16日(木)13:0015:30

開催方式:ライブ配信(YouTube)

 

インターナルカーボンプライシング/SBT関連:支援事業参加企業等の公募について(令和4年度)

環境省では、令和4年度にカーボンニュートラルに向けた企業の脱炭素投資の促進を目的とした「インターナルカーボンプライシング(ICP)を用いた投資決定支援事業」、またScience Based Targets(以下、SBTという。)等の温室効果ガスの排出削減目標を設定した企業の目標達成を支援する「大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進支援事業」、「中小企業の温室効果ガス削減目標に向けた脱炭素経営促進支援事業」を実施します。実施状況は下記の通りです。

 

● ICPを用いた投資決定支援事業 参加企業募集について(※募集は終了しました)

支援内容:インターナルカーボンプライスの導入並びに投資決定への活用支援

(ICPを用いた投資決定に関する方法論の解説/実践形式での検討・実践へのアドバイス/参加企業による合同成果報告会)

対象企業:本事業実行のための体制構築ができており、ICP導入後の実運用が可能である企業(※1)。気候変動に関する目標を設定しており、CDP回答等で気候関連情報を開示している/検討している企業
1: 本事業では、気候変動対応に関連する部署の方、及び投資の意思決定に関連する部署の方のご参加が必須となります。(採択企業は4社程度を予定)

 
募集期間:令和4年7月4日(月)~令和4年7月25日(月) <募集終了>
※ 参加企業を決定しました。詳細はこちらをご参照ください

 

● 大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進支援事業 参加企業募集について(※募集は終了しました)

支援内容:SBT等のサプライチェーン全体の温室効果ガス排出削減目標達成に向けた排出削減対策の検討や実行計画策定の支援
(脱炭素経営に取り組む経営戦略上の目的・意義を明確化するための検討/具体的な削減対策の検討/実行計画の策定)
 
対象企業:SBT認定取得済企業(認定申請中含む)
その他、サプライチェーン全体で中長期削減取組の目標を設定等している企業(4社程度)
 
募集期間:令和4年6月20日(月)~令和4年8月1日(月)12時まで <募集終了>
※ 参加企業を決定しました。詳細はこちらをご参照ください


● 中小企業の温室効果ガス削減目標に向けた脱炭素経営促進支援事業 参加企業募集について(※募集は終了しました)

支援内容:中小企業が脱炭素経営に取り組む意義を明らかにした上で、削減施策を立案し、その削減計画のとりまとめを行うための支援
(検討の進め方や課題の抽出及び特定に関するアドバイス/取組事例の提示)

対象企業:温室効果ガス削減に関する中長期目標を設定している、又は設定を検討している中小企業5社程度

募集期間:令和4年8月19日(金)~令和4年9月23日(金)17時まで <募集終了>
※ 参加企業を決定しました。詳細はこちらをご参照ください


 ● SBT・再エネ100%目標設定支援事業 参加企業等募集について
過年度に実施した目標設定支援事業について令和4年度の実施予定はございません。目標設定にあたっては上述のガイドラインや関連サイトをご参照ください。

 

脱炭素経営 取組企業のメッセージ動画

脱炭素社会の実現に当たって、すでに2050年二酸化炭素実質排出量ゼロに取り組むことを表明している自治体(ゼロカーボンシティ)、また、TCFD、SBT、RE100など脱炭素経営を進める企業のトップ20名に、取組事例や、取組による効果・メリット、取組への熱意などを語っていただきました。
カーボンニュートラルの実践について理解を深めることができる、また、一歩踏み出すためのヒントになるメッセージとなっています。

 

希望される方に上記のトップメッセージを収録したDVDを無料配布いたします。送料は実費負担をお願いいたします。

郵便番号、住所及び氏名を明記した返信用レターパックを同封の上、「ひろがるカーボンニュートラルDVD希望」と封筒表面に明記し、下記の宛先まで送付してください。

〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館3階
  環境省地球環境局地球温暖化対策課 「ひろがるカーボンニュートラル」担当

※なくなり次第、配布を終了させていただきますので、ご了承ください。

 

関連Webページ

環境省 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)

環境省 グリーンバリューチェーンプラットフォーム

TCFD公式サイト(外部サイト)

SBT ウェブページ(外部サイト)

RE100ウェブページ(外部サイト)

再エネ100宣言 RE Action ウェブページ(外部サイト)

環境省 RE100の取組

環境省 地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

Get ADOBE READER