串本海域公園について
串本海域公園の利用
串本海中図鑑
串本海域公園の話題
終わりに
この春一番の話題はクラゲの大量出現でした。3月の中旬頃にオキクラゲが海中公園の港内に集団で押し寄せ、その後アカクラゲがダイビングパーク前ビーチや住崎、備前など、潮岬西岸のダイビングポイントで大量に出現しました。時には串本の上浦海岸に多数漂着し、新聞などでも報道されました。
3月30日に海中展望塔付近に出現した時には、海底から水面を見上げると一面クラゲだらけで、長い触手をのばしたアカクラゲのシルエットがまるで流星群のようでした。この光景に思わずみとれてしまい、バディと一緒に浮き上がりあやうくクラゲ触手の電撃にあうところでした。この時はまるで地雷原に足を踏み入れたような恐怖を感じました。4月になってからもあちこちのダイビングポイントで大量出現がみられ、クラゲ集団が流れ去るのを待ってからエントリーしたり、運悪くクラゲに刺され2本目のダイビングを中止したダイバーもみられました。