ホーム > ネットde研究成果報告会
ネットde研究成果報告会
環境研究総合推進費では、研究活動の内容や成果を社会・国民に対してわかりやすくご説明する場として、毎年3月頃にその年度の研究終了予定課題の研究成果報告会を開催しています。
ここでは、研究成果報告会での発表の模様や発表内容を、発表用のスライドや資料などを通じてご紹介しています。
・平成27年度報告会 ・平成26年度報告会 ・平成25年度報告会 ・平成24年度報告会 ・平成23年度報告会 ・平成22年度報告会
平成27年度 研究成果報告会
研究の対象分野
課題番号 | 課題名 | 研究代表者 所属名・氏名 | 実施期間(年度) | 発表情報 | |
---|---|---|---|---|---|
戦略的研究開発領域(戦略専門部会) | 2研究プロジェクト | ||||
S-9 | アジア規模での生物多様性観測・予測・評価に関する総合的研究 | 矢原 徹一 ( 九州大学 ) | H 23 〜H 27 | 本研究では、アジアにおける生物多様性の現状を評価し、その損失を防ぐための政策提言を行うことを目標として、種・遺伝子多様性、森林・陸水・生態系に関する、アジア規模での生物多様性観測を実施する。定点調査地・・・ | |
S-11 | 持続可能な開発目標とガバナンスに関する総合的研究−地球の限られた資源と環境容量に基づくポスト2015年開発・成長目標の制定と実現へ向けて− | 蟹江 憲史 ( 慶應義塾大学 ) | H 25 〜H 27 | 2015 年に迎えるミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限を前に、ポスト2015 年目標に関する政策論議が高まりつつある。リオ+20 では、持続可能な開発目標(SDGs) 策定へむけたプロセスが合意・・・ |
課題番号 | 課題名 | 研究代表者 所属名・氏名 | 実施期間(年度) | 発表情報 | |
---|---|---|---|---|---|
全領域共通・領域横断(第1部会) | 5研究課題 | ||||
1-1302 | プラットフォーム化を目指した日常行動に関わるLCAデータの整備と教材開発 | 花木 啓祐(栗栖 聖) ( 東京大学 ) | H 25 〜H 27 | 家庭部門での環境負荷削減に向け、Life Cycle Assessment に基づく市民の環境意識醸成が求められる。従来のLCA 教育の取組みは継続性が担保できない等、問題点も多い。そのため、大人が行・・・ | |
1-1303 | 生態系サービスのシナジーとトレードオフ評価とローカルガバナンスの構築 | 齊藤 修 ( 国際連合大学 ) | H 25 〜H 27 | 生態系サービスとは人間が生態系から得ている恵みの総称であり、供給サービス、調整サービス、文化的サービスなどで構成される。各サービスは個別に発揮されるのでなく、サービス間にはトレードオフを含む相互連関が・・・ | |
1-1304 | 「レジリエントシティ政策モデル」の開発とその実装化に関する研究 | 竹内 恒夫 ( 名古屋大学 ) | H 25 〜H 27 | 東日本大震災を契機に自律的なエネルギーシステムや減災をめざす地域づくりが喫緊の課題となり、また、水災害、熱中症や農作物高温障害等の気候変動に伴うとみられる災害が顕在化し、行政的にも、突発的、長期的な様・・・ | |
1RF-1501 | 社会・生態システムの統合化による生態系サービスの自然的・社会経済的価値の予測評価 | 武内 和彦 ( 東京大学 ) | H 27 〜H 27 | 我が国を中心に、長期的には同様の変化が予想されるアジア地域も視野に入れながら、生態系レベルの事象に焦点をあて、社会・生態システムの統合モデルを構築するとともに、それを用いた生態系サービスの自然的・社会・・・ | |
1RF-1502 | アジア地域における持続可能な消費・生産パターン定着のための政策デザインと評価 | 平尾 雅彦 ( 東京大学 ) | H 27 〜H 27 | 国連で合意されている持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためには、持続可能な消費・生産パターン(SCP)への転換が不可欠である。アジア各国でのSCP定着のためには国毎に異なる政治・経済・社会に即し・・・ |
課題番号 | 課題名 | 研究代表者 所属名・氏名 | 実施期間(年度) | 発表情報 | |
---|---|---|---|---|---|
自然共生型社会(第4部会) | 5研究課題 | ||||
4-1301 | 親潮沿岸域のゼニガタアザラシと沿岸漁業の共存に向けた保護管理手法の開発 | 桜井 泰憲 ( 北海道大学 ) | H 25 〜H 27 | 近年、北海道東部沿岸に生息するゼニガタアザラシによる漁業被害(漁獲物の食害)が大きな問題になっている。本研究は、本種の保護管理と持続型沿岸漁業との共存を目標に、道東〜北方四島までの生息地の保全および共・・・ | |
4-1302 | 再導入による希少鳥類の保全手法の確立に関する研究 | 永田 尚志 ( 新潟大学 ) | H 25 〜H 27 | 生物多様性を回復させるために、世界中で再導入(絶滅した地域での野生復帰)が行われているが、飼育繁殖個体の再導入成功率は15%と低い。日本国内でも、コウノトリ(2005 年)、トキ(2008 年)の再導・・・ | |
4-1303 | 農薬による水田生物多様性影響の総合的評価手法の開発 | 林 岳彦 ( (国研)国立環境研究所 ) | H 25 〜H 27 | 近年、水田用殺虫剤の水田生態系への深刻な影響が懸念されている。一方、従来の農薬の生物への影響の評価手法は非常に簡易なものに留まっており、農薬が水田生物の多様性に与えている影響は未だ明らかではない。本研・・・ | |
4-1304 | 島嶼−サンゴ礁−外洋統合ネットワーク系動態解明に基づく石西礁湖自然再生への貢献 | 灘岡 和夫 ( 東京工業大学 ) | H 25 〜H 27 | わが国最大のサンゴ礁域である石西礁湖周辺のサンゴ礁生態系の衰退が最近深刻になって来ている。本研究は、有効なサンゴ礁生態系保全策につながる科学的知見をもたらすことを目的に、開発予定の幼生分散モデル等のさ・・・ | |
4RF-1302 | 環境DNA技術を用いた生物分布モニタリング手法の確立 | 土居 秀幸 ( 広島大学 ) | H 25 〜H 27 | 生物の分布を知るためには、網を仕掛けるなど多大な労力と時間をかけて調査を行う必要があったが、本研究では、環境DNA(水中に遊離しているDNA断片)による生物分布モニタリング手法を提案する。水域生態系で・・・ |