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環境研究総合推進費の概要

目的

研究開発により環境政策の推進に寄与

 環境研究総合推進費(以下「推進費」という。)は、気候変動問題への対応、循環型社会の実現、自然環境との共生、環境リスク管理等による安全の確保など、持続可能な社会構築のための環境政策の推進にとって不可欠な科学的知見の集積及び技術開発の促進を目的として、環境分野のほぼ全領域にわたる研究開発を実施しています。

特徴

環境省が必要とする研究テーマに沿った研究開発を採択・実施

 環境研究総合推進費は、「環境研究・環境技術開発の推進戦略(令和元年5月環境大臣決定)」に示された「重点課題」及び環境省からの「行政要請研究テーマ(行政ニーズ)」を提示して公募を行い、広く産学民官の研究機関の研究者から提案を募り、評価委員会及び分野毎の研究部会の審査を経て採択された課題を実施する、環境政策貢献型の競争的資金です。
 環境省がトップダウン的に研究テーマや研究リーダー等の大枠を決めた上で、研究チームを競争的に選定するシステム(戦略的研究開発領域)を設けるなど、環境政策への貢献・反映に立脚した戦略的な研究開発を強力に推進します。

外部委員の評価により制度運営の透明性・公平性・効率性を確保

 推進費において、事前評価(採択時審査)、中間評価、事後評価を行う評価委員会・研究部会は外部専門家・有識者等からなり、各研究課題は、必要性・効率性・有効性の観点から審査されます。
 事前評価の結果に基づいて新規課題の採否を決定し、中間評価の結果に基づいて次年度予算額の増減を決定するなど、透明かつ公平で効率的な制度運用に努めています。