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課題成果報告


3K133009 廃電気電子機器中の難燃剤の環境挙動予測評価による適正管理技術の確立に関する研究
研究代表者所属名・氏名	羽成　修康 ( （国研）産業技術総合研究所 )	実施期間（年度）	H 25 ～H 27
近年、製品含有化学物質として難燃剤が注目されている。適正管理のため、特定の難燃剤研究は行われてきたが、これだけでは多様な化学物質を管理することは困難である。また製品分析結果の信頼性向上には基準が必要だが、現状不足している。そこで本研究では、残留性や毒性が異なる難燃剤を選択し、それらを既知量添加して作製した基準試料に耐候試験などを行い、試験前後の難燃剤及び無機元素の挙動を把握する。併せて廃棄物中難燃剤も評価し、得られた結果から物質収支を予測、管理技術の確立を目指す。この成果は、物性が類似の化学物質にも応用可能なため、多様な製品含有化学物質の物質収支を包括的に評価する技術になると期待される。

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