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課題成果報告

2-1303 将来の温暖化条件下でのフロン対策強化によるオゾン層の脆弱性回避に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
秋吉 英治
( (国研)国立環境研究所 )
実施期間(年度)H 25 ~H 27
2011 年春季に北極でオゾン層の大規模破壊が観測された。大気中のフロン・ハロンなどオゾン破壊物質(ODS)濃度が依然高く温室効果ガス(GHG)が増加する今後10~20 年の期間はオゾン層の脆弱な期間である。この期間中のオゾン層の脆弱性回避と安定化に向けたオゾン層保護対策(オゾン量の監視、フロン・ハロン濃度の監視、ハロンバンク対策、温室効果ガス濃度の監視、HCFC やHFC の温暖化対策との連携等)に対して、最新の化学気候モデルを用いたグローバルなオゾン層変動のメカニズムの解明と将来予測により、その科学的根拠を提供する。IPCC の温暖化予測モデルをベースにした最新の化学気候モデルの開発と精緻化を行い、今後予想されるオゾン層破壊物質および温室効果ガス濃度の組み合わせを複数組想定して、温暖化が進行する中でのオゾン層の変動予測計算を行う。

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2-1303  成果報告スライド PDF ( 4,896 KB)

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