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課題成果報告

3J142001 廃CRT ファンネルガラス等の無害化技術の実証化研究
研究代表者
所属名・氏名
門木 秀幸
( 鳥取県衛生環境研究所 )
実施期間(年度)H 26 ~H 27
廃CRT ファンネルガラスは、高濃度の鉛を含有し、現在CRT 原料へ水平リサイクルされている。しかし、世界的に見ても、CRT テレビの生産量は将来減少すると考えられ、現在の水平リサイクルは持続不可能であると考えられる。一方、鉛は重要な金属資源であることから、廃CRT ガラスから鉛を分離し、ガラスを無害化し、リサイクルを進める技術を完成することが、持続的な廃CRT リサイクルを達成する上で重要であると考えられる。これまでの研究より、塩化揮発法を用いたファンネルガラスから鉛を高効率で除去する技術を開発しており、実験室レベルにおいて、その除去率の高さ(99.9%)を確認している。本研究は、前述の廃CRT ガラスの置かれている現状に鑑み、技術の実用的な完成を目指すため、塩化揮発法の実証化に関する研究を進めるものである。また、焼却残渣等の他の廃棄物への適用について併せて研究を進める。

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