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課題成果報告

4-1302 再導入による希少鳥類の保全手法の確立に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
永田 尚志
( 新潟大学 )
実施期間(年度)H 25 ~H 27
生物多様性を回復させるために、世界中で再導入(絶滅した地域での野生復帰)が行われているが、飼育繁殖個体の再導入成功率は15%と低い。日本国内でも、コウノトリ(2005 年)、トキ(2008 年)の再導入が開始され、2010 年にヤンバルクイナの飼育繁殖施設が建設された。再導入の途上にあるヤンバルクイナ、トキ、コウノトリを対象として、飼育下の個体の行動・生理状態、遺伝子プロファイルが、放鳥後の個体の繁殖成績等に与える影響を解明し、希少鳥類の再導入成功率を高めるための飼育個体群の管理手法を確立する。希少鳥類の再導入による保全手法の確立は、絶滅危惧鳥類の絶滅を防ぎ、COP10 の愛知目標の実現に貢献する。

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報告スライド
4-1302  成果報告スライド PDF ( 8,072 KB)

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