ホーム > ネットde研究成果報告会 > 平成27年度 > 3K133007 焼却排ガス処理薬剤や飛灰処理キレートが埋立管理に与える影響と対策研究
課題成果報告
3K133007 焼却排ガス処理薬剤や飛灰処理キレートが埋立管理に与える影響と対策研究 | |||
---|---|---|---|
研究代表者 所属名・氏名 |
樋口 壯太郎 ( 福岡大学 ) | 実施期間(年度) | H 25 ~H 27 |
我が国は焼却等中間処理の導入により減容化、無害化、資源化を行った後、残渣を埋立処分することを廃棄物管理の基本方針としてきた。この結果、埋立物の80%以上を焼却残渣で占めるようになった。焼却残渣には排ガス処理に用いられる石灰や飛灰の重金属安定化に用いられる有機キレート剤が含まれている。これらは埋立処分されるとチオ尿素様物質による硝化阻害や大量のCa 汚泥の発生、埋立地の高アルカリ、高塩類化による安定化遅延などが顕在化している。本研究はこれらを実験検証と廃棄物管理システムの見直しにより解消することを目指す。本成果により効率的な廃棄物管理システムを構築し埋立地の安定化促進に貢献することが可能となる。 |
成果報告スライド
資料ダウンロード
- 報告スライド
- 3K133007 成果報告スライド
( 4,633 KB)