「放射線の健康影響等に関する統一的な基礎資料」とは何ですか。
-
1
個々人の不安に対応したきめ細かなリスクコミュニケーションの実施には正確で分かりやすい情報の発信が必要です。環境省大臣官房環境保健部放射線健康管理担当参事官室は、「帰還に向けた放射線リスクコミュニケーションに関する施策パッケージ」に基づき、関係省庁等の発信している情報等を集約した資料である「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」を取りまとめています。
-
2
「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」は上下巻、全10章から構成されています。
上巻「放射線の基礎知識と健康影響」
第1章 放射線の基礎知識
第2章 放射線による被ばく
第3章 放射線による健康影響
第4章 防護の考え方
第5章 国際機関による評価
下巻「東京電力福島第一原発事故とその後の推移(省庁等の取組)」
第6章 事故の状況
第7章 環境モニタリング
第8章 食品中の放射性物質
第9章 事故からの回復に向けた取組
第10章 健康管理 -
3
平成26年度に初版を発行し、その後は毎年、データの更新、最新の情報の取り入れなどの見直しを行っています。