③ 日常生活における被ばく
大地からの放射線だけでなく、私たちは身の回りの様々なものから放射線を受けています。大地や食物などの自然放射線だけでなく、CT検査などの医療で受ける人工放射線も存在します。
自然・人工放射線からの被ばく線量


私たちの身の回りには日常的に放射線が存在し、知らず知らずのうちに放射線を受けています。日常生活において放射線被ばくをゼロにすることはできません。
- 出典:
- 国連科学委員会(UNSCEAR)2008年報告、
(公財)原子力安全研究協会「生活環境放射線(国民線量の算定) 第3版」(2020年)、ICRP103他 より作成
日常生活における被ばく線量(年間)


日本では放射線検査等で受ける医療被ばくの割合が大きいことが知られています。これは一回の検査の被ばく量が大きいCT 検査が広く普及していることや胃がん検診や上部消化管検査が行われているためと考えられています。
- 出典:
- 国連科学委員会(UNSCEAR)2008年報告、(公財)原子力安全研究協会「生活環境放射線(国民線量の算定) 第3版」(2020年)より作成