放射線による健康影響等に関する
ポータルサイト
Effects on Fetuses and Hereditary Effects
胎児への影響・遺伝性影響

⑤ 放射線リスク認知の変化

これまで見てきたように、事故当時にお腹にいた胎児やこれから新たに生まれてくる次世代へ、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射線被ばくの影響はないと言えます。
その一方で、放射線被ばくの影響について、次世代に影響すると考える人はどのぐらいいるのでしょうか。

事故による被ばくが次世代に影響するかどうかに関する質問結果

事故による被ばくが次世代に影響するかどうかに関する質問結果の図

第31回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年6月18日)資料より作成

福島県が実施している県民健康調査では、毎年放射線の健康影響に関するリスク認知について調査をしています。
図は、その次世代影響に関する質問結果の経年変化を表しています。徐々に次世代影響を心配する人の割合は減少しているものの、平成28年度時点でなお4割近くがその可能性を心配しています。

このような放射線の次世代影響への不安は、結婚や妊娠ができるのかといった差別や偏見につながりやすくなります。こうした不安や偏見が被災者にとって敏感な問題であることに留意する必要があります。

放射線リスク認知の変化の詳細は令和元年度版 上巻149ページを参照