国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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春の花

157件の記事があります。

2016年04月26日オオデマリ(大手毬)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花

北の丸公園でオオデマリ(大手毬)の花が見ごろをむかえています。

オオデマリがたくさん咲いている様子の写真

<オオデマリ(大手毬)>

北の丸公園では、花木園エリアに一株だけ見本植栽されています。大きく伸ばした枝先にボリュームたっぷりの"もこもこ"とした"手毬(てまり)"のような純白の花は、一株だけでも目をひきます。

オオデマリのアップの写真

子供が両手の手のひらで包み込めるくらいの大きさの、手毬(てまり)のような塊で咲くこの花は、手毬花(てまりばな)という別名で古くから親しまれています。原種のヤブデマリとともに、寺社などの伝統的な和風の庭にも、洋風の庭にもよく馴染む花木としてさまざまな場所に植えられています。海外では純白の雪玉に例えた"ジャパニーズ・スノーボール"という愛称で親しまれ、日本国内と同じように初夏の庭を飾る花木としてとても人気があるそうです。

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2016年04月22日ノダフジ(野田藤)が見頃です

皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 気象観測

北の丸公園でフジの花が見頃をむかえました。

フジ棚の写真

<ノダフジ(野田藤)の藤棚>

北の丸公園に植えられているフジは、ノダフジ(野田藤)です。日本各地の山野にも自生するヤマフジ(山藤)とよく似ていますが、ノダフジの花房が長く垂れ下がり、ツルが右巻きであることに対し、ヤマフジは花房がやや短く、ツルが左巻きなことで区別がつくそうです。日本各地の寺社や庭園、公園などによく植えられ、主に棚作りに仕立てられて古くから親しまれている植物のひとつです。

フジ棚の写真

北の丸公園の藤棚は、東京管区気象台が設けた気象観測施設「東京・北の丸公園露場」に設置されており、生物季節観測の一環として、現在は比較観測用の参考指標木として観測されているそうです。

フジとアオスジアゲハの写真

<アオスジアゲハ(青条揚羽)>

日本の伝統色のひとつとして知られる「藤色(ふじいろ)」は、古くから高貴な色として大切にされています。

北の丸公園露場の藤棚の辺り一面には、フジの花の甘い香りが漂い、香りに誘わていろいろな昆虫が集まっています。初夏を思わせる空と藤色(ふじいろ)を背景に、アオスジアゲハが、ふわりとふわりと舞っていました。

北の丸公園の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

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2016年04月20日穀雨(こくう)の恵み

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園カエル通信 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花

本日(420日)は、二十四節気のひとつ「穀雨(こくう)」です。春は天気が変わりやすい季節ですが、穀雨の頃になると空模様も安定してくると云われ、晴れた日には初夏を思わせるような日差しが降り注ぎます。

流れの雨の風景写真

<渓流の庭(北の丸公園内)>

北の丸公園の一角では、自然の渓流を模した流れが新緑に包まれ、都心とは思えないような瑞々しい風景が広がっています。この頃に降る春雨は百穀を潤す恵みの雨とされ、各地の田んぼや畑では農家の皆さんが種まきや苗作りに追われます。

ヤマグワの写真

<ヤマグワ(山桑)>

蚕の食草として知られる桑の葉が開きはじめることから、山里では絹をつくるための養蚕の準備をはじめる頃ともされています。北の丸公園の樹林地では、新緑の中でヤマグワが花を咲かせていました。

<チャノキ(茶の木)>

穀雨の頃から5月頃に収穫される新芽を摘んだ茶葉は一番茶として喜ばれます。♪夏も近づく八十八夜♪という茶摘み歌でもよく知られていますが、八十八夜に摘み取られた新茶は、不老長寿の縁起物として特に珍重されます。北の丸公園のチャノキも、ずいぶんと新芽を伸ばしていました。

オタマジャクシの様子の写真(わずかに後ろ足の気配が見える)

<アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)>

北の丸公園の池に生息するアズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)たちも、ついに後肢が出てきた個体が現れました。季節の移り変わりとともに、いよいよ成体(カエル)への劇的な変態がはじまります。

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。桑やお茶の葉を摘んだり、アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)を捕まえて園外に持ち出したり、園外から持ち込んだりせず、そっと観察してください。

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2016年04月04日清明(せいめい)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園カエル通信 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

本日(4月4日)は、二十四節気のひとつ「清明(せいめい)」です。春の清らかで生き生きとしたようすを表すことばが語源と云われています。この頃になるとそこかしこが春の息吹に包まれ、小さないきものたちも元気いっぱい活動します。

染井吉野満開アップ

<満開の染井吉野(ソメイヨシノ)>

満開の桜に目を奪われてしまいますが、その足元では小さな野の草たちが可憐な花を咲かせています。

タンポポ4

<カントウタンポポ(関東蒲公英)>

関東地方から中部地方東部に分布する日本在来のタンポポです。

ナズナ

<ナズナ(薺)>

春の七草のひとつ。ぺんぺん草、三味線草の名で親しまれる植物です。麦栽培の伝来とともに渡来した史前帰化植物とされています。

オオイヌノフグリ

<オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)>

明治時代に渡来したとされる、ヨーロッパ原産の帰化植物です。

<ホトケノザ(仏の座)>

東アジアからヨーロッパ、北アフリカまで広く分布し、日本でも本州から九州まで自生する在来種です。

※春の七草の「ほとけのざ」はキク科のコオニタビラコで、本種とは全くの別種。

キュウリグサ

<キュウリグサ(胡瓜草)>

アジアの温帯に分布し、日本では全国に分布します。葉を揉むときゅうりのような香りがするのが、和名の由来です。

<オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)>

ヨーロッパ原産の植物で、現在では世界中に分布を広げている帰化植物のひとつです。

<ムラサキケマン(紫華鬘)>

日本全土に分布する在来種です。

オタマジャクシ4月4日

<アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)>

北の丸公園の池に生息するアズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)たち。大きさも形も、前回(春分の日の頃)にご紹介した時とほとんど変化ないように見えますが、体の中では大きな変化(四肢の形成)がはじまっています。

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)を捕まえたり、園外に持ち出したり、園外から持ち込んだりせず、水辺でそっと観察してください。

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2016年03月28日代官町通りのオオシマザクラ(大島桜)

皇居外苑バックナンバー2016 / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

乾門口から千鳥ケ淵戦没者墓苑方面へ向かう代官町通り(千鳥ヶ淵さんぽみち)で、オオシマザクラ(大島桜)が見頃を迎えています。

皇居乾通り一般公開の参入口は、坂下門(皇居前広場側)です。乾門(北の丸公園側)は退出専用ですので、お間違えの無いようにご注意ください。

.代官町通りオオシマザクラ(大島桜)

<代官町通りのオオシマザクラ(大島桜)>

伊豆大島に多く見られることが名の由来です。桜餅の葉として有名で、クマリンというかすかな甘い香りがあります。オオシマザクラを母体として多くのサトザクラが生まれたと考えられています。花は大輪の一重咲きで波打つ花びらが特徴です。

「皇居乾通り一般公開(平成28年春季)」に伴う混雑等の緩和にご協力ください

 皇居(宮内庁)において催される下記行事の開催期間中、皇居周辺の道路や皇居外苑及び北の丸公園内の駐車場等の混雑が発生することが予想されます。

 皇居外苑及び北の丸公園、周辺文化施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしますが、皆様方におかれましても、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

開催日  平成28年3月25日(金)、26日(土)、27日(日)、28日(月)、29日(火)、

          30日(水)、31日(木)   

乾通り一般公開(平成28年春季)皇居東御苑三の丸尚蔵館に関する問い合わせ

 宮内庁へお問い合わせください。

  •  ※皇居乾通り一般公開テレホンサービス(03-3284-6780
参入口(午前10時から午後3時まで)の最寄り駅について
【皇居坂下門】

 皇居坂下門の最寄り駅の利用案内は、各駅(東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、二重橋前駅(東京メトロ千代田線、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

  • ※混雑のため、最寄りの各駅から坂下門まで徒歩で30分近くかかる場合があります。また、入門前の手荷物検査等で長時間お待ちいただく場合もありますので、時間的な余裕を十分に持ってお出掛けください。
退出口の最寄り駅について
【皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)】

 皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)の最寄り駅利用案内は、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

  • ※皇居乾門から退出できる時間は午後4時までです。
  • ※皇居東御苑(北桔橋門、平川門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
【皇居東御苑(大手門)】

 皇居東御苑(大手門)の最寄り駅の利用案内は、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)へお問い合わせください。

  • ※皇居東御苑(大手門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
北の丸公園(田安門口)の最寄り駅について

 北の丸公園(田安門口)の最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

皇居乾門、北の丸公園周辺の文化施設の利用案内

 近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道千鳥ヶ淵ボート場(順不同))にお問い合わせください。

昭和館しょうけい館(戦傷病者史料館)は、本日(3月28日(月))休館日です。

千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)》について

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(22時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

皇居外苑/楠公駐車場(バス)の利用規制について

 所轄警察署の指導により、乾通りの一般公開を目的として訪れる観光バスについては、降車専用となり、駐車することはできません。二重橋観光などの一般的な公園利用を目的とした観光バスについては、通常通り駐車可能ですが、上記の措置に伴い通常よりも駐車台数が制限されます。

北の丸公園/北の丸駐車場(バス)の利用規制について

 行事期間中、通常の公園利用を目的とした観光バス等だけで満車となることも予想されます。乾通り一般公開を目的とした観光バスについては、所轄警察署の指導により、北の丸駐車場での駐車、北の丸公園構内での乗車(乗車を目的とした停車)、北の丸公園構内への進入をお断りする場合があります。

  • ※皇居(皇居外苑及び北の丸公園)の周辺道路は、法令により駐停車が禁止されているため乗客の乗降車はできません。行事参加者(とりわけ乾通り一般公開を目的とした観光バス等の運行事業者)の皆様におかれては、当該行事の本旨を踏まえ、参加者等の車列による周辺道路の渋滞や園路・駐車場の混雑等に起因する一般利用者への迷惑や社会的な支障を生じさせないように、「周辺地域においてバス駐車場(乗降場所、待機場所)を確保」し、「皇居付近の最寄り駅まで公共交通機関を利用する」などの対応をご検討いただくなど、十分な配慮がなされますよう重ねてお願いします。

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2016年03月27日代官町通りの陽光(ヨウコウ)

皇居外苑バックナンバー2016 / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

乾門口から千鳥ケ淵戦没者墓苑方面へ向かう代官町通り(千鳥ヶ淵さんぽみち)で、早咲きの桜「陽光(ヨウコウ)」が見頃を迎えています。

皇居乾通り一般公開の参入口は、坂下門(皇居前広場側)です。乾門(北の丸公園側)は退出専用ですので、お間違えの無いようにご注意ください。

代官町通りヨウコウ

<代官町通りの陽光(ヨウコウ)>

野生種のカンヒザクラ(寒緋桜)と、園芸品種の天城吉野(アマギヨシノ)を交配した中から選抜された園芸品種のひとつで、暖かみのある濃いめのピンク色の花が人気の早咲き桜です。

「皇居乾通り一般公開(平成28年春季)」に伴う混雑等の緩和にご協力ください

 皇居(宮内庁)において催される下記行事の開催期間中、皇居周辺の道路や皇居外苑及び北の丸公園内の駐車場等の混雑が発生することが予想されます。

 皇居外苑及び北の丸公園、周辺文化施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしますが、皆様方におかれましても、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

開催日  平成28年3月25日(金)、26日(土)、27日(日)、28日(月)、29日(火)、

          30日(水)、31日(木)   

乾通り一般公開(平成28年春季)皇居東御苑三の丸尚蔵館に関する問い合わせ

 宮内庁へお問い合わせください。

  •  ※皇居乾通り一般公開テレホンサービス(03-3284-6780

参入口(午前10時から午後3時まで)の最寄り駅について
【皇居坂下門】

 皇居坂下門の最寄り駅の利用案内は、各駅(東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、二重橋前駅(東京メトロ千代田線、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

  • ※混雑のため、最寄りの各駅から坂下門まで徒歩で30分近くかかる場合があります。また、入門前の手荷物検査等で長時間お待ちいただく場合もありますので、時間的な余裕を十分に持ってお出掛けください。
退出口の最寄り駅について
【皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)】

 皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)の最寄り駅利用案内は、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

  • ※皇居乾門から退出できる時間は午後4時までです。
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【皇居東御苑(大手門)】

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北の丸公園(田安門口)の最寄り駅について

 北の丸公園(田安門口)の最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

皇居乾門、北の丸公園周辺の文化施設の利用案内

 近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(東京国立近代美術館及び工芸館科学技術館昭和館しょうけい館(戦傷病者史料館)千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道千鳥ヶ淵ボート場(順不同))にお問い合わせください。

国立公文書館(閲覧室・展示室)は、本日(3月27日(日))休館日です。

千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)》について

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(22時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

パレスサイクリングについて

 皇居乾通り一般公開に伴い、本日(3月27日(日))のパレスサイクリングは、お休みになります。パレスサイクリングの開催日等については、(一財)自転車産業振興協会のホームページ(パレスサイクリング)をご確認ください。

皇居外苑/楠公駐車場(バス)の利用規制について

 所轄警察署の指導により、乾通りの一般公開を目的として訪れる観光バスについては、降車専用となり、駐車することはできません。二重橋観光などの一般的な公園利用を目的とした観光バスについては、通常通り駐車可能ですが、上記の措置に伴い通常よりも駐車台数が制限されます。

北の丸公園/北の丸駐車場(バス)の利用規制について

 行事期間中、通常の公園利用を目的とした観光バス等だけで満車となることも予想されます。乾通り一般公開を目的とした観光バスについては、所轄警察署の指導により、北の丸駐車場での駐車、北の丸公園構内での乗車(乗車を目的とした停車)、北の丸公園構内への進入をお断りする場合があります。

  • ※皇居(皇居外苑及び北の丸公園)の周辺道路は、法令により駐停車が禁止されているため乗客の乗降車はできません。行事参加者(とりわけ乾通り一般公開を目的とした観光バス等の運行事業者)の皆様におかれては、当該行事の本旨を踏まえ、参加者等の車列による周辺道路の渋滞や園路・駐車場の混雑等に起因する一般利用者への迷惑や社会的な支障を生じさせないように、「周辺地域においてバス駐車場(乗降場所、待機場所)を確保」し、「皇居付近の最寄り駅まで公共交通機関を利用する」などの対応をご検討いただくなど、十分な配慮がなされますよう重ねてお願いします。

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2016年03月26日代官町通りのヤマザクラ(山桜)

皇居外苑バックナンバー2016 / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

乾門口から千鳥ケ淵戦没者墓苑方面へ向かう代官町通り(千鳥ヶ淵さんぽみち)で、ヤマザクラ(山桜)が見頃を迎えています。

皇居乾通り一般公開の参入口は、坂下門(皇居前広場側)です。乾門(北の丸公園側)は退出専用ですので、お間違えの無いようにご注意ください。

<代官町通りのヤマザクラ(山桜)>

こちらは、国立近代美術館付属工芸館近くに植えられている代官町通りのヤマザクラ(山桜)です。

乾門口から歩いてくると、何気なく植えられている路傍の桜として見過ごしがちですが・・・、ふと工芸館の方角を振り返ってみると、明治時代に建てられた旧近衛師団指令部庁舎(国の重要文化財)の重厚なレンガ造りの建物と穏やかな桜色をしたヤマザクラの花がよく映えるビュースポットです。

<代官町通りのヤマザクラ(山桜)>

こちらのヤマザクラ(山桜)は、同じ代官町通りでも皇居側の歩道に植えられている木で、千鳥ヶ淵側の歩道から眺めると、皇居吹上御所の周りを囲う白壁を背景にして、旧江戸城跡の風情を醸し出しているビュースポットです。

「皇居乾通り一般公開(平成28年春季)」に伴う混雑等の緩和にご協力ください

 皇居(宮内庁)において催される下記行事の開催期間中、皇居周辺の道路や皇居外苑及び北の丸公園内の駐車場等の混雑が発生することが予想されます。

 皇居外苑及び北の丸公園、周辺文化施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしますが、皆様方におかれましても、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

開催日  平成28年3月25日(金)、26日(土)、27日(日)、28日(月)、29日(火)、

          30日(水)、31日(木)   

行事名  「乾通り一般公開(平成28年春季)

乾通り一般公開(平成28年春季)皇居東御苑三の丸尚蔵館に関する問い合わせ

 宮内庁へお問い合わせください。

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【皇居坂下門】

 皇居坂下門の最寄り駅の利用案内は、各駅(東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、二重橋前駅(東京メトロ千代田線、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

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【皇居東御苑(大手門)】

 皇居東御苑(大手門)の最寄り駅の利用案内は、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)へお問い合わせください。

  • ※皇居東御苑(大手門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
北の丸公園(田安門口)の最寄り駅について

 北の丸公園(田安門口)の最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

皇居乾門、北の丸公園周辺の文化施設の利用案内

 近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(東京国立近代美術館及び工芸館科学技術館昭和館しょうけい館(戦傷病者史料館)千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道千鳥ヶ淵ボート場(順不同))にお問い合わせください。

国立公文書館(閲覧室・展示室)は、本日(3月26日(土))休館日です。

千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)》について

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(22時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

パレスサイクリングについて

 皇居乾通り一般公開に伴い、明日(3月27日(日))のパレスサイクリングは、お休みになります。パレスサイクリングの開催日等については、(一財)自転車産業振興協会のホームページ(パレスサイクリング)をご確認ください。

皇居外苑/楠公駐車場(バス)の利用規制について

 所轄警察署の指導により、乾通りの一般公開を目的として訪れる観光バスについては、降車専用となり、駐車することはできません。二重橋観光などの一般的な公園利用を目的とした観光バスについては、通常通り駐車可能ですが、上記の措置に伴い通常よりも駐車台数が制限されます。

北の丸公園/北の丸駐車場(バス)の利用規制について

 行事期間中、通常の公園利用を目的とした観光バス等だけで満車となることも予想されます。乾通り一般公開を目的とした観光バスについては、所轄警察署の指導により、北の丸駐車場での駐車、北の丸公園構内での乗車(乗車を目的とした停車)、北の丸公園構内への進入をお断りする場合があります。

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2016年03月25日"春の通り抜け"(千鳥ヶ淵さんぽみち)

皇居外苑バックナンバー2016 / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

今日(3月25日)から31日までの7日間、一般公開が行われる皇居乾門通りの退出口の一つ「乾門(いぬいもん)」を起点に、早咲きの桜として人気のある陽光(ヨウコウ)が見ごろを迎えた「代官町通り」から「千鳥ヶ淵緑道」、「九段坂公園」を巡って「北の丸公園(田安門口)」、「靖国神社」方面に通り抜ける、春の千鳥ヶ淵さんぽみち をご案内します。

皇居乾通り一般公開の参入口は、坂下門(皇居前広場側)です。乾門(北の丸公園側)は退出専用ですので、お間違えの無いようにご注意ください。

乾門前信号

<乾門前の横断歩道(皇居乾門側から北の丸公園方向)>

皇居乾門を出て正面の横断歩道を渡った先に見える木々が北の丸公園の入口(乾門口)です。

国立公文書館、東京国立近代美術館、北の丸公園第1・第2駐車場、科学技術館、竹橋駅方面は、この交差点を渡ってから右(東)へ、工芸館へは北の丸公園に入って最初の角を左(西)側に曲がるとすぐです。

乾門前信号から千鳥ヶ淵方面を望む

<乾門前の横断歩道(北の丸公園乾門口側から千鳥ヶ淵方面)>

今回ご案内する千鳥ヶ淵さんぽみちは、ここを起点に代官町通りを西に進み、千鳥ケ淵戦没者墓苑、千鳥ヶ淵緑道、千鳥ヶ淵方面へ向かいます。

桜路

<代官町通りの桜並木>

代官町通り(千代田区道)の街路樹には、いろいろな種類の桜が植えられており、桜さんぽの穴場とも言える道路です。工芸館の前を通り過ぎてしばらく進むと、早咲きの桜として人気のある陽光(ヨウコウ)のピンク色が見えてきます。

代官町通り「陽光」?

代官町通り 陽光

<代官町通りの陽光(ヨウコウ)>

代官町通りの陽光(ヨウコウ)は、今年の乾通り一般公開にお越しになられるお客様を迎えるかのように、8分咲きくらいまで咲き進み、今まさに見ごろを迎えています。

代官町通り ヤマザクラ?

<代官町通りのヤマザクラ(山桜)>

.オオシマザクラアップ

<代官町通りのオオシマザクラ(大島桜)>

木によってばらつきがありますが、ヤマザクラ(山桜)やオオシマザクラ(大島桜)も咲き進んでいます。

.代官町通り 竹垣

<代官町通り(千鳥ヶ淵交差点手前から千鳥ヶ淵を臨む>

千鳥ヶ淵交差点3

<千鳥ヶ淵交差点>

今回ご案内する千鳥ヶ淵緑道、千鳥ケ淵戦没者墓苑方面は、交番を目印にこの千鳥ヶ淵交差点を右に進みます。

千鳥ヶ淵公園(半蔵濠公園)方面はこの交差点を左に、英国大使館や半蔵門駅方面は内堀通りを渡ってから左に進みます。

.千鳥ヶ淵緑道入口

<千鳥ヶ淵緑道入口(千鳥ヶ淵交差点側)>

千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)》について

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(22時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

.案内所

<臨時案内所(千代田さくらまつり)>

千鳥ヶ淵戦没者墓苑

千鳥ケ淵戦没者墓苑(西門)>

千鳥ケ淵戦没者墓苑は、平成28年3月25日(金)から3月31日(木)までの期間、開苑時間を午後5時まで延長します。

 ※4月1日(金)以降につきましては、通常どおり午前9時から午後5時までの開苑となります。

千鳥ヶ淵ソメイヨシノ

<千鳥ヶ淵緑道(ボート場付近)の染井吉野(ソメイヨシノ)>

この数日の寒の戻りで、木によって咲き具合にばらつきが大きくなっていますが、千鳥ヶ淵地域の染井吉野(ソメイヨシノ)は、全体的には概ね咲きはじめから一分咲き程度というところでしょうか。

千鳥ヶ淵緑道突き当たり

九段坂千鳥ヶ淵緑道始まり

<千鳥ヶ淵緑道入口(九段坂上・靖国神社側)>

北の丸公園(田安門口)、九段下駅方面へはここを右に進みます。

道路の向かいに見える靖国神社へは、ここを左に曲がってすぐ次の横断歩道(九段坂上交差点)を渡って参拝されるのが近道です。

乾門通り抜け 案内所

<臨時案内所(千代田さくらまつり)>

田安門、千鳥ヶ淵桜

<千鳥ヶ淵(九段坂公園辺りから旧江戸城田安門を臨む>

定点カメラからの映像でしょうか、このあたりの風景が「北の丸公園の桜の開花状況」として一部のテレビで放映されていました。こちらは、皇居外苑千鳥ヶ淵の桜の風景です。九段坂公園付近から見える対岸の堤塘の染井吉野(ソメイヨシノ)は、他の木よりも少し咲き進んでますが、それでも2分咲き程度というところです。

田安門近く

<北の丸公園(田安門口)>

千鳥ヶ淵さんぽみちはここから北の丸公園内の区間に入り、日本武道館の前を通り、北の丸休憩所(ザ・フォレスト北の丸)前から千鳥ヶ淵を望む高台を経由して、北の丸公園(乾門口)方面に続きます。

「皇居乾通り一般公開(平成28年春季)」に伴う混雑等の緩和にご協力ください

 皇居(宮内庁)において催される下記行事の開催期間中、皇居周辺の道路や皇居外苑及び北の丸公園内の駐車場等の混雑が発生することが予想されます。

 皇居外苑及び北の丸公園、周辺文化施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしますが、皆様方におかれましても、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

開催日  平成28年3月25日(金)、26日(土)、27日(日)、28日(月)、29日(火)、

          30日(水)、31日(木)   

行事名  「乾通り一般公開(平成28年春季)

乾通り一般公開(平成28年春季)皇居東御苑三の丸尚蔵館に関する問い合わせ

 宮内庁へお問い合わせください。

  •  ※皇居乾通り一般公開テレホンサービス(03-3284-6780
参入口(午前10時から午後3時まで)の最寄り駅について
【皇居坂下門】

 皇居坂下門の最寄り駅の利用案内は、各駅(東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、二重橋前駅(東京メトロ千代田線、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

  • ※混雑のため、最寄りの各駅から坂下門まで徒歩で30分近くかかる場合があります。また、入門前の手荷物検査等で長時間お待ちいただく場合もありますので、時間的な余裕を十分に持ってお出掛けください。
退出口の最寄り駅について
【皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)】

 皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)の最寄り駅利用案内は、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

  • ※皇居乾門から退出できる時間は午後4時までです。
  • ※皇居東御苑(北桔橋門、平川門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
【皇居東御苑(大手門)】

 皇居東御苑(大手門)の最寄り駅の利用案内は、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)へお問い合わせください。

  • ※皇居東御苑(大手門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
北の丸公園(田安門口)の最寄り駅について

 北の丸公園(田安門口)の最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

皇居乾門、北の丸公園周辺の文化施設の利用案内

 近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館昭和館しょうけい館(戦傷病者史料館)千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道千鳥ヶ淵ボート場(順不同))にお問い合わせください。

千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)》について

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(22時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

パレスサイクリングについて

 皇居乾通り一般公開に伴い、明後日(3月27日(日))のパレスサイクリングは、お休みになります。パレスサイクリングの開催日等については、(一財)自転車産業振興協会のホームページ(パレスサイクリング)をご確認ください。

皇居外苑/楠公駐車場(バス)の利用規制について

 所轄警察署の指導により、乾通りの一般公開を目的として訪れる観光バスについては、降車専用となり、駐車することはできません。二重橋観光などの一般的な公園利用を目的とした観光バスについては、通常通り駐車可能ですが、上記の措置に伴い通常よりも駐車台数が制限されます。

北の丸公園/北の丸駐車場(バス)の利用規制について

 行事期間中、通常の公園利用を目的とした観光バス等だけで満車となることも予想されます。乾通り一般公開を目的とした観光バスについては、所轄警察署の指導により、北の丸駐車場での駐車、北の丸公園構内での乗車(乗車を目的とした停車)、北の丸公園構内への進入をお断りする場合があります。

  • ※皇居(皇居外苑及び北の丸公園)の周辺道路は、法令により駐停車が禁止されているため乗客の乗降車はできません。行事参加者(とりわけ乾通り一般公開を目的とした観光バス等の運行事業者)の皆様におかれては、当該行事の本旨を踏まえ、参加者等の車列による周辺道路の渋滞や園路・駐車場の混雑等に起因する一般利用者への迷惑や社会的な支障を生じさせないように、「周辺地域においてバス駐車場(乗降場所、待機場所)を確保」し、「皇居付近の最寄り駅まで公共交通機関を利用する」などの対応をご検討いただくなど、十分な配慮がなされますよう重ねてお願いします。

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2016年03月18日もうすぐ春分(しゅんぶん)、春到来!

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春のお彼岸に入り、東京都心では春らしい暖かい日になりました。あさって(3月20日)は、二十四節気のひとつ「春分(しゅんぶん)」です。春分の日には、昼と夜の長さがほぼ同じ時間になり、この日を境に夏至までの間は昼の時間が長くなっていきます。

<ウグイス(鴬)>

卒業式シーズンを迎え、日本武道館周辺は旅立ちの春を祝う大勢の方々で賑わっています。賑わう一角から少し離れて北の丸公園内の樹林地等を訪れれば、芽吹きはじめた雑木林にキブシなどの木々が花を咲かせ、梢ではウグイスが春の訪れを告げています。

『ケ、キョ、ホケ、キョ』

北の丸公園のウグイスは、どうやらデビューしたての新人さんのようで、一生懸命さえずりの練習中です。

<キブシ(木五倍子)>

ヒュウガミズキ2

<ヒュウガミズキ(日向水木)>

アカバナミツマタ

<アカバナミツマタ(赤花三椏)>

ミツマタの花

<ミツマタ(三椏)>

木瓜の花アップ紅

<ボケ(木瓜)>

清水門コブシ

<コブシ(辛夷)とヒマラヤヒザクラ(ヒマラヤ緋桜)>

田安門内側サクラ

<北の丸公園内の染井吉野(ソメイヨシノ)>

桜の開花が今か今かと待たれる頃となり、北の丸公園内の染井吉野(ソメイヨシノ)も、堅い花芽の先から蕾が顔を見せはじめていました。

千鳥ヶ淵ボートサクラ

<千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)>

桜の名所として知られる皇居外苑千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)も準備万端です。千鳥ヶ淵さんぽみちの周辺には、いくつか早咲きの桜もありますので、思い思いのコースで街歩きを楽しまれてはいかがでしょうか。

☆近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場、日本武道館、科学技術館国立公文書館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑及び三の丸尚蔵館千代田図書館昭和館しょうけい館(戦傷病者史料館)(順不同))へお問い合わせください。

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップその他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

<靖国神社の染井吉野(ソメイヨシノ)>

こちらは、気象庁東京管区気象台が東京地方の桜の標本木として選定し、生物季節観測の一環としてサクラの開花日、満開日が観測されている靖国神社の染井吉野(ソメイヨシノ)。花芽の殻をすっかり脱ぎ捨てて、遠目にも蕾がはっきり見えはじめており、今にも咲き出しそうな蕾もありました。

オタマジャクシ

<アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)>

昨日の暖かさに北の丸公園の池も温みはじめ、ようやくオタマジャクシらしい形に育ってきたアズマヒキガエルの小さな幼生たちも、水の中で本格的な春の到来を感じているかもしれません。

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)を捕まえたり、園外に持ち出したり、園外から持ち込んだりせず、水辺でそっと観察してください。

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2016年03月14日No.5北の丸公園グリーンアドベンチャー/子供用コース

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園グリーンアドベンチャー / 北の丸公園ブログ / 春の花

北の丸公園グリーンアドベンチャー、子供用コースの設問5番を紹介します。

この木の全形

5番の木の全景です。冬から春にかけて紅い花を咲かせる常緑樹を代表する樹種の一つで、北の丸公園では12月頃から4月頃まで冬の森に暖かな色合いの差し色を添えてくれます。(写真は 1月7日撮影)

パネル

ヒント

○冬から春に赤い花が咲くよ。

○実から取れる油は髪の毛をきれいにするよ。

○鳥が密を吸いにくるよ。

花の様子(写真は1月7日撮影)

この花は、蜜を求めて集まってきた鳥に花粉を運んでもらう鳥媒花(ちょうばいか)で、長く伸びたおしべにはたくさんの花粉を蓄えています。

5番の木の標準和名は「ヤブ〇〇〇」で、文字通り藪状に茂ることが名前の由来になっている〇〇〇科を代表する原種のひとつです。日本では本州から九州、沖縄地方の沿岸から山地にかけて広く分布します。

ピンク色の花

ピンク色で八重咲きの品種(写真は12月14日撮影)

この種類の木は、花を観賞するために古くから園芸品種が作出されており、さまざまな花色、花形の品種が知られています。

この花の実。

実の様子(写真は6月17日撮影)

直径4、5㎝の球形の実は厚い果皮に覆われており、中には2、3個の種が入っています。

実の様子

種の様子(写真は1月7日撮影)

この木の種からは良質な油が採れることでも知られており、古くから食用油や整髪料、燃料油として活用されてきた他、現代ではシャンプーや化粧品などの原料としても幅広く利用されています。

葉っぱの様子

葉の様子(写真は1月7日撮影)

葉はふちに鋸歯(きょし)と呼ばれるギザギザがあり、肉厚で表面がつやつやしています。弱い光でも光合成できるように葉緑素をたくさん持っために厚い葉になり、表面はロウの様に水をはじき、つやつやしたクチクラ層に覆われています。クチクラ層のおかげで葉は乾燥から身を守る事ができます。

そんな葉の様子から、厚葉木(厚い葉の木)、艶葉木(艶(つや)のある葉の木)と呼ばれ、今の名になったと言われています。

樹皮の様子

樹皮の様子(写真は12月18日撮影)

樹皮は灰白色でやや滑らかです。

ツバキ 花盛り

満開の花(写真は3月1日撮影)

枝いっぱいに咲く濃く赤い色の花と緑色の葉の色の対比がとても鮮やかです。

さてこの木は何でしょう?

北の丸公園では、落葉樹林地の周辺や園路脇などの常緑樹林帯に植えられています。樹高が10m以上になるものもあり、年末から年始のまだ花の少ない時期に花が開き始めると、ヒヨドリやメジロが次々と集まり賑やかです。答えはぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。

図:北の丸公園グリーンアドベンチャー、子供用コースNo.5の位置図です

☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。

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