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春の花

157件の記事があります。

2020年04月10日ヤマブキ(山吹)

皇居外苑バックナンバー2020 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

※新型コロナウィルスの影響で、緊急事態宣言が発令されました。

ブログの発信を控えるブロガーさんがさらに増える可能性が高まりましたが、私ども北の丸公園は「そうした時期だからこそ」の想いで、野外活動を控えている皆様にとって、せめてもの「心の拠り所」となれるような情報発信を継続していこうと考えております。

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

ヤマブキ(2020年4月10日、日本武道館付近にて撮影)

バラ科ヤマブキ属に分類される植物で、北海道から九州の山地の谷川沿いに生え、4月頃から5月頃に花を咲かせます。

古くから親しまれ庭木として栽培されています。

名前の由来は諸説ありますが、山に生えること、枝が少しの風でも揺れることから山振り(やまぶり)と呼ばれたのが始まりで、その後ヤマブキと呼ばれるように言葉が変わっていったとされています。

シロヤマブキ(2020年4月10日、吉田茂像付近にて撮影)

バラ科シロヤマブキ属に分類される植物で広島県・岡山県・島根県・福井県の石灰岩地帯の限られた範囲に生え、4月頃から5月頃に花を咲かせます。

ヤマブキと同様、こちらも古くから親しまれ庭木として栽培されています。

名前の由来は、花が白いことと、花の姿がヤマブキに似ていることから付いたとされています。

大きくこの2つの特徴で見分けます。

シロバナヤマブキ(ヤマブキ属)という植物も存在し、シロヤマブキ(シロヤマブキ属)と混同されがちですが、シロバナヤマブキは、白い花を咲かせるヤマブキなので、属が異なる別物となっています。

橋から芝生地を望む(2020年4月10日)

ソメイヨシノの花が激しく散っていました。

モミジ林(2020年4月10日)

木漏れ日が緑を美しく照らしていました。

吉田茂銅像と桜(2020年4月10日)

銅像の周りを桜が彩っていました。

日本武道館前(2020年4月10日)

撮影の際、チュンチュンというスズメの鳴き声が聞こえてきました。

このブログが、外出自粛要請にご協力頂いている皆様に僅かながらの癒しのひとときと、少しでも外出できたような気分を提供できたようでしたら幸いに思います。

※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた皇居外苑(北の丸公園区域を含む)での花見時期の対応に関するお知らせがありますので、下記URLにてご確認下さいませ

URLhttp://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_202.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)

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千鳥ヶ淵ボート場

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千代田区立図書館

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北の丸公園の最寄り駅のご案内

運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線都営地下鉄新宿線

竹橋駅(東京メトロ東西線

神保町駅(東京メトロ半蔵門線都営地下鉄三田線・新宿線

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2020年04月03日清明(せいめい)

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花 / 気象観測

※新型コロナウィルスの影響拡大により、不要不急の外出に対する自粛が求められるようになった昨今、これらの措置を考慮して記事の発信を控えるブロガーさんも増えてまいりました。

そうした状況の中、私ども北の丸公園としましては、敢えて『こうした時期だからこそ』の想いで、外出や野外活動を控えている皆様にとって「心の癒やし・拠り所」となれるような情報の発信を継続していこうと考えております。

4月4日は二十四節気で言う清明です。

清明とは、清浄明潔を略したもので、桜や草木の花が咲き・春先の生き生きとした気があふれてくる頃とされており、沖縄県では、祖先を祭る清明祭/ウシーミーが行われる日となっています。

北の丸公園では、春を告げる定番ともいえるソメイヨシノのピークが過ぎ、ピンクの花を激しく散らせ始めていますが、遅咲きのサクラ類などは見頃となりました。

それでは、現在の園内自然状況とサクラの開花状況をお知らせします。

ゆきだるまとソメイヨシノ(2020年3月30日、芝生地にて撮影)

2020年3月29日の積雪は1988年(昭和63年)以来、実に32年ぶりとなる遅い積雪でした。

園内にあった雪は溶けてしまいましたが、芝生地にどなたかが作った雪だるまが残っておりました。

大イチョウ(2020年4月3日、日本武道館付近にて撮影)

日本武道館の向かいにある大イチョウが芽吹き始めました。

ハナズオウ(2020年4月3日、日本武道館付近にて撮影)

マメ科ハナズオウ属に分類される中国原産の植物で、花は4月頃に咲き、庭木として植えられます。

名前の由来は、花の色が染料の蘇芳(すおう)の色に似ていることから、ハナズオウと付いたとされています。

※染料を取るスオウは、マメ科もしくはジャケツイバラ科のジャケツイバラ属に分類される別の植物です

八重系の遅咲きのサクラ類(2020年4月3日、吉田茂像付近にて撮影)

日本武道館と科学技術館の間の緑地では、ヤエムラサキ、ハタザクラ、イチヨウが見頃を迎え、ギョイコウの開花が始まりました。

遅咲きのサクラ類は見頃を迎えましたが、サクラ自体の季節はそろそろ終盤です。

なお先週ご紹介したレンギョウやシャガなどはまだまだ咲いており、園内は花であふれています。

最後に、このブログが外出自粛にご協力頂だいている皆様に、僅かながらの癒しのひとときと、少しでも外出できたような気分を提供できたようでしたら幸いに思います。

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2020年03月26日ソメイヨシノ(染井吉野)

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

公園内では、ソメイヨシノが見頃を迎え、八重系のサクラ類も開花し始めました。

また、サクラに負けじと、他の植物たちも花を咲かせています。

それでは、現在の北の丸公園のサクラ開花状況と自然状況をお知らせします。

ソメイヨシノ(2020年3月26日、芝生地にて撮影)

バラ科サクラ属に分類され、花は3月頃から4月頃にかけて咲きます。

エドヒガンという系統のサクラとオオシマザクラを、ヒトの手によって組み合わせて作ったとされています。

完成当初は「吉野桜:よしのざくら」と呼ばれておりましたが、古来よりそのように呼んでいたのは奈良県吉野山を発祥地とするヤマザクラだったため、その地名である染井を足し「染井吉野:ソメイヨシノ」と名付けることによって混同を避けたという説が有力で、同時に名前の由来ともなっています。

本日現在のヤエベニトラノオ、ヤエムラサキ、ヤエベニシダレ(2020年3月26日、吉田茂像付近と日本武道館付近にて撮影)

八重系のサクラ類が咲き始めています。

カイドウ/ハナカイドウ(2020年3月23日、気象観測露場付近にて撮影)

バラ科リンゴ属に分類される植物で、中国を原産としています。

花は4月頃に咲き、主に庭木や公園樹などとして植栽されることが多いです。

名前の由来は、中国名の「海棠」を音読みするとカイドウとなることから付いたとされています。

また、花の美しさから、唐の玄宗皇帝が楊貴妃をハナカイドウに例えたとする故事があるように、美女を指す言葉の1つとも言われています。

本日現在のシャガ、ヤマブキ、レンギョウ、ヤマモミジの花(2020年3月26日、園内各所にて撮影)

サクラの他にも様々な花が咲いています。

ソメイヨシノが最盛期を迎えていますが、サクラ類の開花はまだまだ続きます。

色彩やかな花が咲き誇るこの時期ならではのウォーキングや散策に、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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2020年03月19日ヤマザクラ

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

早春のサクラ類の花が激しく落ちるようになり、その終わりが近づいている一方で、入れ替わるかのように咲き始めた別のサクラ類。

公園内は様々な花によっていよいよ色鮮やかになってきました。

それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。

ヤマザクラ(2020年3月19日、近衛歩兵第二連隊記念碑付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類され、東北から九州にかけて生える植物です。

花は3月頃から4月頃にかけて咲き、街路樹や公園樹などとして幅広く植えられています。

名前の由来は、日本に古くからあり、野山に咲いていたことから山桜となったとされています。

なお、明治期にソメイヨシノが広まるまでは、このヤマザクラが一般的にサクラと呼ばれていました。

リキュウバイ(2020年3月19日、気象観測露場付近にて撮影)

バラ科ヤナギザクラ属に分類される植物で、中国を原産としています。

花は4月頃から5月頃にかけて咲き、主に庭木や公園樹などとして植えられています。

名前の由来は、ウメの花に似た花が咲き、茶花(ちゃばな:茶席に使用される花)として好まれることから、茶人の千利休にあやかってリキュウバイと付けられたとされています。

本日現在のアカミオオシマ、ソメイヨシノ、ハナニラ、スイセン類(2020年3月19日、園内各所にて撮影)

アカミオオシマ(オオシマザクラ)は次々に花を咲かせており、ソメイヨシノは開花し始めています。

また、園内各所に植えられているハナニラやスイセン類が見頃を迎えています。

※芝生地と池周辺のソメイヨシノはまだ開花し始めたばかりで、見頃は来週になると思われます

今回ご紹介した以外の花も咲いており、それらを訪れるチョウなどの昆虫たちの姿を見られるようになりました。

春の花探しのウォーキングや散策に、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました

期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ

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2020年03月13日雪柳(ゆきやなぎ)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

ユキヤナギが咲き始め、早春のサクラ類と共に公園内を彩っています。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況とサクラの開花状況をお知らせします。

ユキヤナギ(2020年3月13日、管理事務所付近にて撮影)

バラ科シモツケ属に分類され、本州・四国・九州に生える植物です。

花は4月頃に咲き、主に公園などに植えられます。

名前の由来は、葉がヤナギに似ていることと、重ねあうように咲く花の姿が雪が積もったように見えることから付いたとされています。

また、別名コゴメバナとも呼ばれておりますが、これは、ユキヤナギの花を玄米を精米する際に出る小米(こごめ:欠けてしまったりした小さなお米)に見立てたものとされています。

トサミズキ(2020年3月13日、芝生地付近の林にて撮影)

マンサク科トサミズキ属に分類され、四国に自生する(自然に生えている)植物です。

花は3月下旬頃から4月にかけて咲き、こちらも主に公園などに植えられます。

名前の由来は、"トサ"の名が示すように高知県(旧 土佐国)の山地に自生していることから付いたとされています。

カワヅザクラ、ヒマラヤヒザクラ、オカメ、カンヒザクラ(2020313日、吉田茂像周辺にて撮影)

カワヅザクラは葉の割合が多くなり、ヒマラヤヒザクラとオカメがちょうど見頃を迎えています。

なお、カンザクラは花が終わり、カンヒザクラも花が激しく散るようになりましたので、花の終わりが近いようです。

オオシマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラの花(2020313日日本武道館付近と芝生地にて撮影)

日本武道館に近いオオシマザクラ(アカミオオシマ)、ソメイヨシノ、シダレザクラが開花し始めました。

園内では、タンポポ、ホトケノザ、ハナニラなど今回ご紹介しきれなかった野草の花も咲き始めています。

そうした春探しのウォーキングや散策に、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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2020年03月06日啓蟄(けいちつ)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

3月5日は二十四節気でいう啓蟄でした。

土の中で冬ごもりをしていた虫たちが穴を啓(ひら)いて地上に出てくることから

啓蟄と呼ばれています。(蟄(ちつ)という文字には、土の中に虫が隠れているという意味があります。)

それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。

ヒマラヤヒザクラ(2020年3月6日、清水門付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類されるサクラの一種で、中国南部からネパールに分布している外国のサクラです。

カンヒザクラと似ていますが、ヒマラヤヒザクラは木が大きく育つ特徴があり、10m以上の高さになるとされています。

カンザクラ、カワヅザクラ、カンヒザクラ、オカメ(2020年3月6日、吉田茂像周辺にて撮影)

カンザクラは葉が多くなり、花はほぼ終わりのようです。同様にカワヅザクラも葉が目立ち始めました。

今は、カンヒザクラとオカメが見頃を向かえています。

トサミズキとコブシ(2020年3月6日、吉田茂像周辺・芝生地付近の林にて撮影)

先週ご紹介したサンシュユとハクモクレンの付近では、コブシが咲き始めました。

また、芝生地付近の林の中ではトサミズキが花を咲かせています。

今回ご紹介の花は、科学技術館と日本武道館との間にある吉田茂像を中心とした範囲で見ることができます。

なお、木に咲く花を主にとりあげましたが、地表近くの野草たちも花を咲かせ始めているので、園内全体がにぎやかになってきたように感じます。

そうした春の訪れをあじわいつつの花巡りや芝生地などでのピクニックに、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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2020年02月28日カンヒザクラ

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早春のサクラ類が次々と開花している公園内ではハクモクレンも咲き始め、先のブログでご紹介したサンシュユが満開を迎えています。

それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。

カンヒザクラ(2020228日、清水門付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類されるサクラの一種で、中国南部を中心に、台湾やベトナムに分布しています。

日本では沖縄県石垣島に自生地(自然に生えている場所)があり、国の天然記念物に指定されています。

緋寒桜(ひかんざくら)、元日桜(がんじつざくら)、薩摩緋桜(さつまひざくら)などと呼ばれることもあり、ソメイヨシノが育ちにくい沖縄県では、カンヒザクラがサクラ開花宣言の指標となっています。

カンザクラ、カワヅザクラ、オカメ(2020228日、吉田茂像周辺にて撮影)

ここに来て、開花の早かったカンザクラは葉が目立つようになりました。そろそろ花の終わりが近いようです。

また、カワヅザクラは現在満開で、オカメは咲き始めました。

サンシュユとハクモクレン(2020228日、吉田茂像周辺にて撮影)

満開を迎えたサンシュユの花は、日光に照らされると黄金色に映えるのでとても美しいです。

ハクモクレンも大きな花を咲かせ始めています。

科学技術館と日本武道館の間にある吉田茂像の周辺が、今回ご紹介した植物が見られる場所です。

こうした花巡りや芝生地などでのピクニックに、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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2020年02月21日雨水(うすい)

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2月19二十四節気でいう雨水でした。

雨水とは、空から降るものが雪から雨に変わり・草木の芽が出始める頃を指しているとされ、昔から農耕の準備を始める目安とされています。

公園内では見頃を迎えている早春のサクラ類に続いて、サンシュユも花を咲かせ始めました。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況とサクラの開花状況をお知らせします。

サンシュユ(2020年2月21日、日本武道館付近にて撮影)

ミズキ科ミズキ属に分類される中国原産の植物で3月頃に花を咲かせます。

日本には、江戸時代に薬用植物として輸入される格好で渡来し、名前に"山茱萸"という漢字が使われていたことから音読みのサンシュユとなりました。

春には綺麗な黄色の花を咲かせることから"春黄金花:はるこがねばな"という名前、それから、秋には赤い実を付けることから"秋珊瑚:あきさんご"という季節ごとの名前も持っています。また、観賞用としても栽培されています。

サンシュユの実(2018年12月27日、北の丸休憩所付近にて撮影)

サンシュユの秋の実。赤い色が良く目立ちます。

※現在、実は付いていません

現在のカワヅザクラ(2020221日、吉田茂像、清水門周辺にて撮影)

ほぼ満開のカワヅザクラは、メジロやヒヨドリが花を訪れ枝の間を飛び回っています。

現在のカンザクラ、カンヒザクラ(2020221日、園内各所にて撮影)

カンザクラは花が散り始め、地面には花びらが広がっています。

カンヒザクラは次々に花が開花しています。

ハクモクレン(2020221日、吉田茂像付近にて撮影)

つぼみが割れ始めたことで、開花が近いことがわかります。

サンシュユの花、サクラの花、これから咲きそうなハクモクレンの花など、次々に開花していく植物たちを見るにつれ、いよいよ春の訪れを感じます。

芝生地など開けた場所でのピクニックと今回ご紹介した花を探しに、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました

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2019年04月25日穀雨

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北の丸公園の自然状況をお知らせします。

4月20日は二十四節気でいうところの穀雨(こくう)でした。雨が降る機会が多くなり、田畑に種まきを行う好機とされています。

池と芝生地(左側:2019.3.21撮影 右側:2019.4.22 管理事務所付近の橋から撮影)

この約一ヶ月で、ケヤキの芽吹きをはじめ植物の緑が明るく、多くなりました。

シャガ(2019.4.22 管理事務所付近にて撮影)

アヤメ科に分類されます。

産地域は中国からミャンマーにかけてで、日本では、人里近くの湿り気のある土地などに見られます。

ササやドクダミのように横に根を広げ、そこから芽を伸ばすので、群生する特徴があります。

ツツジの花 (2019.4.22 モミジ林周辺にて撮影)

ツツジ科に分類されます。

古くから日本で親しまれている植物で、公園、生け垣、盆栽などで幅広く植えられています。

ツツジ・サツキ類の園芸品種は非常に数が多いので、分類がとても難しい植物でもあります。

左側:シロツメクサ 右側:花の蜜を吸うベニシジミ(2019.4.22 北の丸休憩所付近にて撮影)

マメ科に分類されます。

一般的にクローバーと呼ばれている植物がこちらで、江戸時代、オランダからやってくる貿易品の緩衝材として、この植物の枯れ草が詰められていました。

そのことから詰め草(つめくさ)と呼ばれるようになり、また、時を同じくして、日本へ渡来してきたとされています。

ツツジやシロツメクサの他、様々な草花があります。北の丸公園でこれらの花を見る散策などはいかがでしょうか。

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

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2019年04月19日サクラとハナミズキ

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北の丸公園の自然状況をお知らせします

遅咲きのサクラも葉が目立つようになり、吉田茂像の正面ではハナミズキが開花し始めています。

遅咲きのサクラと吉田茂像(2019.4.18 吉田茂像付近にて撮影)

ハナミズキ(2019.4.18 吉田茂像正面にて撮影)

ミズキ科に分類されます。

大正時代にアメリカから日本へ渡ってきましたが、その頃から公園や民家などの庭まで、実に幅広く植えられています。

ピンク色に見える部分は総苞片(そうほうへん)と呼ばれる葉が変化したもので、花びらではありません。

その中心に花があります。

ハナミズキの花と総苞の画像(2019.4.18

黄色い円の内部がハナミズキの花です。

オドリコソウ(2019.4.18 気象観測露場付近にて撮影)

オドリコソウの花(2019.4.18 気象観測露場付近にて撮影)

シソ科に分類されます。北海道から九州の山あいから平地にかけた半日陰の環境に生えます。

花が笠をかぶった踊り子のように見えることから、この名前となったとされます。

カラタチ(2019.4.18 北の丸休憩所付近にて撮影)

カラタチの花(2019.4.18 北の丸休憩所付近にて撮影)

ミカン科に分類される中国原産の植物です。古くには民家などで防犯を目的とした生け垣にされていました。

現在も生け垣として植えられるほか、ミカンなどの植物同士を接着する接ぎ木(つぎき)の土台として使われることもあります。

※カラタチには鋭いトゲがあります。観察の際は、お身体などに刺さらないよう注意して下さい。

吉田茂像周辺にあるサクラやハナミズキを見た後は、園内の散策などはいかがでしょうか。

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

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