バックナンバー2016
82件の記事があります。
2016年02月04日立春の候
皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花 / 気象観測 / 皇居外苑・北の丸公園の梅
今日は、二十四節気のひとつ「立春(りっしゅん)」です。暦の上では春となりましたが、北の丸公園のウメは、寒咲き品種の数本を除けば、ようやく蕾がほころび始めたところです。
<ウメ>
梅香る季節にはまだ早いようですが、枝先には丸い蕾が準備万端。日を追うごとにポツリポツリと花開いていきますので、今年のウメは長い期間楽しめるかもしれません。
<寒紅梅(かんこうばい)>
北の丸公園の一角に設けられている東京都心の気象観測点・北の丸公園露場(ろじょう)の傍らにぽつんと1本植えられている寒咲きの桃色のウメは、寒紅梅(かんこうばい)でしょうか。日だまりの中、咲き進んでいる寒紅梅を眺めていると、ひととき春爛漫の風情に包まれます。
<ソメイヨシノの冬芽>
日本気象協会や気象会社各社から今年の桜開花予想(第一回目)が発表されており、東京地方は今のところ概ね例年並み(3月26日前後頃)の開花という予想が多いようです。北の丸公園のソメイヨシノは、しっかりと冬芽に包まれ、万全の寒さ対策をしています。
立春を過ぎると日差しは日に日に強さを増し、早春の花々が少しづつ順繰りと咲き始めていきますが、まだまだ春とは名ばかりで、しばらくは厳しい余寒の日々が続きます。北の丸公園や皇居外苑へ春を探しにお越しの際は、暖かい服装でお出掛けください。
皇居外苑(皇居前広場)の最寄り駅
運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(二重橋前駅(東京メトロ千代田線、東京駅(東京メトロ丸ノ内線、JR)、日比谷駅(都営地下鉄三田線、東京メトロ日比谷線・千代田線)、大手町駅(都営地下鉄三田線、東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線、JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。
北の丸公園の最寄り駅
運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線、都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館、科学技術館、日本武道館、千代田図書館、千鳥ヶ淵緑道、千鳥ケ淵戦没者墓苑、しょうけい館(戦傷病者史料館)、昭和館、東京国立近代美術館及び工芸館、皇居東御苑、三の丸尚蔵館、千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。
なお、2月7日(土)は、東京国立近代美術館と工芸館が無料観覧日です。
☆環境省では、冬、"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル"WARM BIZ"(ウォームビズ)"を呼びかけております。
2016年02月03日節分
皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花
今日は節分、暦の上では明日から春の幕開けです。
北の丸公園では、明日の立春を待ちきれないように、春の足音を感じさせる花々が着々と開き始めています。
<河津桜(カワヅザクラ)>
静岡県河津町で発見された自然交雑由来の園芸品種と云われる寒咲きのサクラです。
北の丸公園では、吉田茂像の付近に1本植えられています。
河津町では、原木とされる木も大切に守られており、毎年2月から3月にかけて、河津川沿い約3.5㎞に渡って植えられた河津桜の並木を中心とした地域一帯で催される「河津桜まつり」には、国内外から多くの観光客が訪れ、大変な賑わいを見せることでも知られています。
河津桜が生まれた伊豆半島は、海岸沿いの大半や天城山麓一帯等が富士箱根伊豆国立公園に指定されており、昭和11年2月1日に国立公園地域に指定されてから、今年でちょうど80周年を迎えました。この3月には富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念式典の開催も予定されています。
<シナマンサク>
中国原産のマンサクの仲間で、枯れ葉をすべて落としきらずに花を咲かせ始めることがマンサクと見分ける特徴と云われています。早春に「まんずさく(まず咲く)」ことが、マンサク(満作/万作)という和名の由来の一つと云われています。
北の丸公園では、清水門脇の展望広場や、吉田茂像の付近などに植えられています。
<カンザクラ(寒桜)>
吉田茂像の傍らで見頃を向かえたカンザクラには、ときおり、たくさんのメジロが蜜を求めにやって来ては、賑やかなさえずりを響かせていました。
<神田明神>
<日枝神社>
地域の鎮守さまでは「豆まき」や「神楽」など、それぞれ特色ある節分祭が執り行われ、国内外から訪れた多くの参拝客でたいへん賑わっていました。
全国的に寒い日が続いています。春の足音を探しのお散歩にお越しの際は、暖かい服装でお出掛けください。
☆環境省では、冬、"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル"WARM BIZ"(ウォームビズ)"を呼びかけております。
2016年01月25日No.21(北の丸公園グリーンアドベンチャー/大人用コース)
皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園グリーンアドベンチャー / 北の丸公園ブログ
北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問21番を紹介します。
21番の木の全景です。(写真は 12月3日撮影)
ヒント
○枝先に大きな葉が垂れ下がってつきます。
○新葉が出ると古い葉が世代交代するように落ちるのでこの名がつきました。
春の葉の様子(4月14日撮影)
前年の葉の中心からに新芽と花の蕾が顔を出してきます。葉柄が紅いのがこの木の特徴です
新葉が出てくると前年の葉が大きく垂れ下がる様子(4月14日撮影)
若芽が伸びてから古い葉が落ちるので、親が子の成長を待って後に譲ることにたとえ、正月の縁起植物の一つとされます。世代交代、子孫繁栄の縁起物としてしめ飾りや床飾りに用いられます。
花の様子。小さな花がまとまって咲く総状花序です。
実の様子(写真は12月3日撮影)
秋(10月)から冬にかけてたくさんの実が付きます。藍黒色の小さな実は、冬の間の貴重なごちそうとして、ツグミやヒヨドリなどの野鳥が好んで食べている姿を見かけます。
落ち葉の様子(撮影は12月14日撮影)
葉はゆっくり黄色く黄葉していき落葉します。裏返すと葉の裏が白いことがわかります。
樹皮の様子(写真は12月14日撮影)
樹皮は白っぽく滑らかです。
材は工作が容易なため、箱材、ろくろ細工に使用されます。
さて、この木の名前は何でしょう?
答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。
2016年01月21日トップ長めでキメてます(カシラダカ)
皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り
今日は大寒。暦の上では一年で一番寒い頃とされています。先日(1月18日)降り積もった残雪がわずかに残る北の丸公園内で、愛らしい冬の使者達に出会いました。
遠目からはスズメのように見える小鳥の群れが、解け残りの雪の上に舞い降りてきて、草の実をついばんでいます。
慎重に近づいてみると、どの鳥もトップ長めのソフトモヒカンスタイルで髪型をばっちりキメた少年みたいに、頭の羽がツンツン立ち上がっています。
ちょっとやんちゃな髪型をしたスズメの団体さん達でしょうか?
体全体の色あいがスズメと似たような印象なので、この鳥が身近にいても気がつかないかもしれませんが、よく観察すれば顔や体の模様もスズメとは異なります。
この野鳥は、「カシラダカ(頭高)」という名前の渡り鳥で、ユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、日本には積雪の少ない地方に冬鳥として渡ってきて、群れをつくって越冬します。おなかからおしりにかけて白いこともこの鳥の特徴で、見た目がよく似たホオジロという野鳥はこの部分が茶色なので、ポイントを知っていると直ぐに見分けがつくそうです。
人が近づいてくると直ぐに木の上に逃げていきますが、少し静かしているとまた元の地面に戻って来て、草の実をついばみ始めます。
カシラダカは、丘陵地の谷戸田のような、隠れ家となる林と河原や農耕地などの開けた草地が接するような環境を好む野鳥として知られています。お濠沿いの堤塘(草土手)や常緑樹と落葉樹がパッチ上に入り交じった樹林、林床の草地や芝生などで構成される北の丸公園の植生は、里山のような環境を好むこのような生き物にとって、うってつけの越冬場所なのかもしれませんね。
冬はバードウォッチングに最適な季節です。北の丸公園内では、スズメとカシラダカが混ざっている群れも見かけましたので、小さなお子さんと一緒にスズメとカシラダカを見比べてみたりして、都心の真ん中にある身近な大自然を体感してみてはいかがでしょうか。
2016年01月19日千鳥ヶ淵ガイダンスツアーを開催しました
皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 環境保全の取り組み / 皇居外苑ブログ
千鳥ヶ淵環境再生プランに基づく事業の一環として、皇居外苑管理事務所主催の千鳥ヶ淵ガイダンスツアーを開催しました。
〈北の丸公園の四阿〉
当日(平成28年1月16日(土))は、天候に恵まれて絶好のツアー日和になりました。
皇居外苑管理事務所では、千鳥ヶ淵やその周辺地域について、豊かな自然環境や歴史など、桜以外の多様な魅力をより多くの方々に広く知っていただき、四季折々を通じて千鳥ヶ淵地域の適正な利用が図られるよう取り組みを進めており、その一環として、千鳥ヶ淵を周回するモデルコース「千鳥ヶ淵さんぽみち」を中心とした情報発信等を推進しています。
〈千鳥ヶ淵堤塘の桜(北の丸公園から千鳥ヶ淵を臨む展望広場)〉
千鳥ヶ淵堤塘の桜は、奥行きや高度感のある変化に富んだ景観と、明治以来のこの地域の歴史を引き継ぐ優れた景観が特徴です。しかし、桜の木が育つには厳しい堤塘という植栽環境や、木自体の老齢化とともに、個々の桜の木が健全な状態では無くなってきたため、千鳥ヶ淵堤塘の桜林をどのように良好に管理していくかが課題となっていることや、個々の桜の木を健全に保って今後も桜の景観が楽しめる場所となるようにするにはどのような管理が必要なのか検討が進められていることなどをご紹介しました。
〈堤塘の草地や林床の植生(北の丸公園内の落葉樹林園地)〉
北の丸公園や濠の堤塘の樹木や草地は、過密な状態にならないよういわゆる里山で伝統的に行われてきた定期的な草刈りや適度な間伐等を持続的な保全管理技術として改めて組み入れることで、多様な自然環境を維持しながら、より快適な利用の推進を図れるよう検討が進められていることなどをご紹介しました。
牛ヶ淵では、自生の可能性があるヘイケボタルやレッドデータブックに掲載されているベニイトトンボなどの希少種を含む多様な生物がいることから、これらを守り育てるための試行的な取り組みや、ヘイケボタル生息地保全として周辺の方々にご協力いただきながら実施している「ホタル保護のための牛ヶ淵地域ルール」の取り組み、牛ヶ淵にいるトンボやホタルなどの多様な生物が住める環境を千鳥ヶ淵地域全体に広げていくとともに北の丸公園の池では自然とふれあい、学べる場所となるように水辺の自然を保全する構想の検討状況等をご紹介しました。
〈ガイダンスツアー参加者との意見交換(かがやきプラザにて)〉
千鳥ヶ淵地域の豊かな自然環境や歴史などの魅力をより多くの方々に楽しんでいただくためには、さまざまな方々に環境教育やガイドの場として実際に活用して頂くことが最も重要であることから、適正な利用を推進するための基礎となるマッチングの仕組みについて検討しており、今年度の千鳥ヶ淵ガイダンスツアーでは、この地域で活動されている学校教職員や観光ガイド・自然観察の団体、メディアの方々を対象にして実施しました。
ガイダンスツアーの最後には、牛ヶ渕の隣に昨年開館(平成27年11月24日)したばかりの高齢者総合サポートセンターかがやきプラザ内のひだまりホールを特別にお借りして、ガイダンスツアーにご参加いただいた皆様との意見交換を行い、さまざまなご意見やご質問をいただきました。
皇居外苑管理事務所では、今後も千鳥ヶ淵地域の保全と適正な利用を推進するための取り組みを進めて参ります。
2016年01月18日足元にご注意ください(皇居外苑・北の丸公園)
皇居外苑お知らせ / お願い / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 気象観測 / 皇居外苑ブログ
皇居外苑や北の丸公園がある東京都心部では、昨夜遅くから降り始めた雪がつもり、北の丸公園露場では18日午前6時の時点で6㎝の積雪が記録されているようです。
現在、雪は雨へと変わりましたが、園内外の路面には水分を吹くんだシャーベット状の雪や、水たまりが多く残っており、長靴が必要な状況です。
今晩から明朝にかけては、車歩道とも路面が凍結することも予想されますので、皇居外苑や北の丸公園、近隣の文化施設等にお越しの際は、足元に十分注意してください。
<北の丸公園田安門口>
<北の丸公園の芝生広場>
皇居外苑(皇居前広場)の最寄り駅
運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(二重橋前駅(東京メトロ千代田線、東京駅(東京メトロ丸ノ内線、JR)、日比谷駅(都営地下鉄三田線、東京メトロ日比谷線・千代田線)、大手町駅(都営地下鉄三田線、東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線、JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。
北の丸公園の最寄り駅
運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線、都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館、科学技術館、日本武道館、千代田図書館、千鳥ヶ淵緑道、千鳥ケ淵戦没者墓苑(順不同))へお問い合わせください。
なお、次の施設は、本日(1月18日(月))お休みです。
しょうけい館(戦傷病者史料館)、昭和館、東京国立近代美術館及び工芸館、皇居東御苑、三の丸尚蔵館、千鳥ヶ淵ボート場(順不同)
2016年01月15日初霜、初雪、初氷
皇居外苑バックナンバー2016 / 冬の花 / 北の丸公園ブログ / 気象観測 / 皇居外苑・北の丸公園の梅
この冬は暖冬傾向が続いていましたが、皇居外苑や北の丸公園がある東京都心部では、1月8日に初霜、12日に初雪、13日に初氷と、ここのところ冬の訪れを告げる便りが続々と届いています。
とりわけ13日は、最低気温が0℃を下回って今冬初めての"冬日"となり、初氷も観測されたため、気象情報や季節のニュースとして取り上げられていました。
<霜柱(しもばしら)>
北の丸公園内の植え込みにも霜柱が出来ています。
初霜(東京都心) 1月8日に観測(平年より19日、前年比で21日遅い記録)
<初氷(はつごおり)>
管理ヤードの水たまりに張っていた氷(13日朝撮影)です。
初雪(東京都心) 1月12日に観測(平年よりも9日、前年比で29日遅い記録)
初氷(東京都心) 1月13日に観測(平年より27日、前年比29日遅い記録)
<池の薄氷(うすごおり)>
公園内の池でも、浮島の上などに薄氷(うすごおり)が残っていました。
<東京都心の気象観測点・北の丸公園露場(ろじょう)>
露場脇に設けられているモニター画面では、観測情報(気温等)が表示されています。
露場の近くでは、例年よりもだいぶ早く咲き出したウメの花も咲いていますが、来週の大寒にかけてぐっと寒い日が続くようです。いよいよ冬も本番、皇居外苑や北の丸公園にお越しの際は、暖かい服装でお出かけ下さい。
生物季節観測「うめの開花日」(東京) 1月10日(平年より16日、前年比16日早い記録)
☆環境省では、冬、"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル"WARM BIZ"(ウォームビズ)"を呼びかけております。
2016年01月12日きれいな青空を守るために
皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 環境保全の取り組み / 皇居外苑ブログ
皇居外苑と北の丸公園の駐車場に、駐停車中のアイドリングストップを呼びかける表示板が設置されました。
〈皇居外苑楠公駐車場のアイドリングストップ表示板〉
環境省では、日々の暮らしの中で低炭素社会の実現に向けて実行できるさまざまな取り組みへの参加を呼びかけています。この機会に大気汚染防止や低炭素社会の実現に向けた取り組みについて、みんなで考えてみましょう。
☆楠公駐車場は、皇居外苑(皇居及び皇居東御苑等の参観を含む)に、大型観光バスや観光タクシー等で訪れる公園利用者のための専用駐車場です。一般の車両(普通乗用車、バイク等)での利用は、特例車両を除き出来ません。
〈北の丸駐車場/第1駐車場のアイドリングストップ表示板〉
これらの表示板を設置した12月は、例年自動車交通量の増加や、ビル・家庭の暖房の他、気象条件の影響等により大気汚染物質濃度が高くなる傾向があることから、環境省では12月を大気汚染防止推進月間として、きれいな空を守ることの大切さを呼びかけています。
☆北の丸駐車場は、北の丸公園及び北の丸公園と一体的に利用される近隣文化施設等を訪れる公園利用者のための専用駐車場です。
〈北の丸駐車場/第2駐車場のアイドリングストップ表示板〉
駐停車中のアイドリングストップをはじめとするエコドライブの実践は、車を使用するすべてのみなさんが取り組むことが出来る大気汚染防止や低炭素社会の実現に向けた選択です。
〈北の丸駐車場/第3駐車場のアイドリングストップ表示板〉
移動手段に公共交通機関を利用することは、毎日の暮らしの中で、みんなができる低炭素社会の実現に向けた選択です。
皇居外苑や北の丸公園、日本武道館等周辺の文化施設にお越しの際は、地下鉄などの公共交通機関をご利用下さい。
皇居外苑(皇居前広場)の最寄り駅
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
- 二重橋前駅(東京メトロ千代田線)
- 日比谷駅(東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線)
- 有楽町駅(東京メトロ有楽町線、JR)
- 大手町駅(東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線、都営地下鉄三田線)
- 東京駅(東京メトロ丸ノ内線、JR)
- 霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)
- 桜田門駅(東京メトロ有楽町線)
(順不同)
北の丸公園の最寄り駅のご案内
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
- 九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線)
- 竹橋駅(東京メトロ東西線)
- 神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)
(順不同)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
開館・開園状況等については、各施設へお問い合わせください。
- しょうけい館(戦傷病者史料館)
- 昭和館
- 日本武道館
- 千代田図書館
- 東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)
北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問18番を紹介します。
18番の木の全景です。秋から冬に紅い実を付ける常緑樹で、北の丸公園では例年11月上旬ごろに紅い実が見頃になります。(写真は12月18日撮影)
ヒント
○常緑高木で、秋には赤く熟した実をたわわに実らせます。
○小枝と葉柄が黒紫色で葉が黒みがかっているので鉄(くろがね)××の名がつきました。
実の様子(写真は12月18日撮影)
紅い実がよく目立つこの木には、秋から冬にかけてさまざまな野鳥が実を食べに集まって来ます。
この樹種は、雌花が咲く木と雄花が咲く木が別の木(雌雄異株)なので、18番の木ように実がなるのは雌木だけで、実をならせるには花粉をつける雄木が近くに生えていることが必要です。
樹皮の様子(写真は12月18日撮影)
葉っぱ(表)の様子
葉っぱの表側は光沢がある深緑色をしており、葉柄が黒紫色です。
葉っぱ(裏)の様子
葉っぱの裏側は、表側に比べて白みがかった緑色で、中心の葉脈以外がはっきり見えないことも大きな特徴で、実がない時期にこの木を見分けるポイントの一つです。
春の新芽がでる頃になると、新しい葉と交代するように古い葉っぱが落葉します。
さて、この木の名前は何でしょう?北の丸公園には、この木のように野鳥が好む実のなる木が数多く植えられており、18番の木が植えられている辺りでも、さまざまな野鳥のさえずりが聞こえてきます。答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。