バックナンバー2015
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2015年10月21日No.5(北の丸公園グリーンアドベンチャー/大人用コース)
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2015年10月15日千鳥ヶ淵さんぽみち《千鳥ケ淵戦没者墓苑から北の丸公園(乾門口)》
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「千鳥ヶ淵さんぽみち」に指定されているルートのうち、千鳥ケ淵戦没者墓苑を起点に、千鳥ヶ淵堤塘沿いの代官町通り(千代田区道)を歩いて、東京国立近代美術館付属工芸館や北の丸公園(乾門口)に向かう散策コース(バリアフリールート)をご案内します。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑から北の丸公園(乾門口)までのバリアフリー経路図>
千鳥ケ淵戦没者墓苑(西門)から北の丸公園(乾門口)までは、約850mゆっくり歩いて約16分、千鳥ヶ淵の堤塘や皇居の木々に包まれたように続く代官町通りの歩道は、都心とは思えないみどりあふれるお散歩コースです。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(東門)>
- ※北の丸公園(田安門口)から千鳥ケ淵戦没者墓苑までのバリアフリー経路のご案内は、こちらをご覧ください。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(公衆トイレ)>
東門を入ってすぐに公衆トイレがあります。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(管理事務所)>
管理事務所には筆談器が配備されています。聴覚や発話に不安のある場合は、携帯されている耳マークを提示したり、窓口に掲示されている「筆談器あります」の表示を指さすなどして職員に筆談での対応を申し出れば、筆談等で応対してくれます。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(多目的トイレ)>
管理事務所の裏手に、車いす対応の多目的ブースも備えた公衆トイレがあります。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(六角堂)>
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(西門へ続くスロープ)>
元々傾斜路と数段の階段が組み合わさせて造られた園路も、階段の一部をスロープ状に改修してあるので、車いすやベビーカーの利用者でも安心して参拝出来ます。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(西門)>
千鳥ヶ淵緑道から振り返って見た西門の全景です。千鳥ケ淵戦没者墓苑には、東門と西門の2カ所出入り口があり、西門の横には参拝者専用駐車場があります。今回は西門から出て千鳥ヶ淵緑道を通って、墓苑入口交差点に向かいます。
<千鳥ヶ淵緑道(千代田区立公園)>
千鳥ヶ淵緑道では、サザンカの園芸品種「御美衣(おみころも)」やシオンが咲いていました。
<墓苑入口交差点・千鳥ヶ淵緑道入口>
千鳥ヶ淵緑道から見える墓苑入口交差点(内堀通り)の様子です。
<千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識/墓苑入口交差点>
千鳥ヶ淵緑道の脇に設置されている案内標識を確認して、左手に進みます。
<千鳥ヶ淵交差点>
この交差点を渡ると内堀通りに沿って半蔵門交差点まで千代田区立の千鳥ヶ淵公園(通称「半蔵門公園」)が整備されており、公園からは皇居のお濠の一つである半蔵濠の雄大な景観が楽しめます。写真右手に映っている内堀通りの横断歩道を渡った先のみどりも千鳥ヶ淵公園(千代田区)の一部。こちらの公園を左手に進むと、その先には内堀通りに沿って緑道が続き、緑道に囲まれるようにイギリス大使館があります。
千鳥ヶ淵さんぽみちは、千鳥ヶ淵交差点の交番を左に曲がって、千鳥ヶ淵堤塘沿いに代官町通りを進みます。
<千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識/千鳥ヶ淵交差点>
ここから千鳥ヶ淵堤塘沿いの代官町通りです。
<代官町通り/千鳥ヶ淵堤塘の四つ目垣>
この辺りからは、歩道に沿って設けられた低い四つ目垣越しに千鳥ヶ淵の水面がご覧いただけます。
<千鳥ヶ淵堤塘の階段>
千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識では、この階段を登って千鳥ヶ淵堤塘の上を通る経路を指し示していますが、バリアフリールートではありませんので、代官町通りの歩道を進むルートをご案内します。
<千鳥ヶ淵堤塘の松林〉
<代官町通りのソメイヨシノ>
<代官町通りのヤマザクラ>
<千鳥ヶ淵堤塘のエノキやムクノキの大木〉
<東京国立近代美術館付属工芸館>
工芸館が見えてきました。工芸館の建物は国指定重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」です。
工芸館前の歩道は首都高速道路をまたぐ高架橋で、やや傾斜がきついスロープ状の坂道になっています。
<北白川宮能久親王銅像下の階段>
この階段を登ると北白川宮能久親王銅像に近道できるため、現在設置されている千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識では矢印が階段園路を指し示していますが、バリアフリールートではありませんので、このまま進んで北の丸公園の乾門口に迂回するルートをご案内します。
<乾門前交差点/代官町通り竹橋駅方面の様子>
代官町通りに沿って真っ直ぐ道なりに進んだ北の丸公園(北桔橋門口)の周辺には、北の丸公園の駐車場(第一駐車場、第二駐車場)や科学技術館、国立公文書館、東京国立近代美術館があり、さらに先に進めば竹橋駅にたどり着きます。
<乾門前交差点/皇居乾門側に渡る横断歩道の様子>
写真の横断歩道を渡った先は、皇居の乾門です。皇居東御苑の参観口のうち、北の丸公園(乾門口)や工芸館付近から最寄りの入口は、乾門前を左に曲がって約220m程先にある北桔橋門です。
<北の丸公園(乾門口)>
千鳥ヶ淵さんぽみちはここから北の丸公園内の区間に入り、東京国立近代美術館付属の工芸館(国指定重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)に向かう園路から右に分岐して千鳥ヶ淵を望む高台を経由して、北の丸公園(田安門口)方面に続きます。
- ※千鳥ヶ淵さんぽみち近隣にある文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(千鳥ケ淵戦没者墓苑、千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場、工芸館、皇居東御苑、科学技術館、国立公文書館、東京国立近代美術館、日本武道館、昭和館(順不同))へお問い合わせください。
- ※耳マークは、聴覚に障がいのある方々がサポートを受けやすい社会環境づくりを推進することなどを目的として、(一財)全日本難聴者・中途失聴者連合会が考案したシンボルマークです。
- ※九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路のご案内は、こちらご覧ください。
- ※竹橋駅(車いす昇降機のある2番出入口)から北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらをご覧ください。
2015年10月13日筆談承ります・北の丸公園
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北の丸公園内の公園施設に筆談器を設置しています。また、園内を巡回している巡視員も筆談器や筆記用具を携帯しています。筆談器の配備場所や筆談器を携帯している巡視員には、耳マークを掲示(巡視員は耳マーク付きの胸章を着用)してあります。聴覚や発話に不安のある方には、筆談などで応対いたしますのでお気軽にお申し出ください。
〇北の丸公園巡視員(写真は国民公園協会皇居外苑巡視班)
耳マーク付きの胸章を着用している巡視員は筆談器を携帯してます。
〇北の丸休憩所(ザ・フォレスト北の丸)
受付カウンターに筆談器を配備してますので、売店・喫茶のサービススタッフにお申し付け下さい。
〇 北の丸駐車場
第3駐車場の管理所(日本武道館前)に筆談器を配備してますので、駐車場スタッフにお申し付け下さい。
〇公園管理事務所(皇居外苑管理事務所北の丸分室)
公園管理事務所の受付カウンターに筆談器を配備してます。聴覚や発話に不安のある場合は、携帯されている耳マークを提示したり、窓口に掲示されている「筆談器あります」の表示を指さすなどして筆談での対応を、インフォメーションスタッフ又は事務所員にお申し付け下さい。
- ※耳マークは、聴覚に障がいのある方々がサポートを受けやすい社会環境づくりを推進することなどを目的として、(一財)全日本難聴者・中途失聴者連合会が考案したシンボルマークです。
☆皇居外苑(皇居前広場他)での筆談器、耳マークの配備状況は、こちらをご覧下さい。
☆近隣の文化施設等におけるバリアフリー対応の状況や開館・開園状況の利用案内については、各文化施設等(昭和館、日本武道館、千代田図書館、東京国立近代美術館及び工芸館、国立公文書館、科学技術館、千鳥ケ淵戦没者墓苑、千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。
2015年10月09日No.16(北の丸公園グリーンアドベンチャー/大人用コース)
皇居外苑バックナンバー2015 / 北の丸公園グリーンアドベンチャー / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉
北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問16番を紹介します。
16番の全景です。小さめの木ですが良い枝振りです。
初秋の頃、いち早く紅葉することでもよく知られており、北の丸公園ではちょうど今頃がこの木の紅葉の見頃になります。(写真は10月8日撮影)
ヒント
- ○大正時代(1912年)に米国ワシントンに贈った桜の返礼に渡来しました。ミズキの仲間です。
- ○春、白色や赤色、桃色の花(総苞)が咲きます。総苞片の先が凹んでいます。
白色の花が咲く品種(写真は4月20日撮影)
桃色の花が咲く品種(写真は4月20日撮影)
花の後に実った果実は秋になると深紅色に熟し、ヒヨドリやツグミなどの野鳥が好む大切なごちそうになります。(写真は10月6日撮影)
葉の筋(葉脈)が弧を描く様に伸びるのもこの木の特徴です。
樹皮には細かく亀裂が入ります。
北の丸公園では、科学技術館北側の園地の一角にまとまってたくさん植えられており、春の花の頃も、初秋の紅葉もとても見応えがあります。アメリカから送られてきた小さな苗木の何本かは皇室園地時代の新宿御苑にも届けられて苗畑で育てられ、後の時代になってここ北の丸公園にも移植されたという逸話もあるようですが、どの木がその当時のものなのか残念ながらはっきりとした記録が残っていません。
東京都立園芸高等学校の一角には、アメリカから送られた原木のうちの一本と伝えられる木が大切に残されているそうです。校内なので普段は一般の方が見ることは出来ませんが、毎年秋(11月はじめの土日)に行われる園芸展(文化祭)では原木のある実習エリアも公開されることがありますので、ご覧いただける機会があるかもしれません。
枝先をよく見ると、紅葉した葉っぱや赤く熟した実に並んで白っぽい花芽がたくさんついていて、早くも来年の春、桜の後に咲くための準備を始めています。
さて、この木の名前は何でしょう?
答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。
2015年09月18日九段下駅(6番口)から北の丸公園(田安門口)へのバリアフリールート
皇居外苑バックナンバー2015 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ
九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から、北の丸公園(田安門口)へ向かうバリアフリールートをご案内いたします。
エレベーター等のバリアフリー設備が整った地下鉄出入口から北の丸公園(田安門口)までは、約380m、ゆっくり歩いて約7分です。最寄りの出入口からよりも少し遠回りになりますが、九段坂(靖国通り)の沿道では、皇居のお濠の一つである牛ヶ渕を望む眺望や深々と茂る靖国神社の杜等、九段坂ならではのみどり豊かな景観もご覧いただけます。
<九段下駅(エレベーターがある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路図>
〇エレベーター(地上階)
6番出入口(東西線上り方面からは7番出入口)に設置されています。
〇下りエスカレーター
1番出入口と3b出入口に設置されています。
※九段下駅出入口の詳しい位置や運用時間、駅構内のバリアフリー設備、エレベーターの運行状況等については、九段下駅(都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線・半蔵門線)へお問い合わせください。
<6番出入口の地上ゆきエレベーター乗り場>
<九段下の交差点(靖国通り)>
北の丸公園(田安門口)方面は、このまま前方の歩道を進み、九段坂をまっすぐ上ります。
この交差点を渡ってから左に曲がり、内堀通りを道なりに竹橋駅方面に進むと、途中には旧江戸城清水門や清水濠があり、突き当たりの竹橋交差点を右に曲がって紀伊国坂(代官町通り)を進めば、東京国立近代美術館や国立公文書館、その先に北の丸公園(北桔橋門口)と科学技術館、さらに先には北の丸公園(乾門口)と工芸館へとたどり着けます。
※写真左側の建物は「昭和館」。昭和館手前の小さな建物は「交番」。道の前方に小さく映り込んでいるのは「靖国神社の大鳥居」。
<九段坂(靖国通り)>
<九段下駅2番出入口前>
九段下駅の2番出入口は、北の丸公園(田安門・日本武道館)に最も近い出入口ですが、エレベーターや地上からの下りエスカレーターがありません(地階途中から下りエスカレーターあり)。長い階段を登り降りすることが困難なお客様には少し遠回りになりご不便をおかけしますが、バリアフリー設備の設置された出入口を迂回してご利用されることをおすすめします。
<北の丸公園(田安門口)>
この公園入口は歩行者専用(車いす、ベビーカー、シニアカー及び自転車を含む)です。この入口からは、一般車両やバイク(原動機付自転車を含む)での入園は出来ません。
千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵ボート場)や千鳥ケ淵戦没者墓苑は、ここを曲がらずに九段坂(靖国通り)をまっすぐ上り、次の交差点を左に曲がります。靖国神社は靖国通りをはさんで向かい側ですので、公園入口の傍らにある歩道橋を渡るか、その先の交差点に迂回して横断歩道を渡るとすぐそこです。
※行事開催時は、この入口付近は大変混雑します。混雑時に自転車で来園される方は、自転車を降り押し歩いて通行してください。
※北の丸公園(田安門口)から千鳥ヶ淵緑道経由で千鳥ケ淵戦没者墓苑に向かうバリアフリー経路のご案内は、こちらをご覧ください。
<田安門>
この坂を上ると田安門(国指定重要文化財「旧江戸城田安門」)があり、田安門ををくぐった先が北の丸公園です。
北の丸公園内の一角にある日本武道館も、この門からすぐです。
※九段下駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(京王電鉄京王線、東葉高速鉄道東葉高速線、JR東日本中央本線・総武線、東急電鉄田園都市線、東武鉄道伊勢崎線・日光線(順不同))にお問い合わせください。
※近隣の文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(昭和館、日本武道館、千代田図書館、東京国立近代美術館及び工芸館、国立公文書館、科学技術館、千鳥ケ淵戦没者墓苑、千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。
2015年09月11日彼岸花が咲き始めました
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北の丸公園でヒガンバナが咲き始めました。ヒガンバナは人里に植えられ、曼珠沙華(マンジュシャゲ)の名前で古くから和歌や俳句にもうたわれています。
日本のヒガンバナは実が付きませんが、地下の球根(鱗茎)でよく増えます。北の丸公園では園内各所で紅い花が顔を出している姿が見られます。一般的なヒガンバナは紅い花。花期には葉は無く花後に葉をつける冬緑型の多年草です。
代官町通り沿いの千鳥ヶ淵の堤塘にもぽつりぽつりとヒガンバナが顔を出していました。
ヒガンバナには、アゲハチョウの仲間がよく蜜を吸いにやって来ます。
清水門の雁木坂の法面では白花のヒガンバナがぽつんと咲いていました。同じ種類の植物でも花色が違うと印象がずいぶんと違うものですね。
2015年08月24日竹橋駅(2番口付近)から北の丸公園(田安門口)へのバリアフリールート
皇居外苑バックナンバー2015 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ
竹橋駅(車いす昇降機が設置されている2番出入口)を起点に北の丸公園に向かうバリアフリールートのうち、竹橋交差点(下図の☆印)を右折して内堀通りを通り、九段下交差点から九段坂(靖国通り)を上って北の丸公園(田安門口)方面に向かう経路をご案内いたします。
歩行距離約1.45㎞、ゆっくり歩いて約29分と少し長いルートですが、皇居のお濠を眺めながらのんびりと歩けるお散歩コースの一つとしてもおすすめです。
<竹橋駅2番出入口から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路図>
竹橋駅にはエレベーターは整備されていませんが、2番出入口に車いす昇降機が設置してありますので、そちらからの経路を選択していただくことで、車いすを使用されている方も竹橋駅を利用して北の丸公園や近隣の文化施設にお越しいただくことが可能です。
- ※竹橋駅(車いす昇降機のある2番出入口)から竹橋交差を経由し、東京国立近代美術館や国立公文書館、科学技術館、工芸館等が点在する北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますのでご覧ください。
※竹橋駅出入口の詳しい位置や運用時間、車いす昇降機の利用方法、駅構内のバリアフリー設備等については、竹橋駅(東京メトロ東西線)へお問い合わせください。
※竹橋駅の2番出入口付近では、大手濠緑地広場を全面閉鎖して地下鉄のエレベーター設置工事が行われており、同工事の期間中は大手濠緑地広場は使用出来なくなっております。この区間を通過するランナーや自転車をご利用の皆様におかれましては、歩行者優先で、とりわけ車いすやベビーカーを使用されている方々等に配慮してご通行ください。
<竹橋交差点(内堀通りと代官町通りの分岐点)>
竹橋交差点から北の丸公園(田安門)方面には、この横断歩道を渡って清水濠、清水門などを左手に見ながら進み、九段下交差点で左に曲がり九段坂(靖国通り)をまっすぐ上ります。エレベーターのある九段下駅6番出入口も同じ経路で600mでたどり着けます。少し歩行距離はありますが、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて、エレベーターのある九段下駅方面へ、散策がてら迂回するのも選択枝の一つです。
<竹橋交差点(内堀通り・九段下方面の様子)>
<内堀通り(清水濠まちかど庭園付近の歩道)>
首都高速道路の高架下あたりに、道路付帯の小さな緑地(清水濠まちかど庭園)が整備されています。
<内堀通り(清水濠沿いの歩道)>
歩道の幅が狭くなっているので、混雑時はゆずりあってご通行ください。
<内堀通り(清水橋付近)>
この辺りから見ると、清水濠の水面に日本武道館の特徴的な大屋根と擬宝珠が映り込む景色がご覧になれます。
<内堀通り(旧江戸城清水門)>
旧江戸城清水門(国指定重要文化財)と、日本武道館(東京オリンピック1964を象徴する建造物の一つ))が並ぶビューポイントです。
<内堀通り(千代田区役所庁舎前)>
道路の向かい側の千代田区役所庁舎内には、千代田図書館があります。
<内堀通り(千代田区観光協会付近)>
観光協会のお隣は、先日(平成27年11月24日)開館した高齢者総合サポートセンターかがやきプラザ(併設「九段坂病院)です。各施設に乗り入れる車両等に十分注意して通行して下さい。
- ※この記事と写真は、高齢者総合サポートセンター等の建設工事が終わり、施設が開設された後(平成27年11月27日撮影)に一部差し替えてあります。
<内堀通り(九段南一丁目交差点)>
写真の建物は、旧九段会館(閉鎖中)です。
<九段下交差点(内堀通りと靖国通り)>
北の丸公園(田安門口)は、この交番を目印に左に曲がります。九段下駅でエレベーターが設置されている6番出口はこの交差点を右(神保町駅方面)、7番出入口は直進(飯田橋駅方面)です。
- ※九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますのでご覧ください。
<九段下交差点(麹町警察署九段下交番前)>
交番の左後ろに見える窓のない建物は昭和館です。
九段坂(靖国通り)を真っ直ぐに上ると、坂の途中で北の丸公園(田安門口)にたどり着けます。
<北の丸公園(田安門口)>
この坂の先に、旧江戸城田安門や北の丸公園、日本武道館があります。
※竹橋駅(東西線)に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(東葉高速鉄道東葉高速線、JR東日本中央本線・総武線(順不同))にお問い合わせください。
※九段下駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(京王電鉄京王線、東葉高速鉄道東葉高速線、JR東日本中央本線・総武線、東急電鉄田園都市線、東武鉄道伊勢崎線・日光線(順不同))にお問い合わせください。
※近隣の文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(皇居東御苑、千代田図書館、昭和館、東京国立近代美術館、国立公文書館、科学技術館、日本武道館、工芸館、千鳥ケ淵戦没者墓苑、千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。
2015年08月23日千鳥ヶ淵さんぽみち《北の丸公園(田安門口)から千鳥ケ淵戦没者墓苑(墓苑入口交差点)》
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「千鳥ヶ淵さんぽみち」に指定されているルートのうち、北の丸公園(田安門口)を起点に、千鳥ケ淵戦没者墓苑に立ち寄って、墓苑入口交差点までの散策コース(バリアフリールート)をご案内します。
北の丸公園(田安門口)から墓苑入口交差点は約970mゆっくり歩いて約19分、エレベーターがある九段下駅6番口から千鳥ケ淵戦没者墓苑辺りまでなら約880mゆっくり歩いて約17分、千鳥ヶ淵緑道のみどりや千鳥ヶ淵の水辺など、都心とは思えない四季折々の風景に出会えるお散歩コースです。
<北の丸公園(田安門口)から千鳥ケ淵戦没者墓苑(墓苑入口交差点)までのバリアフリー経路図>
※九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路のご案内は、こちらをご覧ください。
<北の丸公園田安門口(靖国通り)>
<千代田区立九段坂公園(公衆トイレ付近)>
<千代田区立千鳥ヶ淵緑道入口の交差点を田安門方面から見た様子>
<千鳥ヶ淵緑道入口>
前の写真の交差点を左に曲がった辺りの様子です。
ここから千鳥ヶ淵緑道を進めます。
<千鳥ヶ淵緑道(インド大使館前)>
<千鳥ヶ淵緑道(サルスベリ)>
千鳥ヶ淵緑道は、お花見の時期に行われる通り抜けで有名ですが、この緑道には四季折々の花木や草花も植えられています。
<千鳥ヶ淵緑道(水飲場)>
<千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識>
標識に表示しているQRコードを読み込むと、このブログを携帯やスマートフォンでご覧いただけます。
<千鳥ヶ淵ボート場(ボート乗場のスロープ)>
ボート乗り場の入り口は、このスロープでは無く、ここを通り過ぎて、展望台の先にあります。
<千鳥ヶ淵ボート場(展望台側のスロープ)>
<千鳥ヶ淵ボート場(展望台)>
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(東門)>
墓苑にこの東門と、西門の2カ所から参拝出来ます。
<千鳥ケ淵戦没者墓苑(六角堂)>
<千鳥ヶ淵緑道(ベンチと公衆トイレ)>
ここからは、また千鳥ヶ淵緑道の様子を紹介しています。
<千鳥ヶ淵緑道(水飲場と休憩所)>
<千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵をはさんで北の丸公園方向への眺望)>
<千鳥ヶ淵緑道から見える墓苑入口交差点(内堀通り)の様子>
<墓苑入口交差点・千鳥ヶ淵緑道入口>
この交差点から内堀通りに沿って左方面に進むと、千鳥ヶ淵交差点から半蔵門交差点まで千代田区立の千鳥ヶ淵公園(通称「半蔵門公園」)が整備されており、公園からは皇居のお濠の一つである半蔵濠の雄大な景観が楽しめます。
この写真に映っている内堀通りの横断歩道を渡った先のみどりも千鳥ヶ淵公園(千代田区)の一部。こちらの公園を左手に進むと、その先には内堀通りに沿って緑道が続き、緑道に囲まれるようにイギリス大使館があります。
千鳥ヶ淵さんぽみちは、墓苑入口交差点を左に曲がり、交番がある千鳥ヶ淵交差点をさらに左に曲がって代官町通りを道なりにまっすぐ進み、東京国立近代美術館付属の工芸館(国指定重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)の前を通り、北の丸公園(乾門口)に続きます。
※九段下駅出入口の詳しい位置や運用時間、駅構内のバリアフリー設備、エレベーターの運行状況等については、九段下駅(都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線・半蔵門線)へお問い合わせください。
※九段下駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(京王電鉄京王線、東葉高速鉄道東葉高速線、JR東日本中央本線・総武線、東急電鉄田園都市線、東武鉄道伊勢崎線・日光線(順不同))にお問い合わせください。
※千鳥ヶ淵さんぽみち近隣にある文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(昭和館、日本武道館、千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場、千鳥ケ淵戦没者墓苑、工芸館、国立公文書館、東京国立近代美術館、科学技術館(順不同))へお問い合わせください。
2015年08月20日竹橋駅(2番口)から北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)へのバリアフリールート
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竹橋駅(車いす昇降機のある地下鉄出入口)から、北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)方面に向かうバリアフリールートをご案内いたします。
竹橋駅にはエレベーターは整備されていませんが、2番出入口に車いす昇降機が設置されています。駅構内の移動に少し時間はかかりますが、こちらの経路を選択していただくことで、車いすを使用されている方も竹橋駅を利用して北の丸公園や近隣の文化施設にお越しいただくことが可能です。
北桔橋門口(東京国立近代美術館、国立公文書館、科学技術館方面)まで約700mゆっくり歩いて約14分、乾門口(工芸館方面)までは約900mゆっくり歩いて約18分、皇居のお濠沿いに内堀通りから代官町通り(紀伊国坂)を歩くお散歩コースの一つとしてもおすすめです。
<竹橋駅(2番出入口)から北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)までのバリアフリー経路図>
〇車いす昇降機(地上出入口)
2番出入口に設置されています。
竹橋駅構内には小さな階段も多く、複数の車いす昇降機を乗り継ぐ必要があるため、地上に出るだけでも時間がかかります。北の丸公園までの歩行距離も地上だけでも2倍近くになるため、北の丸公園方面に向かうにはやや不便な経路ですが、2番出入口から皇居東御苑(宮内庁)を参観するための出入口の一つである平川門に向かわれる場合は、最寄りの地下鉄出入口として紹介されている1a番出入口からと同じくらいの距離です。
※竹橋駅出入口の詳しい位置や運用時間、車いす昇降機の利用方法、駅構内のバリアフリー設備等については、竹橋駅(東京メトロ東西線)へお問い合わせください。
<竹橋駅2番出入口(車いす昇降機の地上側出入口)>
<竹橋駅2番出入口(大手濠緑地広場)>
車いす昇降機が設置された2番出入口から地上にでた場所には、内堀通り(都道)の付帯施設として設けられた大手濠緑地広場(東京都第一建設事務所)という名前の公園も整備されており、皇居のお濠の一つである大手濠を眺めながら木陰でちょっと一息入れるには最適な場所です。この小さな公園は、大手町駅や大手町のオフィス街からも程近いため、昼休みには多くの方々もひとときの休息に訪れます。
※竹橋駅の2番出入口付近では、大手濠緑地広場を全面閉鎖して地下鉄のエレベーター設置工事が行われており、同工事の期間中は大手濠緑地広場は使用出来なくなっております。この区間を通過するランナーや自転車をご利用の皆様におかれましては、歩行者優先で、とりわけ車いすやベビーカーを使用されている方々等に配慮してご通行ください。
竹橋駅2番出口から北の丸公園に向かう沿道(内堀通り)では、大手濠や、平川門に架かる平川門橋、切り立った石垣と深々と茂る木々等、旧江戸城址の趣や皇居東御苑の自然を感じられる竹橋駅周辺ならでは風景をご覧いただけます。
<竹橋交差点(内堀通りと代官町通りの分岐点)>
北の丸公園(北桔橋門口)方面には、この交差点を渡ってすぐの清水濠に架かる竹橋を左手に進み、紀伊国坂(代官町通り/千代田区道)をまっすぐ上ります。
この交差点付近には、竹橋駅の出入口としては北の丸公園に一番近い1b番出入口や、皇居東御苑(平川門、北桔橋門)の最寄り出入口として紹介されている1a番出入口がありますが、残念ながら、何れの出入口にも地上までのエスカレーターやエレベーター、車いす昇降機等のバリアフリー設備は整備されていません。
この交差点で左に曲がらずに、清水濠に沿った平坦な歩道(内堀通り)を600m程進めばエレベーターのある九段下駅に着きます。途中には、清水濠や旧江戸城清水門、千代田図書館、昭和館などがあります。少し歩行距離はありますが、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて、エレベーターのある九段下駅方面へ、散策がてら迂回するのも選択枝の一つです。
- ※竹橋交差点から内堀通りを通り、九段下交差点から九段坂(靖国通り)を上って北の丸公園(田安門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますのでご覧ください。
<紀伊国坂(代官町通り)>
竹橋を渡るとすぐに東京国立近代美術館が見えてきます。
<紀伊国坂(代官町通り)>
すぐ隣の施設は、国立公文書館です。
<代官町通り(首都高速北の丸出口の交差点)>
首都高速道路から一般車道への出口を横断します。小さな交差点ですが、高速道路から降りてきた車が、一時停止せずに飛び出してくる場合もありますので、ここを横断する際は、歩行者や自転車も十分注意して渡りましょう。
<代官町通り(北の丸公園北桔橋口の交差点)>
この角を右に曲がると北の丸公園(北桔橋門口)です。この先に北の丸公園の駐車場や科学技術館、日本武道館があります。
工芸館に行かれる方は、ここを曲がらずに代官町通りを道なりに進みます。
この入口には、歩道と車道が整備されているので、歩行者(車いす、ベビーカー、シニアカー及び自転車を含む)の他、一般車両やバイク(原動機付自転車を含む)での入園も可能なため、北の丸公園に向かう車が右左折してきます。大型の観光バスや各施設に向かう搬入用の大型トラック等も進入してきますので、ここの横断歩道を渡る際も、周りをよく見て十分注意して渡りましょう。
<代官町通り(北の丸公園乾門口の交差点)>
この交差点が北の丸公園(乾門口)です。北の丸公園を代表する憩いの場である池や芝生がある広場や、東京国立近代美術館付属の工芸館は、ここからが最寄りの公園入口になります。この入口にも、歩道と車道が整備されており、歩行者等の他、一般車両やバイク(原動機付自転車を含む)も通行します。大型バス等も出入りしますので、ここの横断歩道を渡る際も、周りをよく見て十分注意して渡りましょう。
<代官町通り(乾門前交差点)>
代官町通りをはさんで向かい側には、皇居乾門が見えます。
皇居東御苑を参観するための出入口の一つである北桔橋門は、乾門前交差点の押しボタン式信号を押して、青になったら横断歩道を渡り、乾門前の歩道を左に曲がって竹橋駅方面に少し戻ります。乾門前交差点の横断歩道は、一般道路(代官町通り)と首都高速の出入口(代官町IC)を横断しますので、必ず信号が青になるのを待って、周りをよく確認してから渡ってください。
<代官町通り(工芸館前)>
千鳥ケ淵戦没者墓苑や千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵ボート場)方面に向かわれる場合は、工芸館前の代官町通りをさらに道なりに進み、角に交番のある交差点を右に曲がるとすぐそこです。
※竹橋駅(東西線)に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(東葉高速鉄道東葉高速線、JR東日本中央本線・総武線(順不同))にお問い合わせください。
2015年08月07日東京・北の丸公園露場(ろじょう)のご紹介
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北の丸公園内に東京都心の気象観測点が設置されているのはご存じでしょうか?
先日、東京都心部で観測された猛暑日(最高気温が35℃を超えた日)の連続日数が記録更新されたことを受け、この数日、テレビのニュースや天気予報等でもちょくちょく紹介されているので、季節の話題としてご存じの方も多いかもしれません。
写真:北の丸公園内に設けられた東京管区気象台の地上気象観測施設「東京・北の丸公園露場(ろじょう)」の全景
写真左上:積雪計(レーザー光を発射して積もった雪の深さを測ります)
写真左下:感雨器(上部のセンサーに雨や雪が付くと電気が流れ、雨や雪が降っていることが分かります)
写真右上:温度計・湿度計(通風筒内に電気式温度計、電気式湿度計が入っています)
写真右下:雨量計(降雨時に中のますがシーソーのように交互に動きその回数で降水量を測ります)
施設の周りには、生物季節観測に用いられる指標植物も数種類植えられており、藤棚ではノダフジの花が炎天下で風にそよいでいました。
サンゴジュの実は赤く色付き始めています。
ヤマハギも小さな花をたくさん咲かせていて、弓なりにしなった枝のアーチの上では、蝶々(ツマグロヒョウモン)がのどかに羽を休めていました。
北の丸公園の露場は、来園者が気軽に見学出来るように、見学用の通路や観測データの表示施設も整備されています。また、北の丸公園の最寄り駅の一つである竹橋駅から歩いて数分の距離にある気象庁には、「気象科学館」が併設されています。
北の丸公園にお越しの際は、東京の気象観測地点である露場や気象科学館にも立ち寄られては如何でしょうか。
※観測データについては、気象庁東京管区気象台にお問い合わせください。
※露場を含む北の丸公園内でのメディア撮影や取材等は、気象庁東京管区気象台の承諾を得た上で、公園管理事務所(皇居外苑管理事務所北の丸分室)への撮影等許可申請が必要です。
北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問5番を紹介します。
5番の木の全景です。細い枝を広げて比較的大きくなる小高木です。(写真は10月9日撮影)
北の丸公園では、4月末から5月はじめの連休の頃、枝いっぱいに小さな白い花を咲かせ、10月頃になると熟した実が木の足下にたくさん落ちてきます。
ヒント
花の様子(写真は5月8日撮影)
枝いっぱいに特徴のある白い小さな花を下向きにたくさん咲かせ、よい香りがします。
初夏になる若い実(写真は6月17日撮影)
秋になり柔らかく熟してきた実(写真は10月9日撮影)
花が咲いた後、卵形のかわいらしい特徴的な実が鈴成に実ります。ヒントにある石鹸の代用というのは、昔、これくらいの実をつぶすと出てくるサポニンを泡立てて洗浄剤のように使用したことを指すようです。
殻が割れて出てきた実(種子)
この木の足下には、焙煎したコーヒー豆を連想させるような色合いをしたラグビーボールのような形をした小さな実(種子)がたくさん落ちています。この殻(果皮)に含まれる'えぐみ(サポニン成分)'を他の野鳥たちは敬遠して食べないのですが、ヤマガラは、実を枝にたたきつけたりして上手に殻をはずして食べることで知られています。貯食(ちょしょく)といって、秋の内に森のあちこちに隠しておき、木の実の少なくなる冬場の大切なごちそうにします。(写真は10月9日撮影)
ヤマガラ(写真は10月15日撮影)
別の日に、エゴノキの果皮を枝で叩いているヤマガラの様子を観察できました。
葉の様子
葉の特徴は、冬に落葉し、縁のギザギザ(鋸歯)が鈍く少ないことが挙げられます。
樹皮の様子
樹皮は滑らかで暗褐色をおびます。木材は将棋の駒に用いられることもあるそうです。
ネコアシフシ(虫コブ)
ネコの足に似ている不思議な形の虫コブが付くこともこの木の特徴の一つです。
さて、この木の名前は何でしょう?
北の丸公園では、公園中央の落葉樹が植えられた園地にたくさん植えられており、5月には枝からこぼれるように白い清純な花を咲かせた様子を見ることができます。答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。