国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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バックナンバー2016

82件の記事があります。

2016年04月28日北の丸のハナミズキ(花水木)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花

北の丸公園でハナミズキ(花水木)が見ごろになりました。

ハナミズキ花のアップの写真

ハナミズキ林の写真

<花木園のハナミズキ(花水木)>

旧江戸城清水門や科学技術館に程近い花木園の一角には、薄紅色(うすべにいろ)の品種と白色の品種がまとまって植えられています。薄紅色の方が少し先に咲き進む傾向があるようで、白色の方は連休中に見ごろをむかえそうです。

梅林のハナミズキ

<樹林園地のハナミズキ(花水木)>

樹林園地にも薄紅色のハナミズキが数本植えられています。こちらにはテーブルとベンチが設けてあるので、森のような雰囲気の中で、ハナミズキ(花水木)を見ながらのんびりとご休憩いただけます。

※樹林地内や園路と樹林地の境には、元々の地形や木の根などで段差が出来ています。特に雨天時には足元が滑りやすくなっている場合がありますので、ご利用の際はご注意ください。

皇居外苑では、馬場先のハナミズキ(花水木)も見ごろをむかえています。馬場先広場では皇居の緑と都心のビル群と皇居のみどりを背景にして、ハナミズキのお花見が楽しめます。

北の丸公園の最寄り駅について

 北の丸公園最寄り駅の利用案内は、各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園周辺の文化施設の利用案内

 近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

国立公文書館では、4月2日(土)から5月8日(日)まで、平成28年春の特別展徳川家康―将軍家蔵書からみるその生涯―入場料無料会期中無休)が開催されています。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

昭和館では、4月29日(金)昭和の日に、常設展示室無料でご観覧いただけます。詳しくは昭和館へお問い合わせください。

東京国立近代美術館(本館)工芸館では、5月1日(日)無料観覧日に、近代美術館の所蔵作品展「MOMATコレクション」、工芸館の企画展「芹沢銈介のいろは―金子量重コレクション」が、無料でご観覧いただけます。詳しくは東京国立近代美術館にお問い合わせください。

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2016年04月27日コデマリ(小手毬)・ヤエコデマリ(八重小手毬)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花

北の丸公園で、コデマリ(小手毬)の花が見ごろをむかえています。

コデマリの写真

<コデマリ(小手毬)>

北の丸公園のコデマリ(小手毬)は、花木園エリアに2カ所、清水門広場に1カ所、池の西側の園路沿いに1カ所にまとまって植栽されています。小さな"手毬(てまり)"のような純白の花がたくさん集まって咲くようすは、日に日に濃さを増す木々の緑の中にあっても、そこだけ日が差したように明るく、ひときわ清楚で華やいだ景色を醸し出しています。

コデマリ一重の花のアップの写真

<コデマリ(小手毬)>

コデマリ(小手毬)八重咲きの花のアップの写真

<ヤエコデマリ(八重小手毬)>

北の丸公園内には、コデマリの変種で八重咲きの"ヤエコデマリ(八重小手毬)"も植えられており、露場西側の園路脇と、日本武道館南側の林縁に設置されているベンチの傍らの2カ所で、小さな手毬を作り出している花の一輪一輪が八重咲きになってる様子を間近で観察できます。

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2016年04月26日オオデマリ(大手毬)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花

北の丸公園でオオデマリ(大手毬)の花が見ごろをむかえています。

オオデマリがたくさん咲いている様子の写真

<オオデマリ(大手毬)>

北の丸公園では、花木園エリアに一株だけ見本植栽されています。大きく伸ばした枝先にボリュームたっぷりの"もこもこ"とした"手毬(てまり)"のような純白の花は、一株だけでも目をひきます。

オオデマリのアップの写真

子供が両手の手のひらで包み込めるくらいの大きさの、手毬(てまり)のような塊で咲くこの花は、手毬花(てまりばな)という別名で古くから親しまれています。原種のヤブデマリとともに、寺社などの伝統的な和風の庭にも、洋風の庭にもよく馴染む花木としてさまざまな場所に植えられています。海外では純白の雪玉に例えた"ジャパニーズ・スノーボール"という愛称で親しまれ、日本国内と同じように初夏の庭を飾る花木としてとても人気があるそうです。

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2016年04月22日ノダフジ(野田藤)が見頃です

皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 気象観測

北の丸公園でフジの花が見頃をむかえました。

フジ棚の写真

<ノダフジ(野田藤)の藤棚>

北の丸公園に植えられているフジは、ノダフジ(野田藤)です。日本各地の山野にも自生するヤマフジ(山藤)とよく似ていますが、ノダフジの花房が長く垂れ下がり、ツルが右巻きであることに対し、ヤマフジは花房がやや短く、ツルが左巻きなことで区別がつくそうです。日本各地の寺社や庭園、公園などによく植えられ、主に棚作りに仕立てられて古くから親しまれている植物のひとつです。

フジ棚の写真

北の丸公園の藤棚は、東京管区気象台が設けた気象観測施設「東京・北の丸公園露場」に設置されており、生物季節観測の一環として、現在は比較観測用の参考指標木として観測されているそうです。

フジとアオスジアゲハの写真

<アオスジアゲハ(青条揚羽)>

日本の伝統色のひとつとして知られる「藤色(ふじいろ)」は、古くから高貴な色として大切にされています。

北の丸公園露場の藤棚の辺り一面には、フジの花の甘い香りが漂い、香りに誘わていろいろな昆虫が集まっています。初夏を思わせる空と藤色(ふじいろ)を背景に、アオスジアゲハが、ふわりとふわりと舞っていました。

北の丸公園の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

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2016年04月20日穀雨(こくう)の恵み

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園カエル通信 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花

本日(420日)は、二十四節気のひとつ「穀雨(こくう)」です。春は天気が変わりやすい季節ですが、穀雨の頃になると空模様も安定してくると云われ、晴れた日には初夏を思わせるような日差しが降り注ぎます。

流れの雨の風景写真

<渓流の庭(北の丸公園内)>

北の丸公園の一角では、自然の渓流を模した流れが新緑に包まれ、都心とは思えないような瑞々しい風景が広がっています。この頃に降る春雨は百穀を潤す恵みの雨とされ、各地の田んぼや畑では農家の皆さんが種まきや苗作りに追われます。

ヤマグワの写真

<ヤマグワ(山桑)>

蚕の食草として知られる桑の葉が開きはじめることから、山里では絹をつくるための養蚕の準備をはじめる頃ともされています。北の丸公園の樹林地では、新緑の中でヤマグワが花を咲かせていました。

<チャノキ(茶の木)>

穀雨の頃から5月頃に収穫される新芽を摘んだ茶葉は一番茶として喜ばれます。♪夏も近づく八十八夜♪という茶摘み歌でもよく知られていますが、八十八夜に摘み取られた新茶は、不老長寿の縁起物として特に珍重されます。北の丸公園のチャノキも、ずいぶんと新芽を伸ばしていました。

オタマジャクシの様子の写真(わずかに後ろ足の気配が見える)

<アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)>

北の丸公園の池に生息するアズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)たちも、ついに後肢が出てきた個体が現れました。季節の移り変わりとともに、いよいよ成体(カエル)への劇的な変態がはじまります。

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。桑やお茶の葉を摘んだり、アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)を捕まえて園外に持ち出したり、園外から持ち込んだりせず、そっと観察してください。

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2016年04月09日千鳥ヶ淵のサクラ、北の丸公園のサクラ

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 皇居外苑・北の丸公園の桜

"春の嵐"や"花散らしの雨"というキャッチフレーズが付けられていた一昨日の雨を受け、「千鳥ヶ淵の桜は散っちゃいましたか?」「北の丸公園の桜はどうですか?」というお問い合わせが寄せられています。

さて、千鳥ヶ淵と北の丸公園の桜はどんな様子でしょう。

千鳥ヶ淵の桜の様子の写真

千鳥ヶ淵、花筏(はないかだ)とボートの写真

<千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)>

千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)は、まだ散りはじめです。ときおり吹く風が生み出す"花吹雪(さくらふぶき)"の絶景や、水面を飾る"花筏(はないかだ)"の風景をお楽しみいただけます。

田安門前の染井吉野の様子の写真

<旧江戸城田安門前の染井吉野(ソメイヨシノ)>

田安門前の桜並木も散りはじめです。こちらでは、重要文化財に指定されている旧江戸城田安門を背景に、桜の花びらがはらはらと舞い散る江戸景色をお楽しみいただけます。

北の丸公園芝生広場に広がるソメイヨシノの写真 

芝生広場染井吉野の花のアップ。まだキレイです。

<北の丸公園芝生広場の染井吉野(ソメイヨシノ)>

北の丸公園の芝生広場に植えられた染井吉野(ソメイヨシノ)は、園内でも特に咲きはじめるのが遅かったため、一昨日の雨にも負けず満開をキープしています。芝生広場では、今週末から来週前半にかけて、満開から花吹雪に移りゆく染井吉野(ソメイヨシノ)をお楽しみいただけます。

乾入り口紅枝垂の写真

<代官町通りの紅枝垂れ(ベニシダレ)>

清水門近くの八重紅枝垂の写真

<清水門近くの八重紅枝垂>

お問い合わせの多い枝垂れ桜は、北の丸公園乾門口付近の代官町通りに植えられている紅枝垂れ(ベニシダレ)と、清水門の八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)が見ごろをむかえています。この二種類の枝垂れ桜は、染井吉野よりも早咲きの種類と遅咲きの種類で、東京都心では同時に咲くことはあまりないのですが、今年は一緒の時期に両方見られる珍しい春になりました。

イチヨウのアップの写真

<花木園(吉田茂像付近)の一葉(イチヨウ)>

旗桜(ハタザクラ)アップの写真

<花木園(吉田茂像付近)の旗桜(ハタザクラ)>

北の丸公園の一角には、花木の見本展示として一葉(イチヨウ)や旗桜(ハタザクラ)などのサトザクラも、少し(一品種一本づつ程度)植えられており、来週末まで八重桜のお花見もお楽しみいただけます。

最寄り駅等の利用案内

 最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

 主な最寄り駅(エレベーターや車いす昇降機がある出入口)から北の丸公園までのバリアフリー経路については、ウエッブページ「アクセス情報(皇居外苑・北の丸公園)」でもご案内しています。

周辺の文化施設等の利用案内

 開館・開園状況等については、各文化施設等(しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館、日本武道館、千代田図書館東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場皇居東御苑三の丸尚蔵館(順不同))へお問い合わせください。

国立公文書館では、4月2日(土)から5月8日(日)まで、平成28年春の特別展平成28年春の特別展徳川家康―将軍家蔵書からみるその生涯―入場料無料会期中無休)が開催されています。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

北の丸公園駐車場の利用案内

 北の丸駐車場管理所(国民公園協会皇居外苑支部)にお問い合わせください。 

 なお、日本武道館で催される行事に伴い、北の丸公園周辺の道路(代官町通り、内堀通り等)や、公園内の車道、駐車場等の混雑が発生することが予想されます。行事参加者並びに北の丸公園及び周辺施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。

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2016年04月08日皇居外苑のサクラ

皇居外苑バックナンバー2016 / 皇居外苑ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の桜

皇居外苑内で、馬場先地区のサクラが見頃となっています。

馬場先のサクラは一葉(イチヨウ)という八重咲きのサクラで、ソメイヨシノから一週間ほど遅れて見頃を迎えます。

よく花を観察してみると、雌しべの下半部が緑色の葉状に変化しているため、この名で呼ばれています。

来週いっぱい馬場先地区でサクラが楽しめそうです。

馬場先地区では、ベンチに腰掛けてゆっくりご覧いただけます。

お弁当を食べながらお花見をするのはいかがでしょうか。

馬場先地区への最寄りの公共交通機関は、JR東京駅「丸の内出口」、地下鉄「二重橋前駅2番出口」「日比谷駅」「有楽町駅」等になります。

皆様のご来苑をお待ちしております。

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2016年04月04日清明(せいめい)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園カエル通信 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

本日(4月4日)は、二十四節気のひとつ「清明(せいめい)」です。春の清らかで生き生きとしたようすを表すことばが語源と云われています。この頃になるとそこかしこが春の息吹に包まれ、小さないきものたちも元気いっぱい活動します。

染井吉野満開アップ

<満開の染井吉野(ソメイヨシノ)>

満開の桜に目を奪われてしまいますが、その足元では小さな野の草たちが可憐な花を咲かせています。

タンポポ4

<カントウタンポポ(関東蒲公英)>

関東地方から中部地方東部に分布する日本在来のタンポポです。

ナズナ

<ナズナ(薺)>

春の七草のひとつ。ぺんぺん草、三味線草の名で親しまれる植物です。麦栽培の伝来とともに渡来した史前帰化植物とされています。

オオイヌノフグリ

<オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)>

明治時代に渡来したとされる、ヨーロッパ原産の帰化植物です。

<ホトケノザ(仏の座)>

東アジアからヨーロッパ、北アフリカまで広く分布し、日本でも本州から九州まで自生する在来種です。

※春の七草の「ほとけのざ」はキク科のコオニタビラコで、本種とは全くの別種。

キュウリグサ

<キュウリグサ(胡瓜草)>

アジアの温帯に分布し、日本では全国に分布します。葉を揉むときゅうりのような香りがするのが、和名の由来です。

<オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)>

ヨーロッパ原産の植物で、現在では世界中に分布を広げている帰化植物のひとつです。

<ムラサキケマン(紫華鬘)>

日本全土に分布する在来種です。

オタマジャクシ4月4日

<アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)>

北の丸公園の池に生息するアズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)たち。大きさも形も、前回(春分の日の頃)にご紹介した時とほとんど変化ないように見えますが、体の中では大きな変化(四肢の形成)がはじまっています。

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)を捕まえたり、園外に持ち出したり、園外から持ち込んだりせず、水辺でそっと観察してください。

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2016年04月03日北の丸公園のヤマザクラ(山桜)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の桜

北の丸公園では、ヤマザクラ(山桜)が見ごろを迎えています。

中の池ヤマザクラアップ

<中ノ池のヤマザクラ(山桜)>

北の丸公園では、ヤマザクラ(山桜)とされている桜が園内各所に点在して植えられています。染井吉野(ソメイヨシノ)をはじめとする多くの栽培品種が一般的に接ぎ木で増やされているいわゆるクローン体ですが、東北南部から九州まで全国各地に分布し、種から育てられた苗も多く流通しているヤマザクラ(山桜)等の自生種は、遺伝的な個体差として一本一本の咲く時期や花や萼、葉の色合いが多少異なるものが混在することが知られています。

日本を代表する桜の名所として名高い吉野山の壮大な桜の景観は、古来から自生するヤマザクラ(山桜)が生み出す自然の多様性と長い人の営みが育んだ歴史的風景です。

中央大通りのヤマザクラ

.中央大通りヤマザクラアップ

<中央大通りのヤマザクラ(山桜)>

武道館前ヤマザクラ

武道館前ヤマザクラアップ2

<日本武道館北側のヤマザクラ(山桜)>

花木園中通りヤマザクラ

花木園中通りヤマザクラアップ

<花木園中通りのヤマザクラ(山桜)>

第二近歩ヤマザクラ

第二近歩ヤマザクラ

<近衛兵第二連隊碑付近のヤマザクラ(山桜)>

乾通りや千鳥ヶ淵の桜さんぽの後は、北の丸公園でバラエティー溢れるヤマザクラ(山桜)をお楽しみください。

※流通過程や栽培歴の中で種の混同や、交雑種や栽培品種の誤認(ラベル落ち)が生じてい可能性もありますが、自生するヤマザクラ(山桜)等に生じる遺伝的な個体差をご紹介するため、北の丸公園内でヤマザクラ(山桜)とされている桜の中から、特に見かけの差異が伝わりそうな固体を選んで記事を構成しています。

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2016年04月02日代官町通りの紅枝垂(ベニシダレ)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 皇居外苑・北の丸公園の桜

皇居乾門の向かい側、北の丸公園乾門口の傍で紅枝垂(ベニシダレ)が見頃になりました。

皇居乾通り一般公開の参入口は、坂下門(皇居前広場側)です。乾門(北の丸公園側)は退出専用ですので、お間違えの無いようにご注意ください。

乾入り口紅枝垂

乾入口紅枝垂アップ

<代官町通りの紅枝垂(ベニシダレ)>

紅色の枝を風に揺らして、一般公開中の皇居乾門から退出された方々をお迎えするように代官町通り(千代田区道)の緑地帯で咲いているのは、エドヒガン(江戸彼岸)の栽培品種のひとつで、枝が垂れる事と花色が紅がかっている事が特徴の紅枝垂(ベニシダレ)という種類の桜です。

「北の丸公園脇に植えられている枝垂れ桜の咲き具合はどうですか?」、「北の丸公園に大きな枝垂れ桜がありましたよね?見ごろはいつごろですか?」多くのお役様から毎年お問い合わせいただく人気の桜で、通りの向かい側に建つ重厚な乾門を背景に、紅枝垂(ベニシダレ)のたおやかな紅色がよく映えるビュースポットです。

日本三大桜のひとつとして知られる『三春の滝桜』は、今回ご紹介した紅枝垂(ベニシダレ)と同じ品種の桜で、枝垂れ桜としては日本最大級の巨木と云われています。三春の滝桜の想像を遙かに超える荘厳な姿は、桜好きの方はもちろんですが、より多くの方々に是非ともご覧いただきたい、日本を代表する桜風景のひとつです。三春の滝桜の開花状況や行き方、周辺の観光案内等については、みはる観光協会(三春まちづくり公社)のホームページでご確認下さい。

花の王国ふくしまキビンタンスタンプラリー2016(3月19日から6月30日)と合わせて、花咲く福島を訪れてみては如何でしょうか。

<北の丸公園の紅枝垂(ベニシダレ)>

北の丸公園内にも、芝生広場に面した四阿(北の丸休憩所/ザ・フォレスト北の丸の南側)の脇に紅枝垂(ベニシダレ)が植えられています。まだ生育途上で、枝の枝垂れ方も思わしくない(あまり枝垂れていない)ため、枝垂れ桜らしい春風に揺れるような風情はありませんが、上の方で紅色の花を咲かせています。

「皇居乾通り一般公開(平成28年春季)」に伴う混雑等の緩和にご協力ください

 皇居(宮内庁)において催される下記行事の開催期間中、皇居周辺の道路や皇居外苑及び北の丸公園内の駐車場等の混雑が発生することが予想されます。

 皇居外苑及び北の丸公園、周辺文化施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしますが、皆様方におかれましても、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

開催日  平成28年3月25日(金)、26日(土)、27日(日)、28日(月)、29日(火)、

 30日(水)、31日(木)、4月1日(金)、2日(土)、3日(日) 

    ※乾通りの桜の開花状況を鑑み、4月3日までの3日間、会期が延長されました。

乾通り一般公開(平成28年春季)皇居東御苑三の丸尚蔵館に関する問い合わせ

 宮内庁へお問い合わせください。

  •  ※皇居乾通り一般公開テレホンサービス(03-3284-6780
参入口(午前10時から午後3時まで)の最寄り駅について
【皇居坂下門】

 皇居坂下門の最寄り駅の利用案内は、各駅(東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、二重橋前駅(東京メトロ千代田線、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

  • ※混雑のため、最寄りの各駅から坂下門まで徒歩で30分近くかかる場合があります。また、入門前の手荷物検査等で長時間お待ちいただく場合もありますので、時間的な余裕を十分に持ってお出掛けください。
退出口の最寄り駅について
【皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)】

 皇居乾門、皇居東御苑(北桔橋門、平川門)の最寄り駅利用案内は、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

  • ※皇居乾門から退出できる時間は午後4時までです。
  • ※皇居東御苑(北桔橋門、平川門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
【皇居東御苑(大手門)】

 皇居東御苑(大手門)の最寄り駅の利用案内は、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)へお問い合わせください。

  • ※皇居東御苑(大手門)から退出できる時間は午後4時30分までです。
北の丸公園(田安門口)の最寄り駅について

 北の丸公園(田安門口)の最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

皇居乾門、北の丸公園周辺の文化施設の利用案内

 近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館昭和館しょうけい館(戦傷病者史料館)千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道千鳥ヶ淵ボート場(順不同))にお問い合わせください。

国立公文書館では、本日4月2日(土)から5月8日(日)まで、平成28年春の特別展徳川家康―将軍家蔵書からみるその生涯―入場料無料会期中無休)が開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

東京国立近代美術館(本館)は、明日4月3日(日)は、無料観覧日です。詳しくは東京国立近代美術館にお問い合わせください。

千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)+6日(水)まで延長》について

☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(4月3日までは22時消灯、6日までの延長期間は21時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。

パレスサイクリングについて

皇居乾通り一般公開に伴い、3月27日(日)、4月3日(日)のパレスサイクリングは、お休みになります。パレスサイクリングの開催日等については、(一財)自転車産業振興協会のホームページ(パレスサイクリング)をご確認ください。

皇居外苑/楠公駐車場(バス)の利用規制について

 所轄警察署の指導により、乾通りの一般公開を目的として訪れる観光バスについては、降車専用となり、駐車することはできません。二重橋観光などの一般的な公園利用を目的とした観光バスについては、通常通り駐車可能ですが、上記の措置に伴い通常よりも駐車台数が制限されます。

北の丸公園/北の丸駐車場(バス)の利用規制について

 行事期間中、通常の公園利用を目的とした観光バス等だけで満車となることも予想されます。乾通り一般公開を目的とした観光バスについては、所轄警察署の指導により、北の丸駐車場での駐車、北の丸公園構内での乗車(乗車を目的とした停車)、北の丸公園構内への進入をお断りする場合があります。

  • ※皇居(皇居外苑及び北の丸公園)の周辺道路は、法令により駐停車が禁止されているため乗客の乗降車はできません。行事参加者(とりわけ乾通り一般公開を目的とした観光バス等の運行事業者)の皆様におかれては、当該行事の本旨を踏まえ、参加者等の車列による周辺道路の渋滞や園路・駐車場の混雑等に起因する一般利用者への迷惑や社会的な支障を生じさせないように、「周辺地域においてバス駐車場(乗降場所、待機場所)を確保」し、「皇居付近の最寄り駅まで公共交通機関を利用する」などの対応をご検討いただくなど、十分な配慮がなされますよう重ねてお願いします。

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