国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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北の丸公園ブログ

521件の記事があります。

2017年11月17日紅葉さんぽ2017 "秋の装いでお出迎え"(11月17日)

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉

あざやかな秋色に葉を染め上げたさまざまな木々たちが、秋の装いで出迎えています。

秋色に染まる北の丸公園に、ちょっと紅葉さんぽに出かけてみましょう。

<大銀杏(日本武道館前)> 2017年11月17日撮影

推定樹齢200年以上と云われる大銀杏も、日に日に彩づき秋色を増しています。

<下の橋のモミジ> 2017年11月17日撮影

下の橋付近のカエデ類は、まだ青々とした葉を風に揺らして、紅葉シーズンの大トリ"秋の通り抜け"を飾る準備を整えているようです。

<西大通り沿いのモミジ> 2017年11月17日撮影

モミジ林の一角では、この数日の冷え込みでカエデ類の木々の一部が彩づき、すっかり見頃をむかえていました。通り沿いのドウダンツツジ(灯台躑躅)なども加わって秋のさんぽ道を艶やかに彩どります。

朝晩は急に冷え込む場合もありますので、紅葉さんぽにお越しの際は、暖かくしてお出かけ下さい。

北の丸公園の最寄り駅のご案内

 運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

(順不同)

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

開館・開園状況等については、各施設へお問い合わせください。

国立公文書館では、平成29年度 第3回企画展「江戸の花だより入場料無料)が、11月18日(土)から12月22日(金)まで開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

☆皇居(宮内庁)では、「皇居乾通り一般公開(平成29年秋季)が、12月2日(土)から12月10日(日)まで開催される予定です。詳しくは宮内庁にお問い合わせください。

(順不同)

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2017年08月23日処暑(しょしょ)の和らぎ

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 夏の花 / 季節の便り

本日(8月23日)は、二十四節気のひとつ「処暑(しょしょ)」です。暦の上では暑さが和らぐ頃とされています。

北の丸公園池を背景にススキの花穂が風に揺れています

<池畔のススキ>

北の丸公園で、暑さ和らぐ処暑の風景を探してみると、池畔でススキの花穂が少しだけ出始めているのを見つけました。

北の丸公園でナンバンキセルを見つけました。

<ナンバンギセル(南蛮煙管)>

ススキの根元では、ナンバンギセルがひっそりと咲いていました。

北の丸公園の花木園でさるすべりが咲いています。

<サルスベリ(百日紅)>

花木園では、夏の代表的な花木のひとつとして親しまれているサルスベリが、過ぎゆく夏を惜しむように紅色の花を咲かせていました。

曇りがちな日が続き一昨日まで21日連続で雨が記録された東京都心ですが、今日は2週間ぶりに猛暑日(最高気温35℃を超える日)になるかもしれないとの天気予報も出ています。

しばらくは厳しい残暑が続きますので、公園などの屋外に出掛ける際は、熱中症対策虫除けをしっかりしてお出掛けください。

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2017年08月09日37.1℃の猛暑日になりました。

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 夏の花 / 気象観測

今日の12時14分頃、東京都心の最高気温が過去の最高記録と並ぶ37.1℃を記録し、各メディアで取り上げられていました。東京都心の気象観測点が北の丸公園内に設置されているのはご存じでしょうか?

<東京都心の気象観測点・北の丸公園露場(ろじょう)のモニター画面

<東京都心の気象観測点・北の丸公園露場(ろじょう)のモニター画面>

北の丸公園露場のモニター画面には、露場の機器が観測した気象情報が表示されており、この写真を撮影した12時26分時点の気温は36.0℃と表示されていました。

写真:北の丸公園内に設けられた東京管区気象台の地上気象観測施設「東京・北の丸露場(ろじょう)」の全景

<写真:北の丸公園露場(ろじょう)の全景>

北の丸公園の露場は、いつでも気軽にご覧いただけるように見学用の通路や観測データのモニター画面も整備されています。

<ヤマハギ(山萩)の花>

<ヤマハギ(山萩)>

真夏の日差しが降り注ぐ中、北の丸公園露場ではヤマハギの花が咲き出していました。このヤマハギは、東京管区気象台が生物季節観測の標準木として観測している植物のひとつです。北の丸公園の最寄り駅のひとつ、竹橋駅からもほど近い気象庁には「気象科学館」が併設されていますので、夏休みに北の丸公園周辺にお出かけの際は、皇居のお濠周辺を散歩がてらお天気について調べて歩くのもいいかもしれませんね。

まだまだ厳しい暑さが続きますので、公園などの屋外にお出かけになる際は、十分な熱中症対策をしてお出かけ下さい。

※観測データについては、気象庁東京管区気象台にお問い合わせください。

※露場を含む北の丸公園内でのメディア撮影や取材等は、気象庁東京管区気象台の承諾を得た上で、公園管理事務所(皇居外苑管理事務所北の丸分室)への撮影等許可申請が必要です。

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2017年05月24日千代田区・区内三消防署合同水防訓練が行われました

皇居外苑お知らせ / バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ

本日(5月24日)、北の丸公園第3駐車場において、千代田区内の消防署、消防団、東京消防庁災害時支援ボランティア、鉄道事業者、国土交通省、千代田区等による地域合同の水防訓練が行われました。

訓練2

訓練3

訓練

この水防訓練は、千代田区地域の防災計画に基づく訓練として、水害防止のため集中豪雨のシーズン前に毎年実施されており、台風や集中豪雨などによる水害を防止するため、河川の越水、地下施設への浸水やマンホールからの噴出などの水害を防止するための様々な工法の訓練が行われた他、レスキュー隊による浸水家屋救出演習が行われました。

体験車2

体験車1

模型

訓練会場には、国土交通省の河川事務所に配備されている排水ポンプ車等の特殊車両や、水害被害を減らすための普及啓発活動に用いられる降雨体験車や水害被害のシミュレーション模型等も配置される等、多角的、実践的な訓練が行われていました。

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2017年05月09日ハクウンボク(白雲木)の花が見頃です

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 夏の花

北の丸公園で、ハクウンボク(白雲木)の花が見ごろをむかえています。

ハクウンボク(白雲木)という和名は、たくさんの白い花が房状に咲く様子を、青空にふわふわと浮かぶ雲にたとえて名付けられたと云われています。

ハクウンボク

池の上流に架かる「上の橋(かみのはし)」のすぐ側では、日増しに緑を増す水辺の木々と初夏の青空を背景に、ぽっかりと浮かぶ雲のように咲くハクウンボクの白い花が、この時期ならではの清々しい風景を何気なく演出してくれています。

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2017年03月11日北の丸公園のヒマラヤヒザクラ(喜馬拉緋桜)

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の桜

染井吉野(ソメイヨシノ)などの一般的な桜とは異なる濃紅色でベルのような形の特徴的な花を咲かせます。花の形や色合いは、カンヒザクラ(寒緋桜)とよく似ていますが、ヒマラヤヒザクラは、東ヒマラヤ地域(ネパール、ブータン、ミャンマー北部、中国雲南省など)の落葉樹林帯に広く分布するサクラの原種の一つで、原産地では樹高が30mもの大木になると云われています。

ヒマラヤヒザクラ 見ごろ

<ヒマラヤヒザクラ(花木園/3月8日撮影)>

ヒマラヤヒザクラ 全景

<ヒマラヤヒザクラ(清水門展望広場/3月9日撮影)>

北の丸公園のヒマラヤヒザクラは、旧江戸城清水門を見下ろす展望広場に2本、花木園地区に1本植栽されています。

※北の丸公園内には、ヒマラヤヒザクラとしてご案内してきた桜の木が他にも数本植栽されていますが、形態的に明らかな差異などが認められる個体については、同時時期に咲く他の種類のサクラが自然交配された実生繁殖由来の交雑個体である可能性が考えられるため、本記事ではそれらを除外して植栽場所や本数等をご紹介しています。

北の丸公園の最寄り駅 

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅東京メトロ東西線)、神保町駅都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑及び三の丸尚蔵館(順不同))へお問い合わせください。

国立公文書館では、1月14日(土)から3月11日(土)まで、平成28年度の第4回企画展として「漂流ものがたり入場料無料・※日曜、祝日は休止が開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

千鳥ヶ淵ボート場は、3月13日(月)午前11時開場されます。天候等で変更になる場合もありますので、詳しくは施設設置者(千代田区役所)にお問い合わせ下さい。

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2017年03月03日カンヒザクラ(寒緋桜)が見頃です

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の桜

北の丸公園でカンヒザクラ(寒緋桜)が見頃になりました。

170302カンヒザクラ 3

<カンヒザクラ(寒緋桜)>

カンヒザクラ(寒緋桜)は、花色が濃く、小さなベルのように咲くその愛らしい咲き姿が人気の早春の桜です。

寒緋桜 吉田茂像 170302

北の丸公園には、清水門近くの花木園エリア(吉田茂像付近)に3本と、清水門展望広場の植え込みに2本植えられています。

170302北の丸公園 清水門広場カンヒザクラ

清水門展望広場では、カンヒザクラの緋色とマンサク(満作)やサンシュユ(山茱萸)の黄色が混じり合い、江戸と現代の建築物が隣り合う独特な眺望を賑やかな春色に染めています。

旧江戸城清水門の周りには、国の重要文化財に指定されている門と一体の歴史的な背景をもつ構造物として階段や段差も保存されており、施設の特性上バリアフリーで到達することは現状では出来ませんが、カンヒザクラが見頃をむかえている展望広場までは、科学技術館脇の園路を迂回することで段差の無いルートで到達することができます。

北の丸公園の最寄り駅 

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅東京メトロ東西線)、神保町駅都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場、千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑及び三の丸尚蔵館(順不同))へお問い合わせください。

東京国立近代美術館(本館)では、3月5日(日)無料観覧日に所蔵作品展所蔵作品展MOMATコレクション(所蔵品ギャラリー)」と企画展マルセル・ブロイヤーの家具;Improvement for good(ギャラリー4)」が無料でご観覧いただけます。詳しくは東京国立近代美術館にお問い合わせください。

工芸館では、3月5日(日)無料観覧日に所蔵作品展「動物集合」が無料でご観覧いただけます。詳しくは工芸館にお問い合わせください。

国立公文書館では、1月14日(土)から3月11日(土)まで、平成28年度の第4回企画展として「漂流ものがたり入場料無料・※日曜、祝日は休止が開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

千鳥ヶ淵のかいぼり後、水位回復が大幅に遅れている影響により、千鳥ヶ淵ボート場臨時休場しています。千鳥ヶ淵のかいぼり及び牛ヶ渕他の水位低下については皇居外苑管理事務所に、ボート場の再開時期等については施設設置者(千代田区役所)にお問い合わせ下さい。

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2017年02月03日節分飾り

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 皇居外苑・北の丸公園の梅

本日(2月3日)は、春の節分(せつぶん)です。季節の変わり目に生じる邪気を追い払うために始まったと云われる"豆まき"などの節分行事や、ヒイラギ(柊)の小枝に鰯を添えた"節分飾り"などが全国各地で行われ、現代でも春の風物詩として広く定着しています。

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<柊(ヒイラギ)>

北の丸公園 柊の生け垣風景

ヒイラギの葉っぱは、トゲトゲしてちょと触るだけでもとても痛いため、屋敷地を守るための生垣としても用いられます。北の丸公園でも、落葉樹林地の一角に植えられた低い生け垣にヒイラギが使われています。

木々の足元を守るために植えられたトゲだらけのヒイラギの垣根は、小さな野鳥が身を守る場所にもなっているようで、シジュウカラ(四十雀)などの小さな野鳥たちが、ヒイラギの隙間から忙しそうに出たり入ったりしていました。

170131北の丸公園 紅梅の花

<寒紅梅(カンコウバイ)>

園内に設けられている「東京・北の丸公園露場」の近くでは、早咲きの寒紅梅が見頃をむかえ、他のウメもポツリポツリと蕾を開き始めています。

明日(2月4日)は、二十四節気のひとつ「立春(りっしゅん)」です。暖かな日差しに包まれた都会の森は、いつの間にか、そこかしこに春の兆しに満ちあふれています。

■北の丸公園の最寄り駅 

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北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑及び三の丸尚蔵館、千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。

東京国立近代美術館(本館)では、月5日(日)無料観覧日に所蔵作品展MOMATコレクション(所蔵品ギャラリー)」と企画展の瑛九1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす(ギャラリー4)」が無料でご観覧いただけます。詳しくは東京国立近代美術館にお問い合わせください。

工芸館では、月5日(日)無料観覧日に所蔵作品展「近代工芸と茶の湯Ⅱ」が無料でご観覧いただけます。詳しくは工芸館にお問い合わせください。

国立公文書館では、1月14日(土)から3月11日(土)まで、平成28年度の第4回企画展として「漂流ものがたり入場料無料・※日曜、祝日は休止が開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

千鳥ヶ淵ボート場は、12月1日から2月28日までお休みです。

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2017年01月27日カンザクラが見頃です

皇居外苑バックナンバー2017 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の桜

北の丸公園で、カンザクラが見頃をむかえました。

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北の丸公園 カンザクラ風景

北の丸公園でカンザクラが植えられている場所を訪れるときは、科学技術館の近くで吉田茂像を目印にして探してみると辿り着きやすいかもしれません。

吉田茂像が置かれている一帯には、河津桜(カワヅザクラ)カンヒザクラ(寒緋桜)、ヒマラヤヒザクラなど早咲きの桜の他、代表的な八重桜の品種なども見本展示として一本ずつ程度植栽されているため、長い期間桜の花を楽しめます。

170117北の丸公園の池

昨日までの寒さから一転、春のような暖かい日差しに恵まれた今日の北の丸公園では、池に張っていた氷もすっかり溶けてカルガモなどの水鳥が嬉しそうに泳ぎ回り、陽だまりのベンチや芝生広場ではコートを脱いで日向ぼっこする方々の笑顔が咲いていました。

三寒四温の暖かな週末のひとときは、春の兆しを探してお近くの公園に出かけてみてはいかかですか?

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北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑及び三の丸尚蔵館、千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。

国立公文書館では、明後日1月14日(土)から3月11日(土)まで、平成28年度の第4回企画展として「漂流ものがたり入場料無料・※日曜、祝日は休止が開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

千鳥ヶ淵ボート場は、12月1日から2月28日までお休みです。

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2017年01月20日大寒(だいかん)の音、香る花

皇居外苑バックナンバー2017 / 冬の花 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

本日(1月20日)は、二十四節気のひとつ「大寒(だいかん)」です。皇居外苑や北の丸公園が位置する東京都心部も寒い一日になりました。

北の丸公園 中の池一面の氷

暦の上では、小寒から春分の日までの期間を「寒の内(かんのうち)」といい、この時期に汲まれた冷たく澄んだお水は腐りにくいことから「寒の水(かんのみず)」と呼ばれ、お酒やお味噌、お醤油などのいわゆる寒仕込みに欠かせない良質の水として特に重宝されたそうです。

冷え込みが厳しかった先週末には、北の丸公園でも最低気温が-3℃を記録し、キーンと音がしそうなくらい冷えた"寒の水"に満たされた池やお濠に一面の氷が張り詰めて、つかの間の風景が広がっていました。

北の丸公園 霜柱

園内のあちこちで霜柱が顔を出し、朝の公園を足早に歩く来園者たちの足元で、サクサクと音を立てています。

北の丸公園 クマザサの風景

木々の足元では、寒風にさらされたクマザサが、葉っぱの周りの隈取り(くまどり)をより一層白く際立たせ、ときおり吹く風にサラサラと音を立てています。

北の丸公園 ソシンロウバイ一輪

ときおり小雪が舞う都会の森では、寒咲きのウメカンザクラソシンロウバイなどの花々が、もうすぐやって来る暖かな春風を出迎えるかのように、ほんわりとやさしい香りを添えてくれています。

■北の丸公園の最寄り駅 

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国立公文書館では、明後日1月14日(土)から3月11日(土)まで、平成28年度の第4回企画展として「漂流ものがたり入場料無料・※日曜、祝日は休止が開催されます。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

千鳥ヶ淵ボート場は、12月1日から2月28日までお休みです。

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