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十和田・八甲田地域

奥入瀬渓流利用適正化

写真:利用集中期の混雑状況

[利用集中期の混雑状況]

 奥入瀬渓流では、新緑や紅葉の頃の休日などに著しい交通渋滞が発生し、自然環境への影響が懸念されるとともに、快適で安全な利用の妨げになっています。
 そのため、関係機関による「奥入瀬渓流利用適正化協議会」や「十和田湖周辺交通対策会議」が設置されており、マイカー規制の実施など、利用適正化に向けた検討を進めるとともに、著しい渋滞の発生が予想される休日には、交通誘導等の対策を実施しています。
 奥入瀬渓流のすばらしい自然を保護し、より快適で安全な利用を図ることができるよう、ご協力をお願いします。


スノーモービルの乗入れ規制

写真:注意標識の設置

[注意標識の設置]

 八甲田山の一帯は、スノーモービル等の無秩序な乗入れ行為から自然景観や動植物を保護するため、自然公園法に基づき、それらの乗入れを規制する地区が指定されています。
 しかし、規制地区内においても依然としてスノーモービルの乗入れ行為が行われていることから、警察等の関係機関と協力して合同パトロールを実施するとともに、グリーンワーカー事業として、乗入れ規制地区内における注意標識の設置及びパトロール等を実施しています。
 スノーモービルを利用される方は、ご注意頂くとともに、利用ルールの遵守をお願いいたします。

スノーモービル等車両乗入れ規制地域


八幡平地域

玉川温泉地区の利用適正化

 玉川温泉は、県駐車場での長期にわたる車両宿泊者が駐車場内での炊事等の残飯を周辺に捨てたり、林内をトイレとして利用するなどしており衛生上の問題や悪臭問題が生じています。これらの状況改善のため関連する機関の連絡調整を図り、地区内の秩序ある利用状況を形成するため協議会を設置し指導パトロールを行っています。

秋田駒ヶ岳登山利用の適正化

 秋田駒ヶ岳は高山植物の宝庫であることからシーズン中は来訪者が多くオーバーユースによる植生荒廃や、八合目駐車場の交通渋滞や登山者のゴミ投棄問題が発生しています。秋田駒ヶ岳の自然環境を保全し利用者の快適性と安全確保を図ることを目的に関係機関による適正化対策を推進しています。