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十和田・八甲田地域

外来植物(オオハンゴンソウ)の駆除作業

写真:オオハンゴンソウ駆除作業

[オオハンゴンソウの駆除作業]

 近年、十和田湖畔や八甲田田代平などに、外来生物法の特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウという外来植物が侵入・繁茂しています。オオハンゴンソウは、キク科の多年草で、7月〜10頃にかけて黄色い花を咲かせます。
 在来植物への影響が懸念されており、環境省では、グリーンワーカー事業やパークボランティア活動として、オオハンゴンソウの駆除作業を実施しています。

八幡平地域

高山植物盗掘防止の監視・パトロール事業

写真:盗掘防止合同一斉パトロール風景

[盗掘防止合同一斉パトロール風景]

 花の山として全国的にも名高い秋田駒ケ岳は、全国から多くの登山者が訪れ、マイカー乗り入れ規制を実施する他、地元自治体など関係機関が連携して合同パトロール等を行うなど当該地域の動植物及び風致景観の保護に努めていますが、毎年高山植物の盗掘や立ち入り防止柵を乗り越えてコマクサなど高山植物の踏みつけによる被害が発生しています。そのため平成16年から巡視員を配置して盗掘防止を図っています。

スノーモービル乗り入れ規制パトロール事業

写真:乗り入れ規制地区での注意表示

[乗り入れ規制地区での注意表示]

 雪が安定する早春よりスノーモービルが車馬乗り入れ規制地域に侵入し、植物の損傷や動物の繁殖への影響が懸念されることから、自然環境の保全を図るため平成16年度以降、スノーモービル乗り入れ規制パトロール及びスノーモービル利用者への啓発活動を行っています。

外来植物駆除事業

写真:地元中学生による外来植物除去作業

[地元中学生による外来植物除去作業]

 八幡平地域の原生的自然景観内を通過する八幡平アスピーテライン、八幡平樹海ライン沿線を主にフランスギク等の外来植物が帰化・繁殖し、在来植生や景観に影響を与えていることから、平成15年以降その駆除作業を実施しています。