地域循環共生圏づくりへさらに前進!
兼松サステック株式会社
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兼松サステックは、創業当時より続いている木材保存処理技術を使用し、間伐材を有効利用できないかと考え、木材の地中利用について、約5年間の開発期間を経て、2009年から「環境パイル」のプロジェクトをスタート。「環境パイル」とは、伝統工法と最新の技術によって、蘇った木材を使用する地盤改良工法のことです。都市部で新築住宅を建てるとき、多くのケースで地盤改良が必要となり、それにコンクリートや鉄の杭が使われていること、国土の7割が森林の日本において、森林が地方創生に向けた貴重な産業創出の場として期待されていることを紹介。
そして、地盤補強の工事で、セメント・鉄から木材に置き換えた場合、1棟当たり10tのCO2を削減できる高い効果を上げています。
「環境パイル」は、脱炭素社会に向けた斬新なイノベーションではないでしょうか。社会課題の解決と企業が成長することが同期していると思います。(竹ケ原 啓介実行委員)
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