地域循環共生圏づくりへさらに前進!
大阪府立堺工科高等学校 定時制の課程
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大阪府立堺工科高等学校は、東日本大震災がきっかけとなり、定時制課程の生徒たちが堺市の地場産業である「包丁」や「線香」を制作。東北の被災地の方々に寄贈する交流プロジェクトを10年続けてきました。
その交流の中で、災害時に発電機があっても油がなければ発電できないという課題を聞き、自分たちの学校の特性を活かして、てんぷら油などの廃棄油を使って発電する「バイオディーゼル発電機」を製作することを思いつきました。また、「プラスチックゴミ」から発電機の燃料になる油を作る「プラスチックゴミ油化装置」も製作するなど、地球環境に配慮した循環型の「ものづくり」を授業の一環として行っています。
大阪府立堺工科高等学校は、廃棄するてんぷら油やプラスチックゴミなど身近な素材を使って、リサイクルのものづくり教育を行っていることにとても感心しました。生徒たちが社会に出ても環境問題に関心を持ってくれるので、とても良い教育だと思います。(炭谷 茂実行委員)
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