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北の丸公園ブログ

521件の記事があります。

2015年09月18日九段下駅(6番口)から北の丸公園(田安門口)へのバリアフリールート 

皇居外苑バックナンバー2015 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ

九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から、北の丸公園(田安門口)へ向かうバリアフリールートをご案内いたします。

エレベーター等のバリアフリー設備が整った地下鉄出入口から北の丸公園(田安門口)までは、約380m、ゆっくり歩いて約7分です。最寄りの出入口からよりも少し遠回りになりますが、九段坂(靖国通り)の沿道では、皇居のお濠の一つである牛ヶ渕を望む眺望や深々と茂る靖国神社の杜等、九段坂ならではのみどり豊かな景観もご覧いただけます。

九段下駅(EVのある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路図です

<九段下駅(エレベーターがある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路図>

エレベーター(地上階)

6番出入口(東西線上り方面からは7番出入口)に設置されています。

下りエスカレーター

1番出入口と3b出入口に設置されています。

※九段下駅出入口の詳しい位置や運用時間、駅構内のバリアフリー設備、エレベーターの運行状況等については、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)へお問い合わせください。

九段下駅6番出入口の地上ゆきエレベーター乗り場

<6番出入口の地上ゆきエレベーター乗り場>

九段下駅6番出入口方面から九段下交差点(靖国通り)に進む方向の様子を写した写真です

<九段下の交差点(靖国通り)>

北の丸公園(田安門口)方面は、このまま前方の歩道を進み、九段坂をまっすぐ上ります。

この交差点を渡ってから左に曲がり、内堀通りを道なりに竹橋駅方面に進むと、途中には旧江戸城清水門や清水濠があり、突き当たりの竹橋交差点を右に曲がって紀伊国坂(代官町通り)を進めば、東京国立近代美術館や国立公文書館、その先に北の丸公園(北桔橋門口)と科学技術館、さらに先には北の丸公園(乾門口)と工芸館へとたどり着けます。

※写真左側の建物は「昭和館」。昭和館手前の小さな建物は「交番」。道の前方に小さく映り込んでいるのは「靖国神社の大鳥居」。

九段坂(靖国通り)を北の丸公園(田安門口)に向かって上っていく経路を写した写真です

<九段坂(靖国通り)>

九段下駅2番出入口前の様子を写した写真です

<九段下駅2番出入口前>

九段下駅の2番出入口は、北の丸公園(田安門・日本武道館)に最も近い出入口ですが、エレベーターや地上からの下りエスカレーターがありません(地階途中から下りエスカレーターあり)。長い階段を登り降りすることが困難なお客様には少し遠回りになりご不便をおかけしますが、バリアフリー設備の設置された出入口を迂回してご利用されることをおすすめします。

北の丸公園(田安門口)の急な上り坂の坂道を写した写真です

<北の丸公園(田安門口)>

この公園入口は歩行者専用(車いす、ベビーカー、シニアカー及び自転車を含む)です。この入口からは、一般車両やバイク(原動機付自転車を含む)での入園は出来ません。

千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵ボート場)や千鳥ケ淵戦没者墓苑は、ここを曲がらずに九段坂(靖国通り)をまっすぐ上り、次の交差点を左に曲がります。靖国神社は靖国通りをはさんで向かい側ですので、公園入口の傍らにある歩道橋を渡るか、その先の交差点に迂回して横断歩道を渡るとすぐそこです。

※行事開催時は、この入口付近は大変混雑します。混雑時に自転車で来園される方は、自転車を降り押し歩いて通行してください。

※北の丸公園(田安門口)から千鳥ヶ淵緑道経由で千鳥ケ淵戦没者墓苑に向かうバリアフリー経路のご案内は、こちらをご覧ください。

田安門へ向かう坂道を写した写真です

<田安門>

この坂を上ると田安門(国指定重要文化財「旧江戸城田安門」)があり、田安門ををくぐった先が北の丸公園です。

北の丸公園内の一角にある日本武道館も、この門からすぐです。


※九段下駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(京王電鉄京王線東葉高速鉄道東葉高速線JR東日本中央本線総武線東急電鉄田園都市線東武鉄道伊勢崎線日光線(順不同))にお問い合わせください。

※近隣の文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(昭和館、日本武道館、千代田図書館東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。

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2015年09月11日彼岸花が咲き始めました

皇居外苑バックナンバー2015 / 北の丸公園ブログ / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 皇居外苑ブログ / 秋の花

北の丸公園でヒガンバナが咲き始めました。ヒガンバナは人里に植えられ、曼珠沙華(マンジュシャゲ)の名前で古くから和歌や俳句にもうたわれています。

写真:ヒガンバナの紅い花

日本のヒガンバナは実が付きませんが、地下の球根(鱗茎)でよく増えます。北の丸公園では園内各所で紅い花が顔を出している姿が見られます。一般的なヒガンバナは紅い花。花期には葉は無く花後に葉をつける冬緑型の多年草です。

写真:代官町通り沿いの千鳥ヶ淵の堤塘のヒガンバナ

代官町通り沿いの千鳥ヶ淵の堤塘にもぽつりぽつりとヒガンバナが顔を出していました。

写真:ヒガンバナとアゲハチョウ

ヒガンバナには、アゲハチョウの仲間がよく蜜を吸いにやって来ます。

写真:清水門の雁木坂の法面に咲く白花のヒガンバナ

清水門の雁木坂の法面では白花のヒガンバナがぽつんと咲いていました。同じ種類の植物でも花色が違うと印象がずいぶんと違うものですね。

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2015年08月24日竹橋駅(2番口付近)から北の丸公園(田安門口)へのバリアフリールート

皇居外苑バックナンバー2015 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ

竹橋駅(車いす昇降機が設置されている2番出入口)を起点に北の丸公園に向かうバリアフリールートのうち、竹橋交差点(下図の☆印)を右折して内堀通りを通り、九段下交差点から九段坂(靖国通り)を上って北の丸公園(田安門口)方面に向かう経路をご案内いたします。

歩行距離約1.45㎞、ゆっくり歩いて約29分と少し長いルートですが、皇居のお濠を眺めながらのんびりと歩けるお散歩コースの一つとしてもおすすめです。

竹橋駅(車いす昇降機がある2番口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路図
<竹橋駅2番出入口から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路図>

竹橋駅にはエレベーターは整備されていませんが、2番出入口に車いす昇降機が設置してありますので、そちらからの経路を選択していただくことで、車いすを使用されている方も竹橋駅を利用して北の丸公園や近隣の文化施設にお越しいただくことが可能です。

  • ※竹橋駅(車いす昇降機のある2番出入口)から竹橋交差を経由し、東京国立近代美術館や国立公文書館、科学技術館、工芸館等が点在する北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますのでご覧ください。

※竹橋駅出入口の詳しい位置や運用時間、車いす昇降機の利用方法、駅構内のバリアフリー設備等については、竹橋駅(東京メトロ東西線)へお問い合わせください。

※竹橋駅の2番出入口付近では、大手濠緑地広場を全面閉鎖して地下鉄のエレベーター設置工事が行われており、同工事の期間中は大手濠緑地広場は使用出来なくなっております。この区間を通過するランナーや自転車をご利用の皆様におかれましては、歩行者優先で、とりわけ車いすやベビーカーを使用されている方々等に配慮してご通行ください。

写真:竹橋交差点を竹橋駅1a出入口側の歩道から清水濠側の歩道へ渡る横断歩道
<竹橋交差点(内堀通りと代官町通りの分岐点)>

竹橋交差点から北の丸公園(田安門)方面には、この横断歩道を渡って清水濠、清水門などを左手に見ながら進み、九段下交差点で左に曲がり九段坂(靖国通り)をまっすぐ上ります。エレベーターのある九段下駅6番出入口も同じ経路で600mでたどり着けます。少し歩行距離はありますが、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて、エレベーターのある九段下駅方面へ、散策がてら迂回するのも選択枝の一つです。

写真:竹橋を起点に、清水濠に沿って内堀通りの歩道を歩き出します。
<竹橋交差点(内堀通り・九段下方面の様子)>

写真:清水濠まちかど庭園付近の歩道(内堀通り)の様子
<内堀通り(清水濠まちかど庭園付近の歩道)>

首都高速道路の高架下あたりに、道路付帯の小さな緑地(清水濠まちかど庭園)が整備されています。

写真:清水濠沿いの歩道(内堀通り)の様子
<内堀通り(清水濠沿いの歩道)>

歩道の幅が狭くなっているので、混雑時はゆずりあってご通行ください。

写真:清水橋付近の歩道(内堀通り)の様子
<内堀通り(清水橋付近)>

この辺りから見ると、清水濠の水面に日本武道館の特徴的な大屋根と擬宝珠が映り込む景色がご覧になれます。

写真:旧江戸城清水門付近の歩道(内堀通り)の様子
<内堀通り(旧江戸城清水門)>

旧江戸城清水門(国指定重要文化財)と、日本武道館(東京オリンピック1964を象徴する建造物の一つ))が並ぶビューポイントです。

写真:千代田区役所庁舎の向かい側の歩道(内堀通り)
<内堀通り(千代田区役所庁舎前)>

道路の向かい側の千代田区役所庁舎内には、千代田図書館があります。

写真:千代田区観光協会付近の歩道(内堀通り)
<内堀通り(千代田区観光協会付近)>

観光協会のお隣は、先日(平成27年11月24日)開館した高齢者総合サポートセンターかがやきプラザ(併設「九段坂病院)です。各施設に乗り入れる車両等に十分注意して通行して下さい。

  • ※この記事と写真は、高齢者総合サポートセンター等の建設工事が終わり、施設が開設された後(平成27年11月27日撮影)に一部差し替えてあります。

写真:九段南一丁目交差点付近の歩道(内堀通り)の様子
<内堀通り(九段南一丁目交差点)>

写真の建物は、旧九段会館(閉鎖中)です。

写真:内堀通りと靖国通りが交差する九段下交差点付近の歩道(内堀通り)の様子
<九段下交差点(内堀通りと靖国通り)>

北の丸公園(田安門口)は、この交番を目印に左に曲がります。九段下駅でエレベーターが設置されている6番出口はこの交差点を右(神保町駅方面)、7番出入口は直進(飯田橋駅方面)です。

  • ※九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますのでご覧ください。

写真:九段下交差点(麹町警察署九段下交番前)から九段坂の歩道(靖国通り)の様子
<九段下交差点(麹町警察署九段下交番前)>

交番の左後ろに見える窓のない建物は昭和館です。

九段坂(靖国通り)を真っ直ぐに上ると、坂の途中で北の丸公園(田安門口)にたどり着けます。

写真:九段坂(靖国通り)の歩道から北の丸公園(田安門口)の様子
<北の丸公園(田安門口)>

この坂の先に、旧江戸城田安門や北の丸公園、日本武道館があります。

※竹橋駅(東西線)に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(東葉高速鉄道東葉高速線JR東日本中央本線総武線(順不同))にお問い合わせください。

※九段下駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(京王電鉄京王線東葉高速鉄道東葉高速線JR東日本中央本線総武線東急電鉄田園都市線東武鉄道伊勢崎線日光線(順不同))にお問い合わせください。

※近隣の文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(皇居東御苑千代田図書館昭和館東京国立近代美術館国立公文書館科学技術館、日本武道館、工芸館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。

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2015年08月23日千鳥ヶ淵さんぽみち《北の丸公園(田安門口)から千鳥ケ淵戦没者墓苑(墓苑入口交差点)》

皇居外苑バックナンバー2015 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ / 千鳥ヶ淵さんぽみち / 皇居外苑ブログ

千鳥ヶ淵さんぽみち」に指定されているルートのうち、北の丸公園(田安門口)を起点に、千鳥ケ淵戦没者墓苑に立ち寄って、墓苑入口交差点までの散策コース(バリアフリールート)をご案内します。

北の丸公園(田安門口)から墓苑入口交差点は約970mゆっくり歩いて約19分、エレベーターがある九段下駅6番口から千鳥ケ淵戦没者墓苑辺りまでなら約880mゆっくり歩いて約17分、千鳥ヶ淵緑道のみどりや千鳥ヶ淵の水辺など、都心とは思えない四季折々の風景に出会えるお散歩コースです。

写真:北の丸公園(田安門口)から千鳥ケ淵戦没者墓苑(墓苑入口交差点)までのバリアフリー経路図

<北の丸公園(田安門口)から千鳥ケ淵戦没者墓苑(墓苑入口交差点)までのバリアフリー経路図>

※九段下駅(エレベーターのある6番出入口)から北の丸公園(田安門口)までのバリアフリー経路のご案内は、こちらをご覧ください。

北の丸公園田安門口(靖国通り)

<北の丸公園田安門口(靖国通り)>

写真:九段坂上公園

<千代田区立九段坂公園(公衆トイレ付近)>

写真:千代田区立千鳥ヶ淵緑道入口の交差点を田安門方面から見た様子

<千代田区立千鳥ヶ淵緑道入口の交差点を田安門方面から見た様子>

写真:千鳥ヶ淵緑道入口

<千鳥ヶ淵緑道入口>

前の写真の交差点を左に曲がった辺りの様子です。

ここから千鳥ヶ淵緑道を進めます。


写真:千鳥ヶ淵緑道(インド大使館前)

<千鳥ヶ淵緑道(インド大使館前)>

写真:千鳥ヶ淵緑道(サルスベリ)

<千鳥ヶ淵緑道(サルスベリ)>

千鳥ヶ淵緑道は、お花見の時期に行われる通り抜けで有名ですが、この緑道には四季折々の花木や草花も植えられています。

写真:

<千鳥ヶ淵緑道(水飲場)>

写真:千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識

<千鳥ヶ淵さんぽみちの案内標識>

標識に表示しているQRコードを読み込むと、このブログを携帯やスマートフォンでご覧いただけます。


写真:千鳥ヶ淵ボート場(ボート乗場のスロープ)

<千鳥ヶ淵ボート場(ボート乗場のスロープ)>

ボート乗り場の入り口は、このスロープでは無く、ここを通り過ぎて、展望台の先にあります。


写真:千鳥ヶ淵ボート場(展望台側のスロープ)

<千鳥ヶ淵ボート場(展望台側のスロープ)>

写真:千鳥ヶ淵ボート場(展望台)

<千鳥ヶ淵ボート場(展望台)>

写真:千鳥ケ淵戦没者墓苑(東門)

<千鳥ケ淵戦没者墓苑(東門)>

墓苑にこの東門と、西門の2カ所から参拝出来ます。

写真:千鳥ケ淵戦没者墓苑(六角堂)

<千鳥ケ淵戦没者墓苑(六角堂)>

写真:

<千鳥ヶ淵緑道(ベンチと公衆トイレ)>

ここからは、また千鳥ヶ淵緑道の様子を紹介しています。

写真:千鳥ヶ淵緑道(水飲場と休憩所)

<千鳥ヶ淵緑道(水飲場と休憩所)>

写真:千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵をはさんで北の丸公園方向への眺望)

<千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵をはさんで北の丸公園方向への眺望)>

写真:千鳥ヶ淵緑道から見える墓苑入口交差点(内堀通り)の様子

<千鳥ヶ淵緑道から見える墓苑入口交差点(内堀通り)の様子>


写真:墓苑入口交差点・千鳥ヶ淵緑道入口

<墓苑入口交差点・千鳥ヶ淵緑道入口>

この交差点から内堀通りに沿って左方面に進むと、千鳥ヶ淵交差点から半蔵門交差点まで千代田区立の千鳥ヶ淵公園(通称「半蔵門公園」)が整備されており、公園からは皇居のお濠の一つである半蔵濠の雄大な景観が楽しめます。

この写真に映っている内堀通りの横断歩道を渡った先のみどりも千鳥ヶ淵公園(千代田区)の一部。こちらの公園を左手に進むと、その先には内堀通りに沿って緑道が続き、緑道に囲まれるようにイギリス大使館があります。

千鳥ヶ淵さんぽみちは、墓苑入口交差点を左に曲がり、交番がある千鳥ヶ淵交差点をさらに左に曲がって代官町通りを道なりにまっすぐ進み、東京国立近代美術館付属の工芸館(国指定重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)の前を通り、北の丸公園(乾門口)に続きます。

※九段下駅出入口の詳しい位置や運用時間、駅構内のバリアフリー設備、エレベーターの運行状況等については、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)へお問い合わせください。

※九段下駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(京王電鉄京王線東葉高速鉄道東葉高速線JR東日本中央本線総武線東急電鉄田園都市線東武鉄道伊勢崎線日光線(順不同))にお問い合わせください。

※千鳥ヶ淵さんぽみち近隣にある文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(昭和館、日本武道館、千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場千鳥ケ淵戦没者墓苑工芸館国立公文書館東京国立近代美術館科学技術館(順不同))へお問い合わせください。

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2015年08月22日日本武道館から旧江戸城清水門(雁木坂)へ

皇居外苑バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ / 歴史

日本武道館から清水門を通り抜けて、最寄り駅(九段下駅、竹橋駅)方面に向かう分岐点までの散策ルートをご案内致します。

今回このブログでご紹介する散策ルートは、途中に階段のある園路がある他、清水門に向かうには江戸時代につくられた雁木坂と呼ばれる石段もあるため、バリアフリールートとして推奨出来る経路ではありません。少し遠回りになりますが、迂回路も合わせて紹介しますので、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて迂回路を選択してください。

写真:日本武道館から清水門に向かう外周園路(武道館南側の公衆トイレ付近)

<日本武道館から清水門に向かう外周園路(武道館南側の公衆トイレ付近)>

写真の交差点手前が日本武道館、奥に向かう園路が清水門や吉田茂像、科学技術館、第1、第2駐車場のある方向、右側が日本武道館前の時計台や北の丸休憩所(ザ・フォレスト北の丸)、第3駐車場のある方向です。

この公衆トイレは、建設から20年ほど経っていますので、最新の公衆トイレと比べると規模もとても小さく、設備も古めかしいものですが、車いす対応のブースも備わっています。清水門周辺には第1駐車場まで行かないと車いす対応の公衆トイレがありませんのでご注意ください。日本武道館敷地との境目に段差がありますので、特に夜間に通行される際などは転倒しないよう足下に注意してお通りください。

写真:日本武道館から清水門に向かう外周園路(吉田茂像付近)

<日本武道館から清水門に向かう外周園路(吉田茂像付近)>

日本武道館の東口側から清水門に向かう園路沿いには、森林公園として造営された北の丸公園では少し異色ですが、八重桜やハナミズキなどに代表される一般的な花木も多く植えられている一角があるため、お客様向けの通称として「花木園」などと称して季節の花などをご案内しています。

この先の丁字路を左に曲がり階段を下ると清水門上の展望広場です。

丁字路を右に曲がって科学技術館の正面に周り、左手に回り込むように延びる管理道路のような園路を辿ると、途中急な坂道を通りますが、階段を通らずにこの先にある清水門上の展望広場に到達することが可能です。

写真:清水門上の展望広場に向かう階段

<清水門上の展望広場に向かう階段>

この階段下の展望広場には、パーゴラとベンチのある展望休憩所と公衆トイレ(一般ブースのみ)があります。見た目よりも急な階段ですので、この階段をお通りになる際は足下に気をつけて下さい。

現在では、周囲に高層ビルが建ち並んでいるため、つくられた当時のような見晴らしを目にすることは出来ませんが、広場の一角からは、旧江戸城を偲ばせる清水門や雁木坂、清水濠、石垣等の文化財群を眺める事が出来ます。

段差を上り下りすることが困難な方は、清水門展望広場の公衆トイレ脇から先ほどご紹介した科学技術館の裏手の園路に戻り、左手に坂を下って道なりに辿っていくと、清水濠の堤塘に沿って竹橋交差点付近に通り抜ける事が出来る園路がご利用いただけます。この迂回経路に階段はありませんが急な坂道が長く続きますので、ご通行の際は気をつけてお通りください。

写真:旧江戸城清水門(雁木坂)

<旧江戸城清水門(雁木坂)>
清水門は、江戸時代につくられた江戸城北の丸に出入りするための城門の一つで、国の重要文化財に指定されています。清水門の一角を占める「雁木坂」と呼ばれるこの急な石段は、万が一、この門から敵に攻め入られても容易に駆け上がれないよう、わざわざ一段ずつの段差が非常に高く、不揃いに作られおり、敷き詰められた砕石も歩きにくさを増しています。北の丸公園が開園して以来、公園の出入り口としてもご利用いただいていますが、健脚の方でも歩きにくいようにつくられた歴史ある石段(文化財)ですので、雁木坂をお通りになる際は、一段一段気をつけてお通り下さい。

写真:旧江戸城清水門(渡り櫓門)

<旧江戸城清水門(渡り櫓門)>

写真:旧江戸城清水門(枡形広場)

<旧江戸城清水門(枡形広場)>

写真:旧江戸城清水門(高麗門)から見える市街地の様子

<旧江戸城清水門(高麗門)から見える市街地の様子>

清水橋の突き当たりの道路(内堀通り)をはさんで向かい側にある千代田区役所庁舎内には千代田図書館等もあり、高層階の窓辺からは旧江戸城清水門や北の丸公園を見下ろす都心とは思えない絶景も見えるそうです。

写真:牛ヶ淵

<牛ヶ淵>
清水橋の左手では皇居のお濠の一つ「牛ヶ淵」がご覧いただけます。清水橋は、牛ヶ渕の水面を間近に見ることが出来る貴重な場所です。

写真:清水濠

<清水濠>
清水橋から右手(南側)のお濠は「清水濠」です。竹橋辺りまで続く切り立った石垣は、特別史跡旧江戸城跡にふさわしい威厳ある風景を形作ります。

写真:清水橋(内堀通り/千代田区役所前)

<清水橋(内堀通り/千代田区役所前)>
清水橋を渡った先の丁字路は内堀通りを左に進むと九段坂交差点(九段下駅)方面、右に進むと竹橋交差点(竹橋駅)方面です。

今回ご紹介したとおり、清水門やその周りの文化財群は、地形的にも文化財保護の観点からもバリアフリー化することは困難な場所ですが、車いすを使用されている方々や階段の上り下りが困難な方々、ベビーカーを使用されている方々でも、内堀通りや科学技術館の裏手の園路を大きく迂回しながら巡っていただくことで、清水門(高麗門)の近くや展望広場からご覧いただく事も可能です。

※竹橋交差(竹橋駅付近)から九段坂交差点(九段下駅付近)までのバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

※九段下駅出入口の詳しい位置や運用時間、駅構内のバリアフリー設備、エレベーターの運行状況等については、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)へお問い合わせください。

※竹橋駅出入口の詳しい位置や運用時間、車いす昇降機の利用方法、駅構内のバリアフリー設備等については、竹橋駅(東京メトロ東西線)へお問い合わせください。

※近隣の文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(日本武道館、科学技術館千代田図書館皇居東御苑東京国立近代美術館国立公文書館工芸館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場昭和館(順不同))へお問い合わせください。

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2015年08月20日竹橋駅(2番口)から北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)へのバリアフリールート 

皇居外苑バックナンバー2015 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ブログ

竹橋駅(車いす昇降機のある地下鉄出入口)から、北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)方面に向かうバリアフリールートをご案内いたします。

竹橋駅にはエレベーターは整備されていませんが、2番出入口に車いす昇降機が設置されています。駅構内の移動に少し時間はかかりますが、こちらの経路を選択していただくことで、車いすを使用されている方も竹橋駅を利用して北の丸公園や近隣の文化施設にお越しいただくことが可能です。

北桔橋門口(東京国立近代美術館、国立公文書館、科学技術館方面)まで約700mゆっくり歩いて約14分、乾門口(工芸館方面)までは約900mゆっくり歩いて約18分、皇居のお濠沿いに内堀通りから代官町通り(紀伊国坂)を歩くお散歩コースの一つとしてもおすすめです。

竹橋駅(車いす昇降機がある2番口)から北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)までのバリアフリー経路図です

<竹橋駅(2番出入口)から北の丸公園(北桔橋門口・乾門口)までのバリアフリー経路図>

車いす昇降機(地上出入口)

2番出入口に設置されています。

竹橋駅構内には小さな階段も多く、複数の車いす昇降機を乗り継ぐ必要があるため、地上に出るだけでも時間がかかります。北の丸公園までの歩行距離も地上だけでも2倍近くになるため、北の丸公園方面に向かうにはやや不便な経路ですが、2番出入口から皇居東御苑(宮内庁)を参観するための出入口の一つである平川門に向かわれる場合は、最寄りの地下鉄出入口として紹介されている1a番出入口からと同じくらいの距離です。

※竹橋駅出入口の詳しい位置や運用時間、車いす昇降機の利用方法、駅構内のバリアフリー設備等については、竹橋駅(東京メトロ東西線)へお問い合わせください。

写真:車いす昇降機が備えられた竹橋駅の2番出入口(地上)

<竹橋駅2番出入口(車いす昇降機の地上側出入口)>

写真:車いす昇降機が備えられた竹橋駅の2番出入口(地上部の全景)の様子

<竹橋駅2番出入口(大手濠緑地広場)>

車いす昇降機が設置された2番出入口から地上にでた場所には、内堀通り(都道)の付帯施設として設けられた大手濠緑地広場(東京都第一建設事務所)という名前の公園も整備されており、皇居のお濠の一つである大手濠を眺めながら木陰でちょっと一息入れるには最適な場所です。この小さな公園は、大手町駅や大手町のオフィス街からも程近いため、昼休みには多くの方々もひとときの休息に訪れます。

※竹橋駅の2番出入口付近では、大手濠緑地広場を全面閉鎖して地下鉄のエレベーター設置工事が行われており、同工事の期間中は大手濠緑地広場は使用出来なくなっております。この区間を通過するランナーや自転車をご利用の皆様におかれましては、歩行者優先で、とりわけ車いすやベビーカーを使用されている方々等に配慮してご通行ください。

写真:竹橋駅2番出口から北の丸公園に向かう沿道(内堀通り)

竹橋駅2番出口から北の丸公園に向かう沿道(内堀通り)では、大手濠や、平川門に架かる平川門橋、切り立った石垣と深々と茂る木々等、旧江戸城址の趣や皇居東御苑の自然を感じられる竹橋駅周辺ならでは風景をご覧いただけます。

写真:竹橋交差点(内堀通りと代官町通りの分岐点)の様子

<竹橋交差点(内堀通りと代官町通りの分岐点)>

北の丸公園(北桔橋門口)方面には、この交差点を渡ってすぐの清水濠に架かる竹橋を左手に進み、紀伊国坂(代官町通り/千代田区道)をまっすぐ上ります。

この交差点付近には、竹橋駅の出入口としては北の丸公園に一番近い1b番出入口や、皇居東御苑(平川門、北桔橋門)の最寄り出入口として紹介されている1a番出入口がありますが、残念ながら、何れの出入口にも地上までのエスカレーターやエレベーター、車いす昇降機等のバリアフリー設備は整備されていません。

この交差点で左に曲がらずに、清水濠に沿った平坦な歩道(内堀通り)を600m程進めばエレベーターのある九段下駅に着きます。途中には、清水濠や旧江戸城清水門、千代田図書館、昭和館などがあります。少し歩行距離はありますが、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて、エレベーターのある九段下駅方面へ、散策がてら迂回するのも選択枝の一つです。

  • ※竹橋交差点から内堀通りを通り、九段下交差点から九段坂(靖国通り)を上って北の丸公園(田安門口)方面に向かうバリアフリー経路は、こちらでご紹介しておりますのでご覧ください。

写真:紀伊国坂/代官町通り(東京国立近代美術館本館前)

<紀伊国坂(代官町通り)>

竹橋を渡るとすぐに東京国立近代美術館が見えてきます。

写真:紀伊国坂/代官町通り(国立公文書館前)の様子

<紀伊国坂(代官町通り)>

すぐ隣の施設は、国立公文書館です。

写真:代官町通り(首都高速北の丸出口の交差点)の様子

<代官町通り(首都高速北の丸出口の交差点)>

首都高速道路から一般車道への出口を横断します。小さな交差点ですが、高速道路から降りてきた車が、一時停止せずに飛び出してくる場合もありますので、ここを横断する際は、歩行者や自転車も十分注意して渡りましょう。

写真:代官町通り(北の丸公園北桔橋口の交差点)の様子

<代官町通り(北の丸公園北桔橋口の交差点)>

この角を右に曲がると北の丸公園(北桔橋門口)です。この先に北の丸公園の駐車場や科学技術館、日本武道館があります。

工芸館に行かれる方は、ここを曲がらずに代官町通りを道なりに進みます。

この入口には、歩道と車道が整備されているので、歩行者(車いす、ベビーカー、シニアカー及び自転車を含む)の他、一般車両やバイク(原動機付自転車を含む)での入園も可能なため、北の丸公園に向かう車が右左折してきます。大型の観光バスや各施設に向かう搬入用の大型トラック等も進入してきますので、ここの横断歩道を渡る際も、周りをよく見て十分注意して渡りましょう。

写真:代官町通り(北の丸公園乾門口の交差点)の様子

<代官町通り(北の丸公園乾門口の交差点)>

この交差点が北の丸公園(乾門口)です。北の丸公園を代表する憩いの場である池や芝生がある広場や、東京国立近代美術館付属の工芸館は、ここからが最寄りの公園入口になります。この入口にも、歩道と車道が整備されており、歩行者等の他、一般車両やバイク(原動機付自転車を含む)も通行します。大型バス等も出入りしますので、ここの横断歩道を渡る際も、周りをよく見て十分注意して渡りましょう。

写真:代官町通り(乾門前交差点)

<代官町通り(乾門前交差点)>

代官町通りをはさんで向かい側には、皇居乾門が見えます。

皇居東御苑を参観するための出入口の一つである北桔橋門は、乾門前交差点の押しボタン式信号を押して、青になったら横断歩道を渡り、乾門前の歩道を左に曲がって竹橋駅方面に少し戻ります。乾門前交差点の横断歩道は、一般道路(代官町通り)と首都高速の出入口(代官町IC)を横断しますので、必ず信号が青になるのを待って、周りをよく確認してから渡ってください。

写真:代官町通り(工芸館前)

<代官町通り(工芸館前)>

千鳥ケ淵戦没者墓苑や千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵ボート場)方面に向かわれる場合は、工芸館前の代官町通りをさらに道なりに進み、角に交番のある交差点を右に曲がるとすぐそこです。

※竹橋駅(東西線)に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(東葉高速鉄道東葉高速線JR東日本中央本線総武線(順不同))にお問い合わせください。

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2015年08月07日東京・北の丸公園露場(ろじょう)のご紹介

皇居外苑いきもの / お知らせ / バックナンバー2015 / 北の丸公園ブログ / 夏の花 / 気象観測 / 環境保全の取り組み

北の丸公園内に東京都心の気象観測点が設置されているのはご存じでしょうか?

先日、東京都心部で観測された猛暑日(最高気温が35℃を超えた日)の連続日数が記録更新されたことを受け、この数日、テレビのニュースや天気予報等でもちょくちょく紹介されているので、季節の話題としてご存じの方も多いかもしれません。

写真:北の丸公園内に設けられた東京管区気象台の地上気象観測施設「東京・北の丸公園露場(ろじょう)」の全景

積雪計、感雨器、温度計・湿度計、雨量計

写真左上:積雪計(レーザー光を発射して積もった雪の深さを測ります)

写真左下:感雨器(上部のセンサーに雨や雪が付くと電気が流れ、雨や雪が降っていることが分かります)

写真右上:温度計・湿度計(通風筒内に電気式温度計、電気式湿度計が入っています)

写真右下:雨量計(降雨時に中のますがシーソーのように交互に動きその回数で降水量を測ります)

写真:ノダフジの花

施設の周りには、生物季節観測に用いられる指標植物も数種類植えられており、藤棚ではノダフジの花が炎天下で風にそよいでいました。

写真:サンゴジュの実

サンゴジュの実は赤く色付き始めています。

写真:ヤマハギと蝶々(ツマグロヒョウモン)

ヤマハギも小さな花をたくさん咲かせていて、弓なりにしなった枝のアーチの上では、蝶々(ツマグロヒョウモン)がのどかに羽を休めていました。

北の丸公園の露場は、来園者が気軽に見学出来るように、見学用の通路や観測データの表示施設も整備されています。また、北の丸公園の最寄り駅の一つである竹橋駅から歩いて数分の距離にある気象庁には、「気象科学館」が併設されています。

北の丸公園にお越しの際は、東京の気象観測地点である露場や気象科学館にも立ち寄られては如何でしょうか。


※観測データについては、気象庁東京管区気象台にお問い合わせください。

※露場を含む北の丸公園内でのメディア撮影や取材等は、気象庁東京管区気象台の承諾を得た上で、公園管理事務所(皇居外苑管理事務所北の丸分室)への撮影等許可申請が必要です。

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2015年07月30日町名の由来(北の丸公園)

皇居外苑バックナンバー2015 / 北の丸公園ブログ / 歴史

北の丸公園や近隣の文化施設等の住所は、「東京都千代田区北の丸公園」です。

現在、北の丸公園として一般公開されている一帯の土地は、徳川家康が江戸幕府を開いた後に拡張した江戸城の一部で、北の丸公園という町名は、この地が江戸城本丸の北側に位置する「北の丸」と呼ばれる場所だったことに由来します。

※清水濠と石垣(国指定特別史跡「江戸城跡」の一部)。北の丸公園を囲む皇居のお濠の一つ。千代田区役所庁舎から撮影。


江戸時代のはじめ頃、この辺り一帯は、関東総奉行を命じられた内藤清成をはじめとする徳川側近の大名家の屋敷地となったことから「代官町」という町名で呼ばれるようになります。

図:絵地図


その後、御三卿と呼ばれる徳川宗家に近い血筋の3つ武家のうち、田安氏と清水氏の屋敷が置かれ、明治維新後はその名残から「東代官町」と「西代官町」の2つの町名に住居表示が分けられた時期もあったそうです。

※旧江戸城田安門(国指定重要文化財)。

※旧江戸城清水門(国指定重要文化財)。千代田区役所庁舎から撮影。


戦後、国民公園皇居外苑(北の丸地区として編入)の一部として一般公開されることが決まり、公園として生まれ変わるための造営工事が進められる中、昭和42年(1967)に行われた住居表示の改訂によって、「北の丸公園」という町名が生まれました。

※写真は、千代田区が設置した町名由来板(竹橋駅から代官町通りを北の丸公園に向かって紀伊国坂を少し上がった歩道の脇に設置されています。)


北の丸公園では、休憩所(ザ・フォレスト北の丸)の一角にインフォメーションコーナーを設け、この地域の歴史についても常設展示でご紹介しています。

夏休みに北の丸公園や近隣の文化施設等へお越しの際は、散歩の途中でインフォメーションコーナーに立ち寄って、歴史など学びながらちょっと休憩(クールシェア)されてはいかがでしょうか。

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2015年07月24日「北の丸公園グリーンアドベンチャー」のご案内

皇居外苑バックナンバー2015 / 北の丸公園グリーンアドベンチャー / 北の丸公園ブログ

北の丸公園内で、こんなカンバンを見かけたことはありませんか?

北の丸公園グリーンアドベンチャーに配置している子供コース用の設問ラベルをご紹介する写真です

普通の樹名板のようにも見えますが、これは、北の丸公園内に設けられたグリーンアドベンチャーコースの設問パネルです。

  • ※緑色のパネルは子供向けの初級コース用。

  • 北の丸公園グリーンアドベンチャーに配置している大人コース用の設問ラベルをご紹介する写真です

※黒色のパネルは大人向けの上級コース用。

グリーンアドベンチャーは、全国各地の公園にコースが設けられており、設問パネルが点在するコースを巡りながら、パネルに書かれたヒントと目前にある実物の木を見て樹種名を当てる、セルフガイド式の自然学習ツールです。

事前に解答用紙をダウンロードしてラリー形式で樹名当てクイズを楽しんだり、パタンパタンとパネルをめくって答えを確認しながら散策したりと、楽しみ方はさまざま。自然の中で実際に五感を使って植物とふれあいながら、自然を理解していこうという楽しい仕掛けです。

北の丸公園には、お子さん向けに10ヶ所、大人向けに30ヶ所の設問パネルを配置した2つのコースを設定しています。北の丸公園にお越しの際は、グリーンアドベンチャーコースを活用して、気軽に出来る自然観察をお楽しみ下さい。

図:解答用紙(子供用)図:解答用紙(大人用)
 ・解答用紙 子供用 [PDF 833KB]解答用紙 大人用[PDF 1,851KB]..pdf

  • ※現在、印刷した解答用紙はご用意しておりませんので、解答用紙をご使用になりたい場合は、こちらからダウンロードしてお持ちください。

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2015年07月23日ムクゲの花が見頃です

皇居外苑バックナンバー2015 / 北の丸公園ブログ / 夏の花

北の丸公園で、ムクゲの花が見頃を迎えています。

ムクゲの花の写真

ムクゲは、暑さで花が少なくなる夏の間も次々と美しい花を咲かせ続けるため、お家の庭木やベランダに飾る鉢花として一般の家庭でも親しまれている花です。公園や高速道路などの公共空間の緑化材料としても広く使われており、夏の風景を彩る代表的な花の一つです。

ムクゲの並んで咲く様子の写真

朝顔やツユクサなどと同じで、一輪の花は朝開いて夕方にはしぼんでしまう"一日花"ですが、暑さに負けず夏の間中、次々と花を咲かせ続けます。

 

ムクゲ八重咲きの花の写真

いろいろな園芸種が普及していますが、代表的な一重咲きの品種に比べ、八重咲きの品種は一段と華やかな印象。きびしい真夏の日差しの中で、元気いっぱいにほほえみかけてくれているみたいです。

夏の公園へお出かけの際は、熱中症対策と虫除けをしっかりと準備してお出掛けください。

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