国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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秋の花

69件の記事があります。

2008年10月20日北の丸公園の秋(その5)

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 過ごしやすい日が続いています。この時期、北の丸公園の芝生地では、お子さん連れの方をよく見かけます。小さな坊や(お嬢ちゃん)を芝生で遊ばせるにはちょうどいい季節なのでしょうか。
 ただ、あと少しすると芝生にも北風が吹いてくるんでしょうね。北の丸公園の植物たちも冬に向けて季節の移ろいを様々な形で表現しています。

 

前回紹介しました「ニシキギ」の紅葉をアップで。

「フユザクラ」が咲き始めました。昨冬は11月頃から1月半ばまで、数輪づつ花をつけていました。同じ頃咲くサクラには「十月桜」がありますが、十月桜は八重なのに対し、フユザクラは一重です。吉田茂像裏手。

「ツワブキ」(キク科の多年草)も咲き出しました。晩秋の花ですね。園内各所。

「ガマズミ」(スイカズラ科の落葉低木)の赤い小さな実。園内各所。前回から赤い実ばかり紹介しているので、次の実は紫色。

「ヤブミョウガ」(ツユクサ科の多年草)の青紫色の実。茎が1m以上伸びて実をつけています。千鳥ケ淵側の丘中心。

これはモミジの実です。1cmほどの羽が生えています。翼果というそうで、熟すとくるくる回りながら落ちていきます。

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2008年10月15日北の丸公園の秋(その4)

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 明け方まで降っていた雨もあがり、午後からは爽やかな青空になりました。
 今年の秋の深まりは昨年と比べ、早いように感じられます。晩秋を感じさせる木々の装いがちらほらと見かけられます。

(*画像をクリックすると「拡大」します。)





「サザンカ(ツバキ科の常緑樹)」の花が千鳥ケ淵側の丘で何輪か咲き出しました。

赤い果実を続けてご紹介しましょう。いずれも晩秋に1cmに満たない大きさで赤くなるもの。まずは「サンシュユ(ミズキ科)」の実。背景は田安門です。

「ピラカンサ(バラ科)」の実。池西側道路沿い。

「クロガネモチ(モチノキ科常緑高木)の実。園内のあちこちで見かけられます。

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2008年10月10日北の丸公園の秋(その3)

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 今日は久しぶりに朝から気持ちのいい秋晴れの日です。ここのところ、朝方寒い日が続いていたせいかめっきり秋めいてきたように感じます。公園内の木々にも秋が感じられます。

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あれ、これって紅葉しているんじゃあ!?。昨年も紹介したニシキギ(ニシキギ科の落葉低木)です。車道沿いの、日が当たり風通しのいい場所にある2本が紅葉しています。園内のものはまだ全然なんですが--。


5月13日のこのブログでも花を紹介したエゴノキの実が鈴なりになっています。園路に落ちだしました。中央樹林帯。

ユズリハ(ユズリハ科の常緑高木)の実です。正月飾りの縁起物として、シダのウラジロと一緒の葉がこのユズリハです。科学技術館近傍。

ウメモドキ(モチノキ科の落葉小高木)の実です。赤く熟した5mmほどの小さな実。初夏咲く花は小さく、花よりも実を鑑賞するため植えられることが多いそうです。

タチバナの実が色づいてきました。やっぱりミカンの仲間ですね。中央樹林帯。

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2008年09月24日北の丸公園の秋(その2)

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 今日は、木々の緑と空の青さのコントラストが見事な秋晴れの一日です。秋分の日が過ぎ、園内でみられる秋の訪れを拾ってみました。

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ヒガンバナが満開です(清水門上の土手あたり)。

ヤマボウシ(ミズキ科の落葉高木。6月頃、白い花が咲く。)に直径1~3cm位の実がたくさんついています(中央の樹林帯)。もう少し赤く熟します。

ハナミズキ(ミズキ科の落葉高木)の赤い実。5mm程度の大きさです(吉田茂銅像の前あたり)。

クヌギ(ブナ科)の実、ドングリですね。

イチョウ並木の下にはギンナン。

サルビア・レウカンサの花。シソ科の多年草です。11月頃まで楽しめます。中央のレストハウス前。

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2008年09月22日北の丸公園の秋(その1)

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 今日は朝から冷たい雨が降っています。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、秋分の日を明日に控え、北の丸公園の森も秋色に衣替えしようとしています。雨の合間の秋のスナップです。

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清水門上の土手で「ヒガンバナ」(ヒガンバナ科)が咲き始めました。アゲハ
が残り少ない日々を惜しむかのように忙しなく蜜を吸っていました。

園内のあちこちに「コムラサキ」(クマツヅラ科の落葉低木)の紫色の果実がみられます。6月頃、淡い紫色の小さな花を咲かせ、秋に果実を実らせます。同じ姿の「ムラサキシキブ」とは別種で、「コムラサキ」の方が果実が多く、こちらの方を植えていることが多いようです。

吉田茂銅像の裏手で「スイフヨウ」(アオイ科)の花が咲いています。初秋の花です。朝は白い花、午後にはピンク、夕方から夜にかけ赤くなるのが、酒飲みの顔がだんだん赤くなっていくのになぞらえ「酔(う)芙蓉」。

「カラタチ」の実もだんだん大きくなってきました。

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2007年11月27日北の丸公園紅葉情報(11月27日現在)

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 東京ではしばらく晴天の日が続いていましたが、ここ1週間の天気予報によるとこれから曇りや雨の日が続き一段と寒くなることから、紅葉の色づきも進みそうです。
イチョウやモミジもようやく紅葉した木々が多くなってきました。

 (紅葉色づき具合)*10点満点
  モミジ--------「4」(12月初~中旬頃が見頃)
   (約300本、千鳥ケ淵側の丘中心(通称モミジ山)
  イチョウ------「5」
   (約100本、園内各所)(12月初旬頃が見頃)
  ケヤキ--------「10」(見頃)
   (約100本、園内各所)
  ニシキギ------「7」
   (約100本、芝生東側の林中心)
  サクラ--------「10」(落葉した木が多くなっています)
    (約200本、園内各所)
  ドウダンツツジ--「10」(見頃)
   (モミジ山側通路が見所)  


モミジ山側道路では綺麗に色づいたモミジが出始めました。

モミジ山の中の林の紅葉はまだ4割程度です。

あちこちに落ち葉の絨毯が敷き詰められてます。

芝生広場周辺

清水門から武道館を望む。サクラの紅葉です。

サルビアレウカンサの花。9月頃から咲いていたこの花もそろそろ終わりです。

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2007年11月22日北の丸公園紅葉情報(11月22日現在)

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 北の丸公園紅葉情報も今秋、3回目となりました。師走も近づき、雪の便りも聞こえるようになった今日この頃、園内の紅葉樹もイチョウやモミジを除きかなり色づいてきました。ケヤキやサクラは今、見頃で、今月中には葉が散りそうな状況です。
 また、園内にはあちこちにクロガネモチ(モチノキ科)やピラカンサ(バラ科)の赤い実がきれいになっています。

 (紅葉色づき具合)*10点満点
  モミジ--------「2」(12月初~中旬頃が見頃)
   (約300本、千鳥ケ淵側の丘中心(通称モミジ山))
  イチョウ------「4」(12月初旬頃が見頃)
   (約100本、園内各所)
  ケヤキ--------「8」(見頃)
   (約100本、園内各所)
  ニシキギ------「6」
   (約100本、芝生東側の林中心)
  サクラ--------「10」(今が見頃)
    (約200本、園内各所)
  ドウダンツツジ--「8」(もうすぐ見頃)



田安門から牛ヶ淵を望む。サクラです。かなり葉が散っています。

芝生のケヤキ。

科学技術館前のイチョウも一段と色を濃くしました。

池西側通路のドウダンツツジも綺麗に紅葉しています。

クロガネモチの実です。園内のあちこちで赤い実がなっています。

ピラカンサの実です。クロガネモチの実と同じような色、形です。

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2007年11月19日北の丸公園紅葉情報(11月19日現在)

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 先週末より急に寒くなり東京でも昨日、木枯らし1号が吹きました。園内の樹木も慌てて冬支度を始めたようです。サクラは朱色に染まり、ケヤキは赤く色づいていますし、イチョウも日の当たる場所を中心に急いで秋物に着替え始めたようです。
 これからも寒い日が続けば11月下旬から12月上旬にかけてイチョウを中心に見頃となるでしょう。

 (紅葉色づき具合)*10点満点
  モミジ--------「2」(12月初中旬頃が見頃)
   (約300本、千鳥ケ淵側の丘中心(通称モミジ山)
  イチョウ------「4」
   (約100本、園内各所)
  ケヤキ--------「8」(もうすぐ見頃)
   (約100本、園内各所)
  ニシキギ------「5」
   (約100本、芝生東側の林中心)
  サクラ--------「10」(今が見頃)
    (約200本、園内各所)
  ドウダンツツジ--「8」(黄色から赤へ変化)
   (モミジ山側園路が見所)



園内各所にあるケヤキが赤く色づいています。

科学技術館前の大通りのイチョウです。このイチョウが一番、紅葉が進んでいるようです。

吉田茂像の裏手にフユザクラが2本、かわいい花を咲かせています。年明けまで楽しめるでしょう。

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2007年11月13日北の丸公園紅葉情報(11月13日現在)

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 北の丸公園には約2,000本の落葉樹があり、紅葉が美しいモミジやイチョウなどが多く植えられています。ここでは園内にある紅葉樹の「見頃」を折に触れ紹介していきます。

今の「主な紅葉する樹木(本数)」の「色づき具合(10段階評価で10が満点)は、

モミジ (約300本、千鳥ケ淵側の丘中心(通称モミジ山)) が 「1」、
イチョウ(約100本、園内各所(武道館前に大銀杏))   が 「3」、
ケヤキ (約100本、園内各所)  が 「6」、 
ニシキギ(約100本、芝生東側の林中心)         が 「4」、
サクラ (約200本、園内各所)             が 「6」、
ドウダンツツジ(モミジ山側園路が見所)         が 「6」 
  
といった様子です。

モミジ、イチョウとも日当たりの良いところから徐々に色づき始めています。これからの天気にもよりますが、見頃は12月に入ってからのようです。ドウダンツツジはながく色づいてますので、モミジの紅葉と一緒にみると見事です。また、サクラは朱色に染まりはじめました。

 このほか、この時期は、サザンカが園内のいたるところに白い花を咲かせています。また、吉田茂像の裏手ではフユザクラ(2本)がかわいい花を咲かせています。
 


向かって左側の高木がケヤキ、右側の高木がイチョウです。色づき始めています。

ニシキギです。場所によっては、きれいに色づいています。

サザンカです。年内は白い花を咲かせています。

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