国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

皇居外苑ニュース

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秋の花

69件の記事があります。

2020年10月16日紅葉の兆し(きざし)

皇居外苑お知らせ / お願い / バックナンバー2020 / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

台風の影響でキンモクセイは花が落ちてしまいましたが、それに代わるよう、ハナミズキの葉が紅葉しています。

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

ハナミズキの紅葉(2020年10月16日、吉田茂銅像付近にて撮影)

ミズキ科ヤマボウシ属に分類される植物で、北アメリカが原産とされています。

日本では庭木や公園樹として広く植えられ、4月頃から5月頃にかけて花を咲かせます。

名前の由来については、ミズキの仲間であること、そのミズキよりも花が目立つことから付けられたとされています。

また、アメリカから渡ってきたこと、ヤマボウシに似ていることから、アメリカヤマボウシとも呼ばれます。

園内でいち早く紅葉を見せてくれてくれるのも、こちらとなっています。

モミジ林(2020年10月16日、芝生地付近にて撮影)

紅葉のピーク時期には美しく色付きますが、まだまだ紅葉しているとはいえません。

※紅葉のピークは、例年11月下旬から12月上旬です

イチョウ(2020年10月16日、科学技術館付近にて撮影)

イチョウ科イチョウ属に分類される植物です。

葉が若干黄色く変化してきました。

アツバキミガヨラン(2020年10月16日、乾門付近北の丸公園側にて撮影)

キジカクシ科ユッカ属に分類される植物です。

人通りの多い歩道沿いに、ひときわ目立つ花を咲かせています。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)

(出典:厚生労働省HPより)

※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう

URLhttp://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について

URLhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

※皇居外苑・北の丸公園の利用施設等の再開についてお知らせがありますので、下記URLにてご確認くださいませ

URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_214.html

※環境省による熱中症予防情報サイトにおいて、暑さ指数や暑さ対策などを掲載しておりますので、当方をご利用の際にお役立て頂ければ幸いです

環境省熱中症予防情報サイトURL(https://www.wbgt.env.go.jp/

※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。

URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

詳しくは各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館

千鳥ケ淵戦没者墓苑

千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵ボート場

皇居東御苑及び三の丸尚蔵館

科学技術館

国立公文書館

昭和館

しょうけい館(戦傷病者史料館)

日本武道館

千代田区立図書館

日比谷公園

(順不同)

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2020年10月09日寒露(かんろ)

皇居外苑いきもの / お知らせ / お願い / バックナンバー2020 / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

10月8日は二十四節気で言う寒露でした。寒露とは草木に降りる冷たい露のことを指し、秋の深まりを感じさせる頃とされています。

北の丸公園ではキンモクセイが開花し、樹木の葉も徐々に紅葉し始めてきました。

部分的に紅葉が始まったケヤキ(芝生地にて撮影、2020年105日)

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

キンモクセイ(2020年10月5日、管理事務所付近にて撮影)

モクセイ科モクセイ属に分類される植物で中国が原産とされています。

日本では庭木や公園樹として植えられ、9月頃から10月頃にかけて香り高い花を咲かせます。

名前の由来については、花が金色で木の肌が犀(動物のサイ)の肌に似ていることから付けられたとされています。

キンモクセイはオス・メスに分かれている植物ですが、たとえ性別がそろわなくとも挿し木(さしき)という手法で増殖することができます。

このことから、香りの良い花が咲く雄株(オス)が重宝され、中国から渡来したのちに国内で増殖していった結果、そのほとんどは雄株(オス)になったとされています。

ヒイラギモクセイ(2020年10月5日、北の丸休憩所付近にて撮影)

モクセイ科モクセイ属に分類される植物です。

キンモクセイに近い種類のヒイラギモクセイも花を付けていました。

カルガモ(2020年10月5日、池にて撮影)

カモ科マガモ属に分類される鳥類です。

北の丸公園には秋頃になると越冬のためにカモ達が飛来しますが、これらのカルガモは今秋の第一陣です。

コブシ(2020年10月5日、管理事務所付近にて撮影)

モクレン科モクレン属に分類される植物です。

熟した実が地面に落ちており、キジバトがついばんでいました。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)


(出典:厚生労働省HPより)

※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう

URLhttp://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について

URLhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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環境省熱中症予防情報サイトURL(https://www.wbgt.env.go.jp/

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2020年10月02日ヒガンバナ(彼岸花)

皇居外苑いきもの / お知らせ / お願い / バックナンバー2020 / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

気温も下がって涼しくなり、セミの鳴き声も収まりました。

また、ここに来て、地面から伸びてきた彼岸花が花を咲かせ始めるなど、秋が日に日に深まっていくのを感じます。

※環境省熱中症予防サイトより転載

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

ヒガンバナ(2020年10月2日、芝生地付近の林にて撮影)

ヒガンバナ科ヒガンバナ属に分類される植物で、日本全国の人里近くに分布し、9月頃に花を咲かせます。

名前の由来については、秋の彼岸頃(秋分の日付近)に咲くこと、花だけで葉がないことをこの世の花ではなく、あの世(彼岸)の花としたこと、などからヒガンバナと呼ぶようになったとされています。

別名では曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼ばれますが、これは梵語(古代インドの言語)から付けられたとされています。

他にも死人花・仏花・霊花と呼ばれたり、狐ぐさ・狐ばなといった、死や狐に関する名前で呼ばれることもあるなど、実に数多くの呼び名を持っています。

タマスダレ(2020年10月2日、第一駐車場付近にて撮影)

ヒガンバナ科サフランモドキ属に分類される植物で、8月頃から10月頃花を咲かせます。

紅葉してきた葉(2020年10月2日、吉田茂銅像付近にて撮影)

モミジとハナミズキの葉の色が変わってきているように見えます。

キンモクセイの花(2020年10月2日、管理事務所付近にて撮影)

花を咲かせはじめました。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)

なお、暑さ対策や熱中症対策については、引き続き各自しっかりお願いいたします。

(出典:厚生労働省HPより)

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2020年09月18日秋分(しゅうぶん)

皇居外苑いきもの / お知らせ / お願い / バックナンバー2020 / 秋の花

9月22日は二十四節気でいう秋分です。秋分とは、夏の暑さの名残はあるものの、雷が鳴らなくなり、昆虫たちが冬に向けて土に隠れ始める頃とされています。

※環境省熱中症予防サイトより転載

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

ススキ(2020年9月18日、池周辺にて撮影)

イネ科ススキ属に分類される植物で、本州・四国・九州に分布し、8月頃から10月頃に花を咲かせます。

ススキの名前の由来については明確なものがなく、例えば、すくすくと育つ様をあてている-等々の諸説があるようです

別名で、尾花(おばな:動物の尾に似ている)・茅(かや:茅葺きに使用される)などと呼ばれます。

クリの実(2020年9月15日、芝生地付近の林にて撮影)

クリのイガイガが割れて、実が顔を出していました。

オオバコの花(2020年9月16日、芝生地にて撮影)

芝生地に生えるオオバコが花を付けていました。

マテバシイの実(2020年9月18日、芝生地のトイレ付近にて撮影)

マテバシイのドングリが一面に落ちていました。

ヤマガラ(2020年9月15日、芝生地付近の林にて撮影)

ヤマガラがエゴノキの実を割る音が聞こえてきそうな1枚です。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)

なお、暑さ対策や熱中症対策については、引き続き各自しっかりお願いいたします。

(出典:厚生労働省HPより)

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2019年11月08日立冬(りっとう)

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

11月8日は二十四節気でいう立冬です。立冬とは、冬の気配を感じ始める頃を指しています。

公園内では紅葉する葉の数が増え、ツワブキやサザンカが咲き始めました。

それでは、北の丸公園の自然状況をお知らせします。

ツワブキ(2019.11.7管理事務所付近にて撮影)

キク科に分類され、日本では福島県・石川県の以西から四国・九州にかけての海岸や崖の上に生えます。

花は10月頃から12月頃に咲きます。

名前の由来は、津(つ:海辺などのこと)に生え、葉に艶(つや)があることから、津葉(つは)・艶葉(つやは)などと呼ばれ、葉がフキに似ていることから"ツワブキ"と呼ばれるようになりました。

サザンカ(2019.11.7芝生地付近の林にて撮影)

ツバキ科に分類され、日本では山口県から四国・九州・沖縄にかけての林の内部や縁に生えます。

花は10月頃から12月頃に咲きます。

名前はツバキの漢字名である山茶(さんさ)から由来し、最初の頃は山茶花(さんざか)と呼ばれていましたが、江戸時代あたりから"サザンカ"と呼ばれるようになりました。

植物の紅葉や実の状況(2019.11.7芝生地周辺にて撮影)

日々、葉が紅葉する割合が多くなっているように見受けられます。

※北の丸公園の紅葉時期は、例年11月下旬から12月上旬頃です

天気の良い日に屋外で過ごすには良い季節となりました。この機会に、北の丸公園で花と紅葉探しの散策や芝生地などでのピクニックはいかがでしょうか。

※沢山の落ち葉やドングリなどが落ちている季節ですので、ご来園の際は転倒しないよう足下にご注意ください

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2019年10月31日吉祥草(きちじょうそう)

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

公園内では紅葉している植物たちの色が徐々に変化し、秋に色付く実も目立つようになりました。そんな中、ふと足下に目をやると花が咲いていました。

それでは、北の丸公園の花と自然状況をお知らせします。

キチジョウソウ(2019.10.30管理事務所付近にて撮影)

クサスギカズラ科に分類され、日本では関東から九州にかけての野山や林に生えます。

花は8月頃から10月頃に咲きます。

名前の由来は、この植物を植えた家に「吉祥(めでたい兆し)があると花が咲く」という言い伝えから付いたとされています。

タイワンホトトギス(2019.10.30芝生地付近の林にて撮影)

台湾原産の植物で、ユリ科に分類されています。

独特な模様の花が9月頃から10月頃に咲きます。

名前にあるホトトギスとは鳥類のホトトギスのことで、その腹や尾の羽根の模様が、この花の模様に似ていることが由来とされています。

タイワンホトトギスと鳥類のホトトギスの比較図

園内の紅葉状況(2019.10.30芝生地周辺にて撮影)

本格的な紅葉はまだ先ですが、日々、葉の色が変化しているように見受けられました。

※北の丸公園の紅葉時期は、例年11月下旬から12月上旬頃です

天気の良い日に屋外で過ごすには良い季節となりました。この機会に、北の丸公園で花と紅葉探しの散策や芝生地などでのピクニックはいかがでしょうか。

※沢山の落ち葉やドングリなどが落ちている季節ですので、ご来園の際は転倒しないよう足下にご注意ください

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2019年10月18日花の香り

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 秋の花

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

公園内ではキンモクセイやアベリアが開花し、周辺に香りが漂っています。

キンモクセイ(2019.10.16管理事務所付近にて撮影)

モクセイ科に分類される中国原産の植物で、庭・公園・街路樹などに幅広く植えられます。

花は9月頃から10月頃に咲き、甘い香りが特徴です。

キンモクセイは、同じモクセイ科に属する「ギンモクセイ」と呼ばれる植物の"変種"とされています。

キンモクセイの樹皮(2019.10.15管理事務所付近にて撮影)

名前の由来は、樹皮がサイの皮膚に似ていることからと付けられたとされています。

 ※木犀(もくせい):犀の文字が動物の"サイ"のことを指しています

なお、キンモクセイが日本に渡来した当時、花付きが良かった雄株(オス)のみが好まれたこと、また、挿し木という手法で簡単に増やせたことから、現在の日本で見かけるキンモクセイは、ほとんどが雄株(オス)とされています。

アベリア(2019.10.16北の丸休憩所付近にて撮影)

スイカズラ科に分類される植物で、イタリアで作り出された園芸品種です。

公園や街路に植えられ、花は5月頃から10月頃までの長い期間咲き、香りも持っています。

アベリアはウツギに似た姿と、花が散った後も残る萼(がく)が正月で遊ぶ「羽根突きの羽根」に似ていることから、ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)とも呼ばれています。

キンエノコロ(2019.10.16吉田茂像付近にて撮影)

イネ科に分類される植物で、日本全土の道ばたや荒れ地などに生え、穂は8月頃から11月頃に見られます。

エノコログサの一種で、穂が成熟してくると金色に見えることからキンエノコロという名が付けられたとされています。

エノコログサは漢字で狗尾草と書きます。

狗(えのこ)とは"子犬"のことを指し、また、尾(お)の発音がなまって"ろ"になったため、エノコロと呼ばれたとされています。

キンエノコロ、エノコログサともネコジャラシという別名を持っていますが、それは、ヒトがこれらの穂を使って猫をじゃらして遊ぶ様を言語化したものとされています。

気温もだいぶ涼しくなり、歩きやすい時期となってきました。

今回ご紹介した花以外にも、スイフヨウやタイワンホトトギスが開花・葉の色が変わりはじめ、実も赤くなりつつあります。

これらの植物巡りの散策を北の丸公園でいかがでしょうか。

※暑い時期は過ぎたようですが、念のための熱中症対策・虫刺され対策は十分にお願いします

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2019年10月11日寒露(かんろ)

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10月8日は二十四節気でいう寒露でした。寒露とは、晩夏から初秋にかけて草木に付く冷たい露のことを指します。

それでは、北の丸公園の自然状況をお知らせします。

公園内では、ハゼノキやニシキギなどの葉の色が変わり始めました。また、ツルボやミズヒキなどが開花しています。

葉の色が変わり始めた植物(2019.10.5芝生地周辺にて撮影)

ハゼノキやニシキギは秋の紅葉が美しい植物ですが、イチョウやムクロジなどはまだ色が変わっていません。

ツルボ(2019.10.8吉田茂像付近にて撮影)

キジカクシ科またはユリ科に分類され、日本全国の山野、土手、道端などに幅広く生える植物です。

花は8月頃から9月頃に咲きます。

名前の由来は、細い茎を"つる"にたとえ、その先に穂を付けることから"蔓穂:つるぼ"という説と、穂が"連なるように"立って咲くことから"連穂:つるぼ"という2つの説があります。

別名サンダイガサとも呼ばれておりますが、これは花が集まった穂の形状が、宮中や朝廷に出仕する公家が従者に持たせていた参内傘(さんだいがさ)に似ていることから付けられたとされています。

ミズヒキ(2019.10.9千鳥ヶ淵沿いの歩道にて撮影)

タデ科に分類され、日本全土の山野や草地に分布する植物で、花は8月頃から10月頃に咲きます。

名前の由来は咲いている花の上が赤色、下が白色になることから、紅白の水引に例えたとされる説と、花が終わった後の種がついた穂の形から水引に例えたとされる2つの説があります。

まれに白単色の花が咲くものがあり、そちらはギンミズヒキと呼ばれています。

※水引(みずひき)とは祝儀などの贈答品に掛けられる帯紐のことを指します

気温もだいぶ涼しくなり、歩きやすい時期となってきました。

公園内では、今回ご紹介した植物以外も花が咲いていますので、それらの花の観察や秋探しの散策などに、北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※暑い時期は過ぎつつありますが熱中症対策・虫刺され対策は十分にお願いします

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2019年10月04日紅白

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

公園内では植物が紅葉し始めました。また、タマスダレやヒガンバナなどの花を見ることができるようにもなりました。

ハナミズキの紅葉(2019.10.2吉田茂像対面にて撮影)

ミズキ科に分類される北アメリカ原産の植物で、公園や街路樹、庭木などに幅広く植えられます。

花は4月頃から5月頃に咲きます。

明治45年(1912年)に東京市がアメリカに送ったサクラの返礼として、大正4年(1915)に日本へ渡って来ました。

タマスダレ(2019.10.2第一駐車場付近にて撮影)

ヒガンバナ科に分類されるアメリカ原産の植物です。

花は9月頃から10月頃まで咲きます。

名前の由来は、白い花を"玉"に見立てた時、その周りに細い葉が集まる姿を"すだれ"に例えたことからとされています。

別名ゼフィランサスとも呼ばれています。

ヒガンバナ(2019.10.2芝生地付近にて撮影)

ヒガンバナ科に分類され、古代中国から日本へ渡来してきた植物です。

日本全国の人里近くに生え、花は9月頃に咲き、花が終わると葉が出てきます。

名前の由来は、秋の彼岸前後に花が咲くことからとされていますが、別名の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は古代インドの言語だった梵語(ぼんご)で、赤い花という意味をもっています。

朝晩は涼しく感じるようになり、また、ハナミズキの紅葉などからも秋を感じます。

そんな北の丸公園で、秋の花探しの散策などをお楽しみいただければと思います。

※暑い日がまだあるようですので、熱中症対策・十分な虫刺され対策をなさってお越し下さいませ

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2019年09月13日花と実

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 秋の花

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

先日の台風の影響で公園内でも多くの葉や枝が落ち、開花していた花が散ってしまった植物もありました。

今回は、それに代わるように咲き始めたり、強風に耐えながらも実を付けている植物たちをご紹介します。

※樹木に折れ枝が掛かっていたり、草むらに枝が落ちている場合があります

 順次撤去作業を進めていますが、公園内を散策の際は頭上や足下に十分ご注意ください

サルスベリ(2019.9.13日本武道館付近にて撮影)

ミソハギ科に分類される中国原産の植物です。

日本では庭や公園に幅広く植えられ、花は7月頃から10月頃まで見ることができます。

撮影前に開花していたピンク色の花は台風の影響で落ちてしまいましたが、それに代わるよう赤い花のサルスベリが咲き始めました。

クサギ(2019.9.10田安門付近にて撮影)

シソ科に分類され、北海道から沖縄にかけての山野に生えます。

花は7月頃から8月頃、実は9月頃から11月頃まで見ることができます。

クサギの花と実

芳香のある白い花と濃い色彩をもつ実とで、二度楽しむことができます。

チカラシバ(2019.9.10日本武道館付近にて撮影)

イネ科に分類され、北海道から沖縄にかけての野原や道端に生える植物で、刈りこみや踏みつけなどにも耐える強さをもっています。

穂は9月頃から翌年の1月頃まで見ることができ、コップを洗うブラシのような大きさとなります。

漢字では力芝(チカラシバ)と書きますが、これは引き抜くときに力が必要なことから付けられたとされています。

エノコログサ類とチカラシバのを比較 

同じイネ科に分類されるエノコログサ類の穂と比較すると、チカラシバの穂は2倍程度大きいです。

公園内ではセミとコオロギの鳴き声が同時に聞こえるようになり、また、秋にむけての植物たちが伸びてきていますので正に、季節の合間にあると言えましょう。

そんな北の丸公園で、一足早い秋探しの散策などをお楽しみいただければと思います。

※しばらくの間は暑い日が続くようですので、熱中症対策・十分な虫刺され対策をなさってお越し下さいませ

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

(順不同)

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