国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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季節の便り

206件の記事があります。

2018年10月10日紅葉の兆し

皇居外苑いきもの / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

寒露の日を過ぎ、朝夕は肌寒くなってきました。北の丸公園では様々な野鳥たちの鳴き声が聴こえます。

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

池と芝生地(2018.10.9撮影)

ケヤキが少々色付いています。

西大通りのモミジ林(2018.10.9撮影)

モミジの紅葉はまだ先です。

ハナミズキ(2018.10.9吉田茂像前で撮影)

赤い実と、紅葉がきれいです。

開いたトベラの実と種 (2018.10.2樹林地で撮影)

トベラ科の植物で5月から6月にかけて花を咲かせます。

トベラの種は、粘り気のある赤い皮に包まれています。

色付き始めたピラカンサの実 (2018.10.2西大通りで撮影)

ピラカンサはバラ科トキワサンザシ属の通称で、いくつかの種類があります。

10月から2月にかけて実が見られます。

アベリアの花の蜜を吸うホシホウジャク(2018.10.5科学技術館横で撮影)

蝶(ちょう)ではなく、スズメガと呼ばれる蛾(が)の仲間です。

アベリアの花から花へ素早く動き回っています。

アベリアの花の蜜を吸うツマグロヒョウモンのメス(2018.10.2科学技術館横で撮影)

秋に多く見られ、羽にヒョウのような模様があることから、この名前が付いています。

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館では企画展「アジアにめざめたら」が10月10日から12月24日が開催中です。

東京国立近代美術工芸館では9月14日から12月9日まで、日本・スウェーデン国外交関係樹立150周年企画展「インゲヤード・ローマン展」が開催中です。

科学技術館ではたくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「躍動する明治-近代日本の幕開け-」が9月22日から11月4日の日程で開催中です。

昭和館では、写真展「草の根の人びとと共に --GHQ婦人問題担当官がみた日本--」が9月15日から12月6日の日程で開催中です。

しょうけい館では、企画展「戦傷病者の証言-戦争別③アジア・太平洋戦争(S18からS19)編-」 が9月11日から10月14日の日程で開催中です。

(順不同)

北の丸公園の最寄り駅のご案内

 運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

(順不同)

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2018年10月05日寒露

皇居外苑バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉

10月8日から10月22日までの期間は、二十四節気の17番目、寒露(かんろ)とされています。

寒露は秋分から数えて約15日後とされ、草木に降りる冷たい露のことを指していて、秋が深まるのを感じる節気です。

(モミジ林のモミジ 2018.10.2撮影)

北の丸公園は本格的な紅葉にはまだ早いですが、公園内を見ると様々に色付いた葉を見付けることができます。

今回は、色付いた葉をご紹介します。

(落ち葉 2018.10.3撮影)

この画像の葉は、左からカクレミノ、タイサンボク、タブノキ、カツラ、クスノキ、モッコクとなっています。

右から3番目カツラの落ち葉は、色だけでなく甘い香りが特徴で、落ち葉の多いカツラの木の周りでは、時折甘い香りが漂います。

これらの落ち葉は、下の画像の北の丸公園案内図で、赤枠の区画を中心に見ることができます。

また、黄色の点には樹名板の付いたカツラの木があります。

野鳥の声を聴き、様々に色付いた葉を探しながら、北の丸公園内の散策などをされては如何でしょうか。

北の丸公園に来られる際は虫刺され対策をしてお越しください。

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東京国立近代美術工芸館では9月14日から12月9日まで、日本・スウェーデン国外交関係樹立150周年企画展「インゲヤード・ローマン展」が開催中です。

科学技術館ではたくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。

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2018年10月02日実の季節

皇居外苑バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

北の丸公園ではハナミズキなどの葉が徐々に紅葉し始めています。

(少し紅葉し始めたハナミズキ 2018.10.1撮影)

前回のブログで紹介したドングリ類の他にも、北の丸公園には植物の'実'がたくさんあります。

その中で園路に落ちているものを葉と共に紹介します。

◎アオギリ(青桐)

剪定(せんてい:切って樹木の形を整えたりすること)に強いので、様々な場所に植えられています。

・葉

特に大きな葉が目立ちます。(画像の葉は44cm程)

葉の先端が3つから5つに裂けることがあります。

・実

風変わりな形をしています。

船のような反り返った部分は、心皮(しんぴ:めしべを作る葉っぱ)と呼ばれ、そこにいくつかの実が付いています。

・北の丸公園内の場所

北の丸公園案内図の紫点、気象観測露場近くにあります。

◎カヤ(榧)

独特の芳香が特徴で、昔から樹木全体を利用されてきた樹木です。

・葉

小さな葉がたくさん付いており、葉の先端にはトゲが付いています。

このトゲは鋭利で刺さるので、葉を触る際は注意が必要です。

・実

カヤの実は触ると粘り気があります。

中にアーモンドのような形の種が入っています。

・北の丸公園内の場所

北の丸公園案内図の黒点、近衛歩兵第二連隊碑の近くにあります。

◎ムクロジ(無患子)

公園やお寺に植えられ、たくさん実が付きます。

・葉

羽状複葉(うじょうふくよう)と呼ばれる、枝に複数の葉が付いているように見える葉です。

落ちる際には散らばるので、一部を葉として撮影しています。

・実

ムクロジの実は、中に黒い種が入っています。

羽子板の羽根の玉として昔から人々に親しまれ、加工され使用されてきた実です。

・場所

北の丸公園の案内図黄色点、見本園と呼ばれる場所にあります。

◎モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)

別名プラタナスとも呼ばれ、よく街路樹として植えられます。

・葉

切れ込みが入った、大きなモミジのような葉が特徴です。

・実

細かいトゲの付いた長い柄の実が特徴で、割ると中に毛の生えた細かい種がたくさん詰まっていることが判ります。

・場所

北の丸公園の案内図オレンジ色点、池の近くにあります。

コブシ(辛夷)

春にサクラと共に花を咲かせるモクレンの仲間です。

・葉

卵のような形の葉で、ふちの部分が波打っている葉と無い葉があります。

・実

今の時期は赤紫色の皮の中にオレンジ色の実が入っていて、この実は熟すと皮から白い糸でぶら下がります。

その中には更に種(黒色)が入っています。

・場所

北の丸公園の案内図の赤色点、清水門広場と呼ばれる場所にあります。

樹木の位置図

北の丸公園では実りの他にも、木々に紅葉の兆しが見え始めています。

涼しくなって歩きやすくなった北の丸公園の散策などは如何でしょうか。

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2018年09月28日秋の実り

皇居外苑いきもの / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

北の丸公園ではドングリが落ち始め、様々な実が色付いています。

(管理事務所前四阿 大量のマテバシイの実 2018.9.7撮影)

今回は、北の丸公園でよく地面に落ちている実を紹介します。

ご紹介した樹木の場所は、一番下に地図の画像を用意しましたのでそちらをご覧ください。

クヌギ 

細長い葉の形にはっきりとした鋸歯(きょし:葉の縁の周りにあるノコギリの刃のような部分)があります。

ドングリは丸く、殻斗(かくと:花芽を包む葉が集まったもの)と呼ばれるカバー部分はたてがみのようにとても荒々しいです。

地図の白色点周辺にあります。

コナラ 

丸みを帯びた葉の形で、クヌギほどではないですが鋸歯があります。

ドングリは楕円形で、お椀のような殻斗をかぶっています。

樹木位置図の赤点周辺にあります。

マテバシイ 

ツヤツヤで厚い楕円形の葉で、先端に一本角が出たような形の葉をしています。

ドングリも細長い楕円形で、どんぶり型の深い殻斗をしています。

樹木位置図の紫色点周辺にあります。

スダジイ  

こちらも葉がツヤツヤで厚いですが、波形の鋸歯があるタイプとないタイプがあります。

ドングリは殻斗に全体が包まれていて、熟してくると殻斗が三つに割れてドングリが顔を覗かせます。

樹木位置図のオレンジ色点の周辺にあります。

ヤマボウシ

ミズキの仲間なので葉がよく似ています。

サクランボのように長い柄が特徴の実で、上を向いて付いています。

樹木位置図の黒い点周辺で見ることができます。

樹木位置図

北の丸公園では、今回のドングリ類とヤマボウシのほかにも沢山の種類の実があります。

ご家族で、ドングリの実など探しに来られては如何でしょうか?

紹介し切れない実がまだまだありますので、次の記事でご紹介したいと思います。

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2018年09月21日秋分

皇居外苑いきもの / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 秋の花

9月23日並びに9月23日から10月7日までの期間は、二十四節気の秋分(しゅうぶん)とされています。

秋分は白露から数えて約15日後とされ、9月23日は秋分の日として国民の祝日となっています。

秋分の日は秋の彼岸とも呼ばれ、おはぎや団子を仏壇に供え、お墓参りをする時期でもあります。

(田安門手前のヒガンバナ 2018.9.19撮影)

北の丸公園では秋分を前に各所で花が咲いています。

その中の一つがヒガンバナで、秋の彼岸近くになると咲くことからこの名前になったと言われています。

別名曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼ばれ、この名前は仏教思想に由来するようです。

また、リコリスという名前の園芸品種があり、紫色、黄色、オレンジ色、ピンク色など様々な色の花があります。

(ヒガンバナとアゲハチョウの仲間 2018.9.19撮影)

また、もう一つ彼岸近くになると咲くツルボという花をご紹介します。

(ツルボの群落と穂 2018.9.19撮影)

ツルボはスルボとも呼ばれる球根植物です。

春から夏にかけて葉だけを出していったん枯れますが、秋の頃また葉とともに花茎が伸びてきて鈴なりになった薄紫色の花を咲かせます。

ツルボの仲間にも様々な園芸品種があり、シラーとも呼ばれプランターや花壇に植えられます。

北の丸公園内の地図でヒガンバナとツルボの位置は以下のようになります。

ヒガンバナは公園内全体的に顔を覗かせていますが、特に赤枠の樹林地周辺で近くまで寄って見ることができます。

ツルボは黄色点の吉田茂像横、ムクゲの根元に花を咲かせています。

涼しく歩きやすくなった北の丸公園に、ヒガンバナとツルボを見に来られては如何でしょうか。

蚊もまだまだ出ている季節です。北の丸公園を訪れる際は蚊の対策をしてお越しください。

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2018年09月14日オニフスベ(鬼瘤)

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※キノコは分類が難しく、無毒のキノコによく似た有毒なものが数多くあります。

見つけられた際は、観察にとどめるようにお願いします。

北の丸公園で非常に目を惹く大きなキノコを見つけました。

(オニフスベ 2018.8.15)

このキノコはオニフスベと呼ばれるキノコで、見つけたものはバレーボール程の大きさでした。

夏から秋にかけて林の中や草原などの地面から出てきます。

前日にはなかったところに急に出てきたので、非常に速い速度で成長するキノコのようです。

群生(一ヶ所に群がって生える)ということも起こるようで、このバレーボール大のオニフスベが大量に発生した場合には驚くことになりそうですね。

オニフスベは出てきてから時間が経つとボロボロになり、まるで腐ったような状態になってしまいます。

(2018.9.12撮影 発生から4週間ほど)

この状態になると胞子を周りに飛ばしながら崩れてなくなってしまいます。

今回はオニフスベでしたが、北の丸公園には他にもキノコが沢山あります。

北の丸公園の中ではキノコは樹林地(赤い枠線のエリア)、オニフスベは管理事務所横(黄色い点付近)で見ることが多いです。

日に日に涼しくなってきました。北の丸公園にある木々の色付いた実達と一緒にキノコ達も見に来ては如何でしょうか。

まだまだ蚊が出ていますので、北の丸公園にいらっしゃる際は蚊の対策をしてご来園ください。

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2018年09月07日白露

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9月8並びに9月8日から9月22日までの期間は、二十四節気の15番目、白露(はくろ)とされています。

白露は処暑から数えて約15日後とされ、気温が下がって白露(しらつゆ)が草木に付くようになる頃を指します。

(キノコと露に濡れた落ち葉 2018.9.5撮影)

北の丸公園ではセミの鳴き声も一段落して、鳥たちの鳴き声が目立つようになり、草地を歩くとショウリョウバッタやイナゴが飛び出します。

(花木園 2018.9.7撮影)

花木園ではコオロギがささやくように歌っています。

(ショウリョウバッタ 2018.9.5撮影)(イナゴ 2018.9.7撮影)

北の丸公園の案内図をご覧いただきたいと思います。

今回の写真の草地は紫色の枠線の花木園となり、日本武道館と科学技術館の間にあります。

赤い枠線の樹林地では熟してきたゴンズイやクヌギなどの木の実も見られます。

(左:ゴンズイ 右:クヌギ 2018.9.7撮影)

涼しい日には北の丸公園へ散策に訪れるのは如何でしょうか。

まだまだ蚊が出る時期です。刺されないよう対策をしてお出掛けください。

環境省ではまだ暑い夏をCOOLに地球と人に優しくすごすためのホームページを開設しています。

また、COOLCHOICE LEADERSAWARD 2018が開催されています。

詳細についてはCOOLCHOICEバナー、URLからご覧下さい。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

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しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。

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2018年09月03日夏期の歌い手たち

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北の丸公園では9月に入り、セミの鳴き声はツクツクボウシが多くなりました。

今年、北の丸公園で見付けることができた抜け殻とセミの成虫をご紹介します。

アブラゼミ 最もよく見るセミでジーという鳴き声で油にぬれたような茶色い羽が特徴です。

木の幹やロープなどの様々な場所で抜け殻を見付けることができます。

ミンミンゼミ 日中鳴きます。ミンミン鳴くセミで緑色の体に透明な羽が特徴です。

アブラゼミに次いで抜け殻も多く、様々な場所に付いています。

ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻

ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻の違いは大きさや色だけでは判別できません。

ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻の見分け方は、抜け殻の触角によって行います。

左 ミンミンゼミの抜け殻(毛深くない。根元から三つ目の節が小さい。

右 アブラゼミの抜け殻(毛深い。根元から三つ目の節が大きい。

小さい部分の違いなのでルーペなどで拡大して見ると分かりやすいです。

ツクツクボウシ 名前のとおりの鳴き声で非常に特徴的です。小さなミンミンゼミのようなデザインです。

抜け殻はツヤがなくアブラゼミなどと比べても小さく色が薄いです。

抜け殻はミンミンゼミやアブラゼミなどと同じくらいのところに付いています。

ニイニイゼミ ジーやチーといったあまり目立たない鳴き方をするセミです。木肌と同じような色ですがオレンジ色のW字の背中と羽の下半分が透明なことが特徴です。

抜け殻は泥にまみれていて樹木の下の方にたくさん付いています。

クマゼミ 公園内では一番大きなセミで黒く大きな体と透明な羽をしています。北の丸公園では朝にその鳴き声が目立ち、シャアシャア...と鳴き声を繰り返します。昔は西日本にのみ棲息していましたが近年は関東でも見掛けるようになりました。

鳴いている場所は木の高い所になるので捕まえることが難しい種類です。

(クマゼミの個体は頭から下のみなので実際はもう少し大きくなります。)

抜け殻は他のセミと比べて大きく、顔に泥が付いています。

抜け殻はほとんど見付かりませんが今年はヤマブキに1つだけ見付けることができました。

ここでは、何とか拾うことができた頭のないクマゼミの個体を比較対象としています。

今回紹介したセミの抜け殻を大きさ順に並べてみました。

(左から ニイニイゼミ ツクツクボウシ アブラゼミ ミンミンゼミ クマゼミ)

クマゼミの抜け殻は見付けて手に取ってみるとその体の縦の厚みと大きさに驚きました。

クマゼミとミンミンゼミの比較(写真のクマゼミは頭がありません。)

(横棒が羽を含めた長さ 縦棒が体の縦の長さ 赤線:クマゼミ、頭なし 黒線:ミンミンゼミ)

クマゼミは頭がないとはいえミンミンゼミよりも一回り大きいことが、目測や十字の比較からも見て取れます。

以上が今年、北の丸公園の中で見られたセミの仲間になります。

コオロギやキリギリスの鳴き声が聴こえるようになりました。役者が交代し演目が秋に変わっていくようです。

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2018年08月28日ハラビロカマキリ

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自然情報の収集のため、北の丸公園内を歩いていた際、クスノキから風にあおられて落ちてきたハラビロカマキリに出会うことができました。

(2018.8.20 撮影)

落ちてきてびっくりしたのかこちらを向いて威嚇のポーズをしています。

ハラビロカマキリは5月から11月まで見ることができ、日本では本州から九州に生息しています。

草や木の上で待ち構えて、近付いてきた昆虫などを捕まえて食べる肉食昆虫です。

ハラビロカマキリの名前のとおり、よく見られるオオカマキリと比べて腹が大きいこと、胸部分が短いことが特徴ですが、その他にも特徴があります。

※体型の比較イメージ図

背中から見て羽の部分に白い点(写真左)、前足の突起(写真右)、なども特徴となっています。

また、産卵管(卵を産むための器官)があるためこのハラビロカマキリはメスと考えられます。

※黄色い点線の円の範囲に産卵管が見えます。

今回はハラビロカマキリでしたが、他にもオオカマキリやコカマキリなどの他の種類のカマキリが日本には生息しています。

北の丸公園ではセミの数も少なくなり、コオロギの鳴き声が多くなってきていて、季節が変わってきていることを実感します。

カマキリ類やバッタ類は日本武道館と科学技術館の間の草地で出会えるかもしれません。

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昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。

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2018年08月23日処暑と秋の気配

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北の丸公園には秋を感じさせる生き物たちがどんどん現れ始めました。

(ススキ 事務所前四阿から 2018.8.20撮影)

本日8月23並びに8月23日から9月6日までの期間が、二十四節気の処暑とされています。

処暑は立秋から数えて約15日後とされ、暑さが峠を越えて朝夕が涼しくなる頃を指しています。

処暑などの二十四節気が当日と期間に分けて表現しているのには理由があります。

ひとつは、太陽黄経(太陽が空を通る経路の360度を当分したもの)で150度の'瞬間'を処暑とする天文学的な理由(2018年は8月23日午前4時8分のとき)。

もうひとつは、立秋から数えて15日経ったその当日から白露の前日までの'期間'を処暑とする時期的な理由

上記2つの理由から処暑の表現を分けています。

処暑とはいえまだ暑い日が続くようですが、北の丸公園ではススキの花が咲き始めるなど秋がもう近いと感じられる出来事がたくさん見られるようになりました。

(左:ヤマボウシの実、右:コムラサキの実 2018.8.22撮影)

ヤマボウシの実、コムラサキの実の色付きが鮮やかになってきています。

左:ヤブキリ(メス キリギリスの仲間 2018.8.20撮影) 

右:リュウノヒゲの根元から生えていたキノコ(2018.8.16撮影)

キリギリスなど秋を代表する虫たちを見ることも多くなり、雨後にはキノコ類をよく見るようになりました。

まだまだ最高気温30℃を超える日が続きセミたちも鳴いていますが、確実に秋の準備が進められているようです。

ヤマボウシは芝生広場と露場との間の樹林地にあり、コムラサキは管理事務所前から科学技術館までの道沿いに生育しています。

ヤブキリなどのバッタ類は日本武道館と科学技術館の間の草地や樹林地などで出会えるかもしれません。

キノコは雨の後に様々なところから顔を覗かせます。

環境省では暑い夏をCOOLに地球と人に優しくすごすためのホームページを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

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東京国立近代美術館では企画展・所蔵作品展のほか、「MOMATサマーフェス

7月20日から9月17日が開催されます。

東京国立近代美術工芸館では「こどもとおとなのアツアツこうげいかん」(6月19日 から8月26日)が開催中です。

科学技術館では毎日たくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」が7月21日から9月1日の日程で開催されます。

昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。

(順不同)

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