2010年01月12日
開催案内
環境省稚内自然保護官事務所では、宗谷地方の自然を紹介し、自然や地域に対する関心を持ってもらうことを目的に「冬のカモ観察会」と題して、自然ふれあい行事を実施します。
冬期の稚内港には、シベリア方面から越冬のために渡ってきたカモ類をはじめ、鵜やカモメの仲間など多くの海鳥が飛来します。稚内港に渡ってくるカモ類は海ガモと呼ばれており、湖沼や河川を主な生息地とする淡水ガモと違って餌を採る際に水中に潜ることができます。これらのカモの中にはコオリガモのように他の地域ではあまり見かけないものもいます。また、カモメ類の中にも冬鳥として渡ってくるものがあり、普段見慣れているように感じているカモメの仲間にも様々な種類があることを知ることができます。これらの観察は視界が開けた場所で行いますので初心者の方でも気軽に楽しんでいただけます。
観察会では、海ガモの種類、行動を中心に一時間ほど港の野鳥を観察した後、屋内にて懇談会を予定しています。観察会を実施することで、真冬の道北にも豊かな自然があることを知ってもらうきっかけになればと考えています。
平成22年1月23日(土) 9:30〜(12時30頃まで)
稚内新港(屋外活動)、稚内自然保護官事務所(屋内活動)
9:30 稚内地方合同庁舎1階ロビー(庁舎裏口よりお入りください。)
20名
100円(レクリエーション保険料)
環境省 稚内自然保護官事務所
双眼鏡、図鑑など
(観察道具の貸し出しはありますが、使い慣れた物があればお持ちいただくのがベストです。)
スキーウェア、手袋、帽子などの防寒着、カイロ、温かい飲み物など
(港付近は風が強く大変冷え込みます。十分な防寒対策をお願いします。)
1月21日(木)17:00までに住所、氏名、生年月日、連絡先を電話、メールまたはファックスでお知らせください。ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
※稚内新港までは自動車に乗り合わせて移動します。
※その他、行事の詳細については別添チラシをご覧ください。