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第3回「歩く旅」をみんなでつくろう!【富士山麓の新たな旅づくりワークショップ】
第3回「歩く旅」をみんなでつくろう!【富士山麓の新たな旅づくりワークショップ】を下記のとおり開催しました。日時:2024年12月12日(木) 13:00~16:00
場所:河口湖セントビレッヂ
このワークショップ


*1 東海自然歩道について(環境省 国立公園に行ってみよう HP)

*2 インタ―プリテーションについて(日本インタープリテーション協会 HP)

『みんなでつくる。みんなでつかう。私たちの富士山麓を知り、大好きになり、お客様に伝えよう!』を合言葉に、東海自然歩道と山中湖、本栖湖、田貫湖とその周辺で宿泊、飲食、ガイド、観光協会など観光に携わる様々な方や行政、地域の方々、運営スタッフを併せて今回は53名が集いました。6名の方が今回新たに参加し、「どこから来たかMAP」のシールがさらに増えました。

その後、日本環境教育フォーラム主席研究員の川嶋氏の進行で、今回のワークショップの主旨を双方向で確認していきます。
当日資料(開催趣旨 PDF [1,533KB]

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当日資料(富士山麓の重要な資源 [PDF 1,738KB]


●「火山としての富士山・多様な生態系」
●「富士山と信仰、人々の暮らし」
●「富士山麓の食の恵み」
●「富士山麓でのアウトドアアクテビティ―体験」
その価値の中にある資源と魅力からまとめた17の「テーマタイトル(仮)」を紹介しました。

次に、日本インタープリテーション協会代表理事で、帝京科学大学の古瀬先生から、「テーマって何?」という話題でIP全体計画の基本的な構成や他地域の事例について説明いただきました。テーマで構成された展示と、トピックで構成された展示の違いなどを具体的な事例も含めて紹介いただき、みんな真剣に聞いています。
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▼「テーマって何?」ポイント
「テーマ」=メッセージ=ストーリー(平叙文で書かれる)
例)キツツキは、他の様々な動物の住処を創り出す、生態系の『エンジニア』である。
「トピック」=話題(の範囲)
例)動物によるキツツキの巣穴の二次利用
その後、いよいよグループワークの開始です。
まずは、テーブルと椅子をテーマごとの模造紙が貼ってある場所に移動し、17のテーマタイトルごとにグループワークをするための「屋台」を作ります。参加者はそれぞれ興味のあるテーマの屋台を選び、屋台のご主人(ファシリテーター=進行役)と2~6名の参加者でテーマ文の考える作業を実施しました。
中央には参考文献を並べた資料スペースや新たなテーマタイトルを考えたり、古瀬先生に相談をできるスペースも設けました。
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屋台によっては複数のテーマタイトルを扱い、役割分担をしながら作業しました。皆さんのチームワーク、熱気でとても素晴らしい「場」となりました。
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各屋台で練られた文章には、みなさんのこの地域への愛があふれており、多くの拍手とどよめき、賞賛と笑顔がありました。
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ワークショップ後は、参加者からのPRタイムです。
昨年、山中湖エリアでつくったストーリーを取り入れた山中湖モニターツアーの紹介や参加された方の感想、山中湖にある東京大学富士癒しの森研究所の演習林の活用事例、各団体のイベントや活動状況の紹介、世界最高品質賞を受賞した美味しいチーズケーキの紹介がありました。差し入れをしていただいた、まかいの牧場さん、ありがとうございました!
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次回、2025年2月10日のお披露目会で「みんなでつくった」ものを確認しながら、みんなでつかっていきましょう!
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