未来に引き継ぐ大自然 国立公園
働く人々と取組み

取組み

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日本の国立公園は、地域性自然公園制度を採用しているため、自然環境の保全や利用環境の整備のため、地域住民の方々や民間団体などと連携した取組を行っています。

自然公園クリーンデー

全国一斉の美化清掃の写真

全国一斉の美化清掃

毎年8月の第1日曜日を「自然公園クリーンデー」とし、全国の自然公園を対象に、利用者の集中する地区を中心に、ゴミ持ち帰りを呼びかけるとともに関係機関の協力を得て、大規模な美化清掃活動を展開しています。

子どもパークレンジャー

志島小レンジャーの活動の様子の写真

志島小レンジャーの活動の様子

全国各地の国立公園などで、自然保護の大切さや自然とのつきあい方、また生きものに対する思いやりの心など、豊かな人間性を育むことを目的にレンジャーやパークボランティア等とともに、自然環境学習などを小・中学生に体験してもらうプログラムです。

グリーンワーカー事業

ウチダザリガ二の駆除活動の写真

ウチダザリガ二の駆除活動

地域の自然や社会状況を熟知した地元の住民団体等により、地域の実情に対応した迅速できめ細やかな自然環境保全活動を推進し、国立公園の管理やサービスのグレードアップを図ることを目的にグリーンワーカー事業を展開しています。

山岳環境保全対策支援事業(山岳トイレ補助)

知床の山岳トイレの写真

知床の山岳トイレ

1990年代後半、富士山がゴミとし尿の山となり環境問題でクローズアップされたことを受け、平成11年度から山小屋のトイレに対する補助事業が始まりました。この補助制度は、公衆トイレとしても利用できる山小屋トイレの整備を行うとともに、国立公園等の山岳地域の優れた自然環境の保全と適正利用を推進するため民間の山小屋等事業者を対象に、山小屋等の排水・し尿処理施設等の建設費の1/2を補助するものです。