いきもの
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2019年11月29日北の丸公園の紅葉状況(11月29日)
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錦秋(きんしゅう:錦の織物のように美しい秋)となり、モミジやイチョウが見頃を迎えています。
それでは、公園内の状況をお知らせします。
芝生周辺(2019.11.29芝生地周辺にて撮影)
ケヤキやイチョウは落葉し始めました。
モミジ林(2019.11.29芝生地付近にて撮影)
かなり紅葉が進んでいます。12月の第一週がピークとなる予想です。
日本武道館前のイチョウ並木(2019.11.29日本武道館付近にて撮影)
今週に入り、大イチョウも黄葉が進み始めました。
林の中の紅葉(2019.11.29芝生地付近の林にて撮影)
エノキ、ハゼノキ、ケヤキなど様々な紅葉が林内を彩ります。
池の野鳥(2019.11.29芝生地付近の池にて撮影)
カルガモの群れの中を見ると、ヨシガモやヒドリガモが混じっています。
北の丸公園での紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬です。
公園内は紅葉の見頃を迎えています。
芝生地とその周辺が紅葉狩りおすすめエリアですので、紅葉狩りの散策と共に、芝生地でのピクニックなどをお楽しみ下さい。
※紅葉のピークを迎え、来園者が多くなります。転倒・接触などにご注意ください
※北の丸公園内のトイレは現在改修工事中です、現在使用できるトイレは第3駐車場仮設トイレと清水門広場のトイレとなります
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。
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北の丸公園の最寄り駅のご案内
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
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九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線)
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竹橋駅(東京メトロ東西線)
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神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)
(順不同)
2019年08月22日処暑(しょしょ)
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8月23日は二十四節気でいう処暑にあたります。暑さがおさまり、木の実を含む穀物類が実り始める頃とされています。
公園内の樹木でもドングリが大きくなり、草地ではバッタたちの姿を見かけるようになりました。
それでは、北の丸公園の自然状況をお知らせします。
マテバシイ(2019.8.21 芝生地にて撮影)
ブナ科に分類され、九州から沖縄の沿岸に生えます。
公園樹や街路樹として幅広く植えられており、9月頃から10月頃に実が熟し、樹木の下に縦長のドングリを落とします。
クヌギ(2019.8.21日本武道館付近にて撮影)
ブナ科に分類され、本州から九州の里山に生えます。
植林されて栽培されることもある樹木で、10月頃に実が熟し、樹木の下に丸いドングリを落とします。
コブシとツバキの青い実(2019.8.21気象観測露場付近にて撮影)
モクレン科のコブシとツバキ科のツバキが青い実をつけています。また、この他にも公園内では様々な植物が実をつけています。
様々なバッタ(2019.8.20日本武道館付近の草地にて撮影)
日本武道館と吉田茂像の間の草地帯を歩くと、大きなバッタたちが足元から飛び出すようになりました。
まだ暑い日が続き、セミも盛んに鳴いていますが、木々の実りやバッタたちを見かけるようになると秋が近いことを感じます。
また、この時期ならではのイベントを実施する施設もありますので、イベントの参加と共に北の丸公園での自然観察はいかがでしょうか。
※暑い日が続いていますので、熱中症対策・十分な虫刺され対策をなさってお越し下さいませ
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
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2019年08月16日夏の実
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
夏の暑さの中、樹木たちは葉を広げ、公園内は鮮やかな緑色に溢れています。
その中で、様々に実をつける植物たちをご紹介します。
芝生地(2019.8.15芝生地にて撮影)
夏の日差しの中、植物が青々と葉を広げています。
エゴノキ(2019.8.15気象観測露場付近にて撮影)
エゴノキ科に分類され、北海道南部から沖縄までの山野に幅広く生えます。
花は5月頃から6月頃に見ることができ、実は8月頃から10月頃まで見ることができます。
エゴノキの名前の由来は、果実の成分により、食べると「えぐい」味がすることから付けられたとされています。
※えぐみの成分はサポニンと呼ばれる成分ですが、口に入れることはしないでください
落ちたエゴノキの種とヤマガラ(2019.8.15芝生地付近の林にて撮影)
エゴノキの種(写真1)は、ヤマガラ(写真2)という鳥が好んで食べます。
種は硬い殻に覆われていますが、ヤマガラはこの硬い殻を割ることができ、中の胚(はい)と呼ばれる脂肪分に富んだ部分を食べます。
また、ヤマガラは種を地面などに埋めるなどして貯蔵する習性があるため、エゴノキの種を拡散する役割を担っています。
サンゴジュ(2019.8.15芝生地周辺の林にて撮影)
レンプクソウ科(旧スイカズラ科)に分類され、関東地方から沖縄にかけての沿岸に生えますが、水分が多く、防火性があるとされているので、庭木や生け垣として植えられてもいます。
花は6月頃に見ることができ、実は8月頃から10月頃まで見ることができます。
名前の由来は、垂れ下がった真っ赤な実をサンゴの色に見立てたことからとされています。
サンゴジュの花(2019.6.11芝生地付近の林にて撮影)
ハゼノキの実とゴンズイの実(2019.8.15芝生地付近の林にて撮影)
ウルシ科のハゼノキとミツバウツギ科のゴンズイも実をつけています。
ご紹介したように、公園内では夏に実をつける様々な植物たちを見ることが出来ます。
また、この時期ならではのイベントを実施する施設もありますので、イベントの参加と共に北の丸公園での自然観察はいかがでしょうか。
※暑い日が続いていますので。熱中症対策・十分な虫刺され対策をなさってお越し下さいませ
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2019年08月02日梅雨明けと蝉時雨
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
7月29日に関東地方の梅雨明けが気象庁から発表されました。平年よりも8日遅く、昨年と比べて30日遅い梅雨明けとなりましたが、園内はセミのシーズンまっただ中で、まさにセミの声の雨であふれる「蝉時雨の」時期が到来しました。
それでは、現在、公園内で多く見られるセミについてご紹介いたします。
ニイニイゼミとその抜け殻(2019.7.30管理事務所付近の橋から撮影)
セミ科に分類され、日本全体に分布し、6月頃から9月頃まで"チーー"という鳴き声を聞くことができます。
緑色、茶色、黒色など複雑な模様を持った身体と羽が特徴です。
全身に土を付けたままの状態で地表に出て、大人の腰くらいの高さまでのぼってから羽化を迎えます。
抜け殻はアブラゼミなどより小さいですが、比較的見つけやすいかと思います。
アブラゼミとその抜け殻(2019.7.30芝生地付近の林にて撮影)
セミ科に分類され、日本全体に分布し、7月頃から9月頃まで"ジーー"という鳴き声を聞くことができます。
赤みがかった茶色と黒色の模様の身体と、油にぬれたような羽が特徴です。
抜け殻は樹木から石碑や建物等の人工物まで、様々な場所で見つけることができます。
ミンミンゼミとその抜け殻(2019.7.30芝生地周辺の林にて撮影)
セミ科に分類され、北海道南部から九州にかけて分布し、7月頃から8月頃まで"ミーン、ミンミンミーン"という鳴き声を聞くことができます。
緑色と黒色の模様の身体と、透明な羽が特徴です。
抜け殻はアブラゼミのものとよく似ていますが、主に樹木の葉の裏などで見つかることが多いように感じられます。
樹木に付くセミの抜け殻(2019.7.31芝生地付近の林にて撮影)
アブラゼミとミンミンゼミの抜け殻は非常によく似ているため区別が難しいのですが、誰でも見分けられるポイントを以下にご紹介します。
触角(しょっかく)
頭に付いている触角の毛深さと、根元から数えて3つ目の節部分に違いがあります。
以上が、アブラゼミとミンミンゼミの抜け殻の見分け方ですが、ルーペなど拡大が出来る道具を使うと見やすくなります。
セミの抜け殻は、樹木の高い位置にあったり、風にあおられて根元に落ちているものもありますから、樹木の高いところに手が届かなくても根元の周りを探すと見つかるかもしれません。
また、この時期ならではのイベントを実施する施設もありますので、イベントの参加と共に、北の丸公園で自然観察はいかがでしょうか。
※本格的な夏となりました。熱中症対策・十分な虫刺され対策をしてお越し下さいませ
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2019年07月19日夏の雰囲気
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
曇りや雨の日が続いたので、例年のようなセミの存在をほとんど感じとれませんでしたが、ついに、園内で今年初めてとなるセミの抜け殻を見つけることができました。(これから訪れる本格的な夏の空気をひしひしと感じました)
ニイニイゼミの抜け殻(2019.7.17芝生地付近の林にて撮影)
泥の付いた小さなセミの抜け殻はニイニイゼミです。
園内では抜け殻の発見数も少なく、"チーー"という成虫の鳴き声も時折聞こえる程度です。
クリ(2019.7.17芝生地付近の林にて撮影)
ブナ科に分類され、北海道から九州の里山から山地に分布しています。
野生のクリの実は写真のように小ぶりですが、果実の収穫のために実の大きさなどを改良した品種が農地で栽培されます。
ヤブミョウガ(2019.7.17芝生地周辺にて撮影)
ツユクサ科に分類され、関東から九州の薄暗い林に生え6月頃から10月頃まで花を咲かせます。
名前にミョウガと付いていますが、葉が似ているために付けられた名前のため、食品として利用されるショウガ科のミョウガとは違う系統の植物です。
オスとメスが連結したベニイトトンボ(2019.7.18芝生地周辺にて撮影)
イトトンボ科に分類され、本州から九州に分布し6月から10月頃に見ることが出来ます。
画像上側の赤い色がオスで、画像下側のオレンジ色がメスです。
トンボや蝶などの昆虫類も多くなりましたので、北の丸公園で昆虫観察をしながら、ピクニックなどはいかがでしょうか。
※気温も上がり、様々な生き物が活動する時期となりましたが、熱中症や虫刺されには十分な対策をしてお越し下さいませ
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2019年07月12日キノコ
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
園内では色彩豊かな花の他にも、様々なキノコ達が現れています。
※キノコは分類が難しい生きものです。
無毒のキノコに似た有毒なキノコも数多くあり、中には触れるだけで危険なものもありますので、見つけられた際は観察のみにとどめるようお願いいたします。
様々なキノコ1(2019.7.8園内各所にて撮影)
帽子よりも大きいキノコ(2019.7.11芝生地付近の林にて撮影)
地上に出ている部分(一般的にキノコと称されています)には様々な色・形があり、キノコの顔そのものといえますが、ここは胞子を飛ばすための部分で子実体(しじつたい)と呼ばれています。
キノコの本体は、地中などの見えづらい部分にあり、菌糸体(きんしたい)と呼ばれる繊維(せんい)状の物質からできています。
沢山の子実体が見られる今の時期は、キノコ盛(ざかり)ともいえるのではないでしょうか。
様々なキノコ2(2019.7.8園内各所にて撮影)
まとまって生えるもの、玉状に生えるもの、樹木の切り株から生えるものなど、キノコの生え方はとても多様です。
こうしたキノコ達は、雨が降った後に良く出て来ているように感じます。ただ、種類によっては一日程度で溶けて無くなるものもあるようですので、まさに、一期一会的な存在といえましょう。
そうしたキノコ達との巡り会いも含めて、園内を散策されてみてはいかがでしょうか。
※気温も上がり、様々な生き物が活動する時期となりましたが、熱中症や虫刺されには十分な対策をしてお越し下さいませ
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2019年07月05日小暑(しょうしょ)と七夕(たなばた)
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
私たち日本人の風習である七夕の7月7日は、二十四節気でいう小暑でもあります。
小暑の前後に梅雨明けを向かえ、夏らしい気候になっていく頃ともされており、また、小暑から立秋にかけて、暑中見舞いを出す期間とする説もあるようす。
ヒメヒオウギズイセン(2019.7.4北の丸休憩所付近にて撮影)
南アフリカ原産の植物で、モントブレチアやクロコスミアとも呼ばれています。
6月から8月にかけて花を咲かせる球根植物で、主に庭などに植えられますが、丈夫な植物のため野生化して道端に生えていることもあります。
竹林(2019.7.4管理事務所付近にて撮影)
七夕の由来は、中国から伝来した織姫星と彦星の伝説などが元ですが、そこから、笹竹に短冊をつるして星に願い事をする行事やお祭りに発展していきました。
ねぶた祭りや竿灯(かんとう)祭りも七夕祭りの一つで、古くは、穢(けがれ)を水に流す禊(みそぎ)の行事だったとされています。
環境省でも、2008年の七夕にG8サミットが開催されたことを受け、その後毎年、地球温暖化防止のためのクールアース・デー・ライトダウン行事の一環として、20時から22時までライトアップ施設や各家庭における消灯を呼びかけるキャンペーンを行っています。
ライトダウンキャンペーンについてのサイトはこちら
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolearthday/)
現在、ライトダウンキャンペーンは全国的に行われており、東京では東京駅、東京タワー、東京スカイツリー、レインボーブリッジなど数々なライトアップ施設や企業からの賛同・参加を頂戴するまでとなりました。
私どもとしましては、ご家庭や小規模ライトアップ施設をお持ちの店舗・企業の皆様方からも賛同・参加を是非いただき、ライトダウンする2時間については、多くの皆様が七夕の夜空にきらめく織姫星や彦星を探している...、そんな行動を促す機会に繋がっていってほしいと願っております。
公園内の草むらではバッタなどを見かけるようになりました。
これらの生き物たちの観察をかねて北の丸公園を散策されてみてはどうでしょうか。
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2019年06月28日ムクロジ
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
園内では、人に対しては目立たなくても多くの昆虫が訪れる花や、雨の後に顔を覗かせるキノコの姿を見ることができます。
ムクロジ(2019.6.25管理事務所付近にて撮影)
ムクロジ科に分類され、関東地方から沖縄にかけて分布します。
暖かい山地を好みますが、神社や庭に植えられることもあります。
ムクロジの実(写真左側2019.6.21撮影)とムクロジの黄葉(写真右側2018.11.28撮影)
ムクロジは、その実が様々な方面で利用されてきたことと、黄葉(こうよう)が美しいことも特徴です。
花は5月から6月頃に開花します。目立つ花びらはありませんが、小さな花を沢山咲かせており、様々な昆虫が訪れています。
※花が低い位置にあり、ハチなどの刺す昆虫も訪れますので、観察の際はご注意ください
様々なキノコ(2019.6.25芝生地周辺の林にて撮影)
雨の後には、園内の様々な場所でキノコが出てきます。
※キノコは触るだけでも危険な種類もありますので、観察するまでにとどめてください
芝生地付近の林の中(2019.6.25撮影)
林の中は木漏れ日が降り注ぎ、野鳥の囀り(さえずり)が聞こえます。
花巡りとあわせ園内の日陰でピクニックなどはいかがでしょうか。
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2019年05月17日コアジサイとトンボ
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
園内は緑があふれ昆虫も多くなりました。とりわけ沢山の花々と緑のコントラストが素晴らしい状況です。
コアジサイ(2019.5.13 モミジ林付近にて撮影)
アジサイ科またはユキノシタ科に分類される植物です。
日本国内では関東地方から九州の山地に分布し、6月頃に開花します。
一般的にアジサイといわれる種類にみられる装飾花(そうしょくか)は無く、決して華美なものではありませんが、控えめながらも美しい花といえます。
アジサイ類の装飾花(黄色い線内2018.6.22撮影)
装飾花(そうしょくか)とは、花の付け根にある"がく"といわれる部位が花のように変化したものを指します。
カルミア(2019.5.13 ザ・フォレスト北の丸前にて撮影)
ツツジ科に分類される植物です。
原産は北アメリカですが、キューバにかけて幅広く分布します。つぼみの形が砂糖菓子の金平糖(こんぺいとう)に似るのが特徴です。
収納されているおしべ(写真左側)と飛び出たおしべ(写真右側)を近接。
通常、おしべの先端は花びらのくぼみに収納されていますが、花に飛来した昆虫などから刺激を受けることによって飛び出ます。
ヤンマ:オス(2019.5.10 芝生地付近にて撮影) ギンヤンマの図(羽や足など省略)
ヤンマ科に分類される昆虫です。
日本全国の平地の水辺に生息し、4月から10月頃まで見られます。名前の由来は腹部下側に銀白色の部分があることからとされています。
オスとメスの判別は腹部の色で判別するのですが、図のようにオスは水色、メスは緑色をしています。
カルミアの付近には、先週紹介したシャクナゲも咲いておりますので、花巡りの散策と共に、芝生地でのピクニックなどもいかがでしょうか。
※蚊などが出る時期になりましたので、十分な虫刺され対策をしてお越し下さいませ。
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(順不同)
12月21日は二十四節気でいう冬至です。冬至とは、実際の寒さが厳しくなり、本格的な冬に向かうことを指します。
日本では、この日に小豆がゆやカボチャを食べるなどで無病息災を願い、また、ゆず湯に入る風習があります。
それでは、公園内の状況をお知らせします。
(2019.12.20園内各所にて撮影)
芝生地やモミジ林の樹木、また日本武道館前のイチョウなどはほとんど落葉しました。
芝生地の野鳥(2019.12.18芝生地周辺にて撮影)
ハクセキレイが歩き周り、池ではカモなどの水鳥を見ることが出来ます。
芝生地周辺の林(2019.12.20モミジ林付近にて撮影)
シジュウカラやメジロなどを見ることが出来ます。
葉が落ちたことで樹木も冬らしい様相となり、野鳥を観察しやすいようになりました。
そんな冬の装いに変わりつつある北の丸公園で、散策やバードウォッチングなどはいかがでしょうか。
※紅葉が終わったことで落ち葉が多くなり、滑りやすい場所もございます。園内を散策の際は転倒などにご注意ください
※園内のトイレは改修工事中です、本日現在で使用可能なトイレは第3駐車場仮設トイレと清水門広場のトイレとなります
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北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
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東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)
千鳥ケ淵戦没者墓苑
千鳥ヶ淵緑道
千鳥ヶ淵ボート場
皇居東御苑及び三の丸尚蔵館
科学技術館
国立公文書館
しょうけい館(戦傷病者史料館)
日本武道館
千代田区立図書館
日比谷公園
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