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いきもの

178件の記事があります。

2020年08月28日キョウチクトウ(夾竹桃)

皇居外苑いきもの / お知らせ / お願い / バックナンバー2020 / 北の丸公園ブログ / 夏の花

暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ30度を超えて真夏日となる日々が続いています。

危険な熱中症には十分ご注意くださいませ。

※環境省熱中症予防サイトより転載

夏の園内(2020年825日管理事務所付近にて撮影)

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

キョウチクトウ(2020年8月25日、第二駐車場付近にて撮影)

キョウチクトウ科キョウチクトウ属に分類される植物で、原産のインドから中国を経由して日本へ渡来したとされています。

関東地方以西で街路樹や公園の木として植えられ、6月頃から10月頃に花を咲かせます。

名前の由来については、葉が刃物のハサミ(漢字は鋏・夾)竹の葉に似ていること、花が桃色をしていることから付いたとされています。

キョウチクトウは、戦争や災害などによる「植生への大きなダメージ」を受けた後でも、次の時期には再び花を咲かせるほどの強い生命力を持っている植物なので、復興のシンボルとして市や町の花に指定している自治体もあります。

竹の葉とキョウチクトウの葉(2020年825日管理事務所付近の竹林にて撮影)

キョウチクトウの実(2020年8月25日撮影)

ごくまれに実を付けますが、花・葉・枝・根と同様に強い経口毒があります。

草地から飛び出してきたバッタ(2020年8月25日、吉田茂銅像付近の草地にて撮影)

草の中からバッタが飛び出してきました。また、夕方にはコオロギなどが鳴き始めましたので、いよいよ秋が近いのだと感じます。

暑さ対策や熱中症対策は各自しっかりお願いいたします。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)

(出典:厚生労働省HPより)

※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう

URLhttp://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について

URLhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

※皇居外苑・北の丸公園の利用施設等の再開についてお知らせがありますので、下記URLにてご確認くださいませ

URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_214.html

※環境省による熱中症予防情報サイトにおいて、暑さ指数や暑さ対策などを掲載しておりますので、当方をご利用の際にお役立て頂ければ幸いです

環境省熱中症予防情報サイトURL(https://www.wbgt.env.go.jp/

※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。

URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

詳しくは各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)

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千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵ボート場

皇居東御苑及び三の丸尚蔵館

科学技術館

国立公文書館

昭和館

しょうけい館(戦傷病者史料館)

日本武道館

千代田区立図書館

日比谷公園

(順不同)

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2020年07月31日エンジュ(槐)

皇居外苑いきもの / お知らせ / お願い / バックナンバー2020 / 北の丸公園ブログ / 夏の花

園内各所でセミたちが鳴いており、いよいよ夏の到来を感じます。

ミンミンゼミ(2020年7月29日田安門付近にて撮影)

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

エンジュ(2020年7月31日、北の丸休憩所付近にて撮影)

マメ科エンジュ属に分類される植物で、日本には遥か昔の時代に中国から渡来したとされます。

公園樹や街路樹として植えられ、7月から8月に花を咲かせます。

名前の由来については、平安時代の書物には恵爾須(えにす)と呼ばれていたとする記述がありますが、その後、エンジュに変わっていったとされています。

サンゴシトウ(2020年7月31日管理事務所付近にて撮影)

マメ科エリスリナ属に分類される植物です。

原産はオーストラリアで6月頃から9月頃に花を咲かせます。

6月に咲いて一度花を落としたサンゴシトウが、また花を咲かせ始めました。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)

(出典:厚生労働省HPより)

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2020年07月21日エゴノキの実(蘞の木)

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春に花を咲かせていた植物たちが、今は青い実を付けています。

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

エゴノキ(2020年7月20日、園内各所にて撮影)

エゴノキ科エゴノキ属に分類される植物で、北海道から沖縄の林や川沿いに生え、5月から6月に花を咲かせます。

名前の由来については、なめると"えごい(えぐい)"刺激を伴う味がすることから、エゴノキになったとされています。

また、2つある別名のうちチシャノキは、歌舞伎の演目で誤用(本来はムラサキ科のチシャノキ)されたことから、もう1つのロクロノキは、陶芸に使う轆轤(ろくろ)の材として使われることから付けられたとされています。

エゴノキの花(2020年5月頃撮影)

現在、花は咲いていません。

セミの抜け殻(2020年7月20日芝生地付近の林にて撮影)

セミの鳴き声とともに抜け殻の数も目立つようになりました。

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

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2020年07月17日ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

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中々梅雨が明けませんが、そうした中でも生き物たちの季節は夏に移り変わっています。

それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。

ヒメヒオウギズイセン(2020年7月16日、北の丸休憩所付近にて撮影)

アヤメ科ヒオウギズイセン属、またはクロコスミア属に分類される植物です。

欧州にて人工的に交配して作られた園芸品種で、日当たりの良い荒れ地や草地を好んで生え、7月から8月に花を咲かせます。

日本には観賞用として渡来しましたが、その後、野生化したとされています。

名前の由来は、差ほど大きくなく、ヒオウギ(檜扇)という植物の葉などに形が似ていて、水仙のような球根を持っていることから、ヒメヒオウギズイセンになったとされています。

別名、クロコスミアやモントブレチアとも呼ばれています。

ミンミンゼミの羽化(2020年7月16日公園内にて撮影)

ミンミンゼミが羽化している様子を運良く撮影できました。

※園内でセミの羽化を見つけても、触らずにそっとしておいてあげてください

林の中などを歩くと蚊が寄ってきますので、北の丸公園へお越しの際は虫刺され対策を万全にお願いします。

また、足が滑りやすいところもありますので、園内散策の際は足下にご注意下さい。

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2020年03月13日雪柳(ゆきやなぎ)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

ユキヤナギが咲き始め、早春のサクラ類と共に公園内を彩っています。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況とサクラの開花状況をお知らせします。

ユキヤナギ(2020年3月13日、管理事務所付近にて撮影)

バラ科シモツケ属に分類され、本州・四国・九州に生える植物です。

花は4月頃に咲き、主に公園などに植えられます。

名前の由来は、葉がヤナギに似ていることと、重ねあうように咲く花の姿が雪が積もったように見えることから付いたとされています。

また、別名コゴメバナとも呼ばれておりますが、これは、ユキヤナギの花を玄米を精米する際に出る小米(こごめ:欠けてしまったりした小さなお米)に見立てたものとされています。

トサミズキ(2020年3月13日、芝生地付近の林にて撮影)

マンサク科トサミズキ属に分類され、四国に自生する(自然に生えている)植物です。

花は3月下旬頃から4月にかけて咲き、こちらも主に公園などに植えられます。

名前の由来は、"トサ"の名が示すように高知県(旧 土佐国)の山地に自生していることから付いたとされています。

カワヅザクラ、ヒマラヤヒザクラ、オカメ、カンヒザクラ(2020313日、吉田茂像周辺にて撮影)

カワヅザクラは葉の割合が多くなり、ヒマラヤヒザクラとオカメがちょうど見頃を迎えています。

なお、カンザクラは花が終わり、カンヒザクラも花が激しく散るようになりましたので、花の終わりが近いようです。

オオシマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラの花(2020313日日本武道館付近と芝生地にて撮影)

日本武道館に近いオオシマザクラ(アカミオオシマ)、ソメイヨシノ、シダレザクラが開花し始めました。

園内では、タンポポ、ホトケノザ、ハナニラなど今回ご紹介しきれなかった野草の花も咲き始めています。

そうした春探しのウォーキングや散策に、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました

期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ

URLhttp://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/2020_1.html

※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた皇居外苑(北の丸公園区域を含む)での花見時期の対応に関するお知らせがありますので、下記URLにてご確認下さいませ

URLhttp://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_202.html

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11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

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北の丸公園の最寄り駅のご案内

運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線都営地下鉄新宿線

竹橋駅(東京メトロ東西線

神保町駅(東京メトロ半蔵門線都営地下鉄三田線・新宿線

(順不同)

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2020年03月06日啓蟄(けいちつ)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花

3月5日は二十四節気でいう啓蟄でした。

土の中で冬ごもりをしていた虫たちが穴を啓(ひら)いて地上に出てくることから

啓蟄と呼ばれています。(蟄(ちつ)という文字には、土の中に虫が隠れているという意味があります。)

それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。

ヒマラヤヒザクラ(2020年3月6日、清水門付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類されるサクラの一種で、中国南部からネパールに分布している外国のサクラです。

カンヒザクラと似ていますが、ヒマラヤヒザクラは木が大きく育つ特徴があり、10m以上の高さになるとされています。

カンザクラ、カワヅザクラ、カンヒザクラ、オカメ(2020年3月6日、吉田茂像周辺にて撮影)

カンザクラは葉が多くなり、花はほぼ終わりのようです。同様にカワヅザクラも葉が目立ち始めました。

今は、カンヒザクラとオカメが見頃を向かえています。

トサミズキとコブシ(2020年3月6日、吉田茂像周辺・芝生地付近の林にて撮影)

先週ご紹介したサンシュユとハクモクレンの付近では、コブシが咲き始めました。

また、芝生地付近の林の中ではトサミズキが花を咲かせています。

今回ご紹介の花は、科学技術館と日本武道館との間にある吉田茂像を中心とした範囲で見ることができます。

なお、木に咲く花を主にとりあげましたが、地表近くの野草たちも花を咲かせ始めているので、園内全体がにぎやかになってきたように感じます。

そうした春の訪れをあじわいつつの花巡りや芝生地などでのピクニックに、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました

期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ

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2020年01月31日カンザクラ

皇居外苑いきもの / バックナンバー2019 / 冬の花 / 季節の便り

すでに咲き始めているソシンロウバイやシナマンサクなどに続き、ここに来てカンザクラも咲き始めたことで、季節が冬から春に移りゆく道筋のようなものを感じる今日この頃です。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況をお知らせします。

カンザクラ(2020131日、吉田茂像付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類されるサクラの栽培品種(人の手で作られた品種)で、2月頃から3月頃にかけて花を咲かせます。江戸時代後期から関東以南の暖地で栽培されており、秋から開花し続けるフユザクラを除けばサクラの中で一番早く開花するとされています。

マンサク類(2020131日、園内各所にて撮影)

シナマンサクは満開、アカバナマンサクとマンサクが咲き始めを迎えました。

キジバトとメジロ(2020129日、北の丸公園内にて撮影)

キジバトがひなたで羽を広げて休んでおり、二羽のメジロが仲良くお互いを羽繕いしている姿を見かけました。

暖かい日には、普段ならば警戒心が高い野鳥たちののんびりした姿を見られるかもしれませんね。

紅梅と白梅(2020年1月31日、気象観測露場周辺にて撮影)

北の丸公園内にある気象観測露場の周辺では、紅梅・白梅が開花しています。

新年を迎えてから冬とは思えないような暖かい日もありますが、その反面、園内を散策するにはうってつけです。また、花に訪れる野鳥を見ることもできるかもしれません。

そんな北の丸公園で、花観察と野鳥探しはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う、工事が始まりました

期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さい

URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/2020_1.html

※園内のトイレは改修工事中です、本日現在で使用可能なトイレは第3駐車場仮設トイレと清水門広場のトイレとなります

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2020年01月24日大寒(だいかん)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2019 / 冬の花 / 季節の便り

1月20日は二十四節気でいう大寒でした。一年間のうち最も寒い時期とされています。

そんな中でもソシンロウバイに続き、冬の花が次々と咲き始めています。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況をお知らせします。

シナマンサク(2020年1月21日清水門付近にて撮影)

マンサク科マンサク属に分類される中国原産の植物で、1月から3月にかけて花を咲かせます。

名前の由来は、中国から渡来したマンサクなので'シナ(中国の古い呼び名)'マンサクになったとされています。

花が咲く頃まで枯れ葉が木に残り続けること、日本原産のマンサクよりも開花が少し早いことなどが特徴です。

シナマンサクの花

細長く伸びた部分が花びら(水色の枠線内)で、暗い紫色の部分(赤い枠線内)が萼(がく)という部分です。

開き始めの今は、まるでクラッカーが弾けたかのようです。

マンサク(2020122日日本武道館付近にて撮影)

片や、マンサクはまだ咲きそうにありません。

カンザクラ(2020122日吉田茂像付近にて撮影)

秋から咲き続ける冬桜という品種をのぞくと、栽培品種としてのサクラの中では一番早く咲くとされています。

つぼみが割れて開花しているものもあるので、これからのサクラ類の開花に期待が高まります。

ウメ(紅梅)とフキの芽(2020年1月21日気象観測露場と土手にて撮影)

気象観測露場付近のウメ(紅梅)が2輪ほど開花し、他のつぼみも咲きそうな勢いです。

また、日当たりの良い土手ではフキの芽や葉が出ていました。

※北の丸公園内で、植物など生き物の採取はできません

今回取り上げた植物はほとんどが樹木ですが、フキやカタバミ類、ホトケノザなどの野草も花が咲いているものがあります。

大寒とはいえ、頑張って花を咲かせている植物も見てとれる北の丸公園で、冬の花探しの散策などはいかがでしょうか。

※落ち葉が多いため、滑りやすい場所もございます。園内を散策の際は転倒などにご注意ください

※園内のトイレは改修工事中です、本日現在で使用可能なトイレは第3駐車場仮設トイレと清水門広場のトイレとなります

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2020年01月17日素心蠟梅(ソシンロウバイ)

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晩秋から初冬にかけての園内では花の種類が少ない時期となっておりましたが、冬を代表する花がついに咲き始めました。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況をお知らせします。

ソシンロウバイ(2020年1月17日北の丸休憩所付近にて撮影)

ロウバイ科ロウバイ属に分類される中国原産の植物で、1月から2月頃にかけて花を咲かせます。

名前の由来は、花びらから芯まで同じ色という意味の'素芯:そしん''蝋細工:ろうざいく'のような'梅に似た花'が咲くことから付いたとされています。

枝に残っている干からびた黒い物体はソシンロウバイの実で、その中に、アズキの実に似た種が入っています。

オナガ(2020年1月14日吉田茂像付近にて撮影)

スズメ目カラス科に分類される野鳥で、中部地方以北から東北地方にかけての市街地、湖畔林、山地の林に生息しています。

その名のとおり水色の'長い尾'を持ち、黒色の頭が特徴です、

「ギューイ」「ゲー」「ギュイ」「キュルル」などの鳴き方をします。

ウメ(白梅)とシナマンサク(2020117日気象観測露場と清水門付近にて撮影)

気象観測露場付近の梅林では早咲きの白梅が咲き始めました。

また、清水門付近のシナマンサクも開花が始まっています。

開花した花を探す散策に、北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※落ち葉が多いため、滑りやすい場所もございます。園内を散策の際は転倒などにご注意ください

※園内のトイレは改修工事中です、本日現在で使用可能なトイレは第3駐車場仮設トイレと清水門広場のトイレとなります

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2020年01月10日小寒(しょうかん)

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1月6日は二十四節気で言う小寒でした。小寒とは、本格的な冬の時期の前半を指す季語であり、この日から寒中見舞いを出すようになります。

そんな寒さの中でも、青い葉と赤い実を付けている植物があります。

それでは、現在の北の丸公園の自然状況をお知らせします。

クロガネモチ(202019日管理事務所付近にて撮影)

モチノキ科に分類される常緑植物で、関東地方から沖縄に分布し、10月から1月頃にかけて実を付けます。

名前の由来は、若い枝が黒紫色を帯びる特徴を持ったモチノキであることから付いたとされています。

ヒヨドリ(2020.1.10園内各所にて撮影)

スズメ目ヒヨドリ科に分類される野鳥で、低山帯、市街地、農耕地に生息し、全国的に生息しています。

花や野菜などの植物質から、トカゲや小鳥の雛などの動物質も食べる雑食性ですが、公園内では、先に紹介したクロガネモチやユズリハの実を食べる姿を見かけることができます。

ソシンロウバイとアカバナマンサク(2020年1月8日北の丸休憩所付近にて撮影)

ソシンロウバイのつぼみが大きくなり、開花が近付いてきました。

また、本来3月頃に咲き始めるはずのアカバナマンサクが数輪咲いていました。

懸命に生きている野鳥、開花にむけて準備をしている植物などを園内各所で見ることができます。

この生きものたちの観察に、北の丸公園をお訪れてみてはいかがでしょうか。

※落ち葉が多いため、滑りやすい場所もございます。園内を散策の際は転倒などにご注意ください

※園内のトイレは改修工事中です、本日現在で使用可能なトイレは第3駐車場仮設トイレと清水門広場のトイレとなります

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

(順不同)

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