「バンコク気候変動マスタープランに基づく廃棄物アクションプランにおける、
廃棄物および排水からのGHG排出量の測定、報告、検証(MRV)に関する勉強会」を開催しました。
タイ・バンコク/ 2025年2月

勉強会の様子
2025年2月28日、バンコク都にて「バンコク気候変動マスタープランに基づく廃棄物アクションプランにおける、廃棄物および排水からのGHG排出量の測定、報告、検証(MRV)に関する勉強会」を開催しました。
バンコク都は、「バンコク気候変動マスタープラン2021-2030」にて2030年までにGHG排出量を2018年と比較して19%削減するという目標を掲げています。本勉強会は、バンコク都職員を対象に、廃棄物及び排水分野において管理戦略および政策に統合可能な、実用的かつ持続可能なアクションプランの策定・改善を目指し開催しました。
本勉強会では、約1年にわたって協議されたアクションプラン案の報告をローカルコンサルタントとして支援するカサセート大学のWilasinee准教授が行いました。また、OECC加藤理事より、廃棄物管理や排水処理に係るGHG排出量の算定に関する技術的な側面についての発表や、同分野でのGHG削減方策やその方策を実施するために必要な資金調達に向けた下水道使用料の徴収に関して、日本の例をモデルに情報共有がありました。