ベトナムにおける活動実績を公開しました。
2023年7月
2023年3月27日に開催された「2050年カーボンニュートラルに向けた日ベトナム共同協力計画に基づく第2回合同作業部会」で、ベトナム環境天然資源省(Ministry of Natural Resources and Environment : MONRE)気候変動局長からの提案に基づき、PaSTI事務局がワークプラン案を策定しました。
5月16日に日本国環境省及びベトナムMONREとの間で議論を行うワークショップが開催され、7月28日にワークプラン合意をもって取組内容が確定しました。
具体的な取組としては、民間セクターの施設レベルGHG排出量の算定・報告を促進するための、廃棄物セクターにおける廃棄物組成ガイドラインの調査、港湾セクター及び建設分野/大型施設にかかる方法論策定支援、廃棄物セクターの調査、建設分野でのGHG排出量の算定方法論策定のための技術的支援などが行われました。
ベトナムのグリーンファイナンスに関する分析報告書を公開しました。
制作物/2023年
ベトナムのグリーンファイナンスに関する分析報告書を公開しました(英語のみ)。
Task 1
UPDATING INFORMATION ON GREEN FINANCE IN LINE WITH PRIVATE SECTOR‘S TRANSPARENCY AND CLIMATE ACTION
Task 2
RESEARCH ON PROGRESS MONITORING OF NDC FOR CONSTRUCTION SECTOR MEASURES
オンライン研修を実施しました。
ベトナム・ハノイ、日本・東京/ 2021年3月
研修の様子
2021年3月3日、天然資源環境省(MONRE)と日本環境省(MOEJ)が共同で第1回PaSTI-Viet Namオンライントレーニングコース「ベトナムにおける建築分野でのカーボンレポーティングの実証」を開催しました。
2020年に改正されたベトナムの環境保護法では、国家計画であるNDC(国が決定する貢献)で定められた温室効果ガス削減目標を達成するために、事業分野ごとのエネルギー消費量やGHG排出量の報告が義務付けられています。データ収集活動によって可能となる省エネ診断は、ベトナムの温室効果ガス削減目標を達成するために重要な役割を果たすと同時に、民間企業のエネルギーコスト削減や国家レベルのエネルギー需要削減にも役立つと期待されており、今回の半日オンライン研修では、ベトナムの国・都市レベルでの取り組みを支援するために、法令やハノイ市のGHG報告制度の紹介、省エネ診断などのデモンストレーションを行いました。
今回のオンライントレーニングには、市内の関連民間企業、市や国の行政機関、研究機関などから約70名が参加しました。