PaSTI-JAIFプロジェクトの第2フェーズが承認されました。
2021年12月

PaSTI-JAIFプロジェクト「ASEAN加盟国(AMS)における温室効果ガス(GHG)排出量の施設レベルモニタリング・報告(M&R)枠組みの構築と実施」の第2フェースが2021年12月に正式に承認されました。
本フェーズでは、第1フェーズで策定された「ASEAN地域の施設レベルGHG M&Rガイドライン設計のためのロードマップ」に基づいて、ASEAN地域の施設レベルM&Rガイドラインの策定を目的としています。開発されたガイドラインは、AMSが国や非国家主体を巻き込んだ独自の透明性システムを構築する際の参考となることが期待されています。
PaSTI-JAIFプロジェクト第1フェーズのクロージングウェビナーを開催しました。
2020年7月22日

ASEAN-JAIF Closing webinar
PaSTI-JAIFプロジェクト第1フェーズでは、当初日本での技術研修が予定されていましたが、COVID-19 拡大防止のため技術研修に代えてオンラインによるクロージングウェビナーを実施しました。
第1フェーズの総括として、事前に実施機関が作成した3つのビデオプレゼンテーションの共有があり、ウェビナー当日には、全ASEAN加盟国の担当官による有益な議論が行われ、全担当官の合意のもと、第1フェーズの成果物「Roadmap for Designing Facility Level GHG M&R Guideline for ASEAN Region」が採用されました。
ウェビナーの様子はPaSTI Official Channelでご覧になれます。
PaSTIはASEAN地域における事業体レベルのMRV(算定・報告・検証)開発を目的とするプロジェクトを立ち上げました。
2018年・2019年

COP24におけるPaSTIサイドイベントにて挨拶する
ASEAN気候変動作業部会 Cheng Kok Chung議長
2018年8月の第29回ASEAN環境分野高等官会合において、ASEAN地域におけるMRVシステム強化を支援をするASEAN加盟国全体を対象としたPaSTIプロジェクトを立ち上げることが合意されました。
これを受け、日・ASEAN統合基金(JAIF)を活用した「ASEAN諸国を対象とした事業体レベルでのMRV構築プロジェクト」の構想が策定されています。
このASEANのためのPaSTIプロジェクトでは、調和したMRVシステムのためのガイドラインや方法論などのツールの開発および利用を支援し、ASEAN加盟国間での協力的な気候変動活動を促すことを目指しています。