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釧路湿原国立公園の見どころ

釧路市湿原展望台
釧路市湿原展望台の写真
釧路市湿原展望台
湿原の「ヤチボウズ」をモチーフにした外観の展望・展示施設です。屋上からは湿原のほか、釧路市街や太平洋まで眺めることができ、サテライト展望台へ続く遊歩道も併設しています。※展望・展示施設は有料
温根内木道
温根内木道の写真
温根内木道
釧路湿原では唯一湿原内を歩ける木道が整備されています。景色を見ながら歩けるだけでなく、季節の花々や湿原植生の変化、野鳥などを間近で観察することができます。
キラコタン岬
キラコタン岬の写真
キラコタン岬
釧路湿原がかつて海だった頃に、岬であったことが名前の由来です。釧路湿原の最深部に位置しており、眼下には丘陵地からしみ出す湧き水と湿原が織りなす原風景が広がります。国の天然記念物に指定されている先端部には徒歩でしか行くことができず、駐車場から往復約5kmの散策になります。
※キラコタン岬先端部は国の天然記念物区域に指定されているため、立ち入りには許可が必要です。詳しくは鶴居村教育委員会(TEL.0154-64-2050)までお問い合わせ下さい。
コッタロ湿原展望台
コッタロ湿原展望台の写真
コッタロ湿原展望台
釧路湿原を横断する道道1060号沿いに位置し、高台まで階段を登ると眼前に豊かな湧き水に支えられる広大な湿原が広がります。双眼鏡を使えばタンチョウが見られることもあります。
細岡展望台
細岡展望台の写真
細岡展望台
釧路湿原の東側に位置する展望台で、「大観望」の別名のとおり、釧路川の大きな蛇行と釧路湿原の広がり、阿寒の山々など大パノラマが広がります。展望台から眺める美しい夕日はおすすめです。
夢ヶ丘展望台
夢ヶ丘展望台の写真
夢ヶ丘展望台
達古武湖北側の丘陵地に続く約2.3kmの達古武歩道ではヤチボウズの群生地や湧き水などが観察でき、急坂を上りきった展望台からは蛇行する釧路川やJR釧網本線が望めます。
サルボ展望台
サルボ展望台の写真
サルボ展望台
散策路は樹林が多く、山歩きの雰囲気を楽しめます。展望台からは、塘路湖など大小の湖沼群が望まれ、他の展望台とはひと味違った「湿原と湖沼」の景観を眺めることができます。
塘路湖畔歩道
塘路湖畔歩道の写真
塘路湖畔歩道
塘路湖畔を眺めながら散策できる約600mの歩道です。塘路湖の歴史や周辺で観察できる野鳥の解説版のほかベンチや休憩所もあり、ゆっくりと湖畔の散策を楽しむことができます。

生きもの

ヤチボウズ
ヤチボウズの写真
ヤチボウズ
湿原では、こんもりとした坊主頭のような草の塊が並ぶ不思議な風景が見られます。これは、スゲ類が毎年同じ場所で古株の上に生い茂って生長したもので、地元では親しみを込めて「谷地坊主」と呼んでいます。
キタサンショウウオ
キタサンショウウオの写真
キタサンショウウオ
氷河期に陸続きだった大陸から北海道へ渡ってきたとされ、「氷河期の生き残り」と言われています。日本では、釧路湿原と国後島でしか見ることができません。
タンチョウ
タンチョウの写真
タンチョウ
アイヌの人々からサルルンカムイ(湿原の神)として崇められ、国の特別天然記念物になっています。釧路湿原では1年中暮らしており、美しい姿を見に国内外からファンが訪れます。見かけた時は静かに観察しましょう。

アクティビティ

ホーストレッキング
ホーストレッキングの写真
ホーストレッキング
北海道の和種馬「どさんこ」による乗馬ツアーが体験できます。体高が低く気性も穏やかで、前を行く馬を忠実に追うよう調教されているので安心して騎乗することができます。
カヌーツアー
カヌーツアーの写真
カヌーツアー
ダムを持たない釧路川は、全国のカヌーイストにとって憧れのツーリングコースです。中でも塘路湖から細岡の区間は、流れもゆるやかで、ガイド付きのツアーも盛んに行われています。
ワカサギ釣り
ワカサギ釣りの写真
ワカサギ釣り
冬季には、湿原周辺の湖沼は厚さ数十cmの氷に覆われます。そうした厳しい寒さの中、塘路湖では、氷に穴を開けワカサギ釣りを楽しむ人々で賑わいを見せます。
くしろ湿原ノロッコ号/SL冬の湿原号
くしろ湿原ノロッコ号/SL冬の湿原号 の写真
くしろ湿原ノロッコ号/SL冬の湿原号
湿原内を釧路川に沿って走るJR釧網本線では、夏期は見どころになると通常よりゆっくり走る「くしろ湿原ノロッコ号」、冬期は蒸気機関車が牽引する「SL冬の湿原号」が運行されます。※運行状況等は変更になる場合があります。詳しくはJR釧路駅0154-22-4314(10:00~22:30)へお問い合わせ下さい。