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阿寒摩周国立公園の見どころ

オンネトー
オンネトーの写真
オンネトー
公園の最西端に位置するオンネトーは、アイヌ語で「年老いた・大きな湖」を意味します。天候や風向き、見る位置によって湖の色が様々に変化することから「五色沼」とも呼ばれています。
雌阿寒岳
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雌阿寒岳
雌阿寒岳は、阿寒湖の南西に位置しています。現在も活発な火山活動が続いており、山頂近くでは、噴気を上げる荒々しい火口も望まれ、変化に富んだ景色を堪能できます。
阿寒湖
阿寒湖の写真
阿寒湖
阿寒カルデラの西側に位置する湖で、マリモの生育地として有名です。温泉の他、遊覧船による湖内周遊や釣りなどが楽しめます。
双湖台
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双湖台
阿寒湖から弟子屈町を結ぶ国道241号(阿寒横断道路)を車で12kmほどで到着する双湖台は、樹海の中に静にたたずむペンケトーとパンケトーの二つの湖が見える展望台です。
阿寒湖温泉
阿寒湖温泉の写真
阿寒湖温泉
阿寒湖南の湖畔に位置する阿寒湖温泉は、大型のホテルが建ち並び、一帯の観光の拠点となっています。マリモやボッケの観察、遊覧船のほか、周辺ではスキーや湖上でのスケートを楽しむことができます。
アイヌコタン
アイヌコタンの写真
アイヌコタン
阿寒湖温泉街にある北海道最大級のアイヌ民族の集落(コタン)です。「阿寒湖アイヌシアター『イコロ』」では、ユネスコ世界無形文化財に登録されているアイヌ古式舞踊が見られます。
屈斜路湖
屈斜路湖の写真
屈斜路湖
日本最大のカルデラ湖。冬期、全面結氷すると、氷が割れて盛り上がる「御神渡り」が起こり、その長さは10㎞におよびます。
美幌峠
美幌峠の写真
美幌峠
美幌峠は屈斜路湖を見渡す好展望地です。道の駅とその横に展望台があります。屈斜路カルデラの地形や硫黄山、和琴半島、晴れた日には知床連山も眺めることができます。
和琴半島
和琴半島の写真
和琴半島
和琴半島は、屈斜路カルデラができた後の火山で、今でも全体的に地熱が高く、冬でも多くの場所が凍結しないため、ミンミンゼミなど多くの生物の生存を可能にしています。
川湯温泉
川湯温泉の写真
川湯温泉
硫黄山を源とする温泉が湧き出す川湯温泉は、温泉宿やおみやげ屋が建ち並び、町の中を「湯の川」が流れます。その周りには、ミズナラやシラカバ、アカエゾマツなどの森が広がっています。
硫黄山(アトサヌプリ)
硫黄山(アトサヌプリ)の写真
硫黄山(アトサヌプリ)
かつては硫黄の採掘が行われていた硫黄山には、噴火口の数が大小合わせて1,500以上あり、常時白い噴煙を噴出しています。
摩周湖展望台
摩周湖展望台の写真
摩周湖展望台
一年を通じて摩周湖はその姿を変えていきます。摩周湖は、周囲の3つの展望台から眺めることができますが、それぞれ違った景色を見せてくれます。
西別岳
西別岳
西別岳
西別岳は摩周湖の東に位置する山です。摩周岳、摩周湖を望み、比較的低標高ながら、高山植物の豊かな山として親しまれています。
神の子池
神の子池の写真
神の子池
神の子池は摩周カルデラの北側山麓部に位置し、神秘的な青色に染まる池として多くの人を魅了しています。平成29年8月に阿寒摩周国立公園に編入されました。

生きもの

マリモ
マリモの写真
マリモ
北海道と本州の湖沼に点在する淡水性の緑藻です。阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状の集合体をつくることから国の特別天然記念物に指定されています。
イソツツジ
イソツツジの写真
イソツツジ
北海道南部や東北地方の亜高山帯、高山帯に生育するツツジの仲間。硫黄山周辺では、硫気孔の影響で純群生を形成しています。
ミンミンゼミ
ミンミンゼミ
屈斜路湖の和琴半島に生息するミンミンゼミは、国内における分布の北限となっており、国の天然記念物に指定されています。
キタキツネ
キタキツネの写真
キタキツネ
北半球に広く生息するアカギツネの仲間です。阿寒摩周国立公園の各地で見ることができます。
エゾシカ
エゾシカの写真
エゾシカ
阿寒摩周国立公園内の樹林帯はエゾシカの主要な生息域になっています。

アクティビティ

カヌーツアー
カヌーツアーの写真
カヌーツアー
深い森に囲まれた水面をゆっくり漕ぎながら静かに探索できるカヌーツアーが、釧路川上流や屈斜路湖、阿寒湖で実施されています。