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第1回「歩く旅」をみんなでつくろう!【富士山麓の新たな旅づくりワークショップ】

 
第1回「歩く旅」をみんなでつくろう!【富士山麓の新たな旅づくりワークショップ】を下記のとおり開催しました。

日時:令和6(2024)年10月10日(木) 13:00~16:00
場所:河口湖セントビレッヂ

このワークショップ  は 富士山麓地域の満喫プロジェクト  の一環として、今年50周年を迎える東海自然歩道(*1)でつながる富士山麓エリアを舞台に、「この地域らしい資源は何か?」、「お客様と共有したい地域の価値やストーリーは何か?」について、地域のみんなで一緒に考えます。そして、みんなで考えたことをもとにインタープリテーション(*2)全体計画(以下、IP全体計画)として描き、IP全体計画を反映した体験コンテンツとして具体化して販売することをゴールとしています。全3回のワークショップを通して、IP全体計画とその内容をコンパクトにまとめたハンドブックを作成し、みんなでつかっていきます。

*1 東海自然歩道について(環境省 国立公園に行ってみよう HP) 
*2 インタ―プリテーションについて(日本インタープリテーション協会 HP) 


『みんなでつくる。みんなでつかう。私たちの富士山麓を知り、大好きになり、お客様に伝えよう!』を合言葉に、東海自然歩道と山中湖、本栖湖、田貫湖とその周辺で宿泊、飲食、ガイド、観光協会など観光に携わる様々な方や行政、地域の方々、運営スタッフを併せて46名が集いました。

主催の環境省富士箱根伊豆国立公園管理事務所の青柳所長の挨拶に始まり、富士五湖管理官事務所の小西国立公園管理官より開催趣旨を説明。その後、日本環境教育フォーラム主席研究員の川嶋氏の進行により、参加者同士でのPKT(ペチャクチャタイム)でこのワークショップの主旨を双方向で確認していきます。

当日資料(開催主旨[PDF 6.48MB] インタ―プリテーションについて[PDF 528KB] 

昨年度完成した【雲仙温泉地区インタープリテーション全体計画  】や【山中湖トレイルストーリー[PDF 7.8MB] 】もイメージの共有に役立ちました。
   続いて、ワークショップのメインパートに移ります。
   第1回ワークショップのテーマは、「地域の魅力の深掘りしよう」「訪れた人にどんな体験をしてほしいか考えよう」です。


 
グループ分けのため、参加者が一つの大きな円を作り1~8までの番号を順番に発声し、同じ番号同士でテーブルを囲みました。グループ内でお互いに質問や紹介をしながら、富士山麓ならではの資源として思いつくものを用紙にどんどん書いて壁に貼っていきます。
貼りだされた134の魅力をジャンル分けすると、「風景」「食」「歴史」「文化」を大きなくくりとして、道、湖、森、樹海、動物、植物、魚、水、火山、洞窟、夜景(光)、野菜、ジビエ、乳製品、吉田うどん、富士宮焼きそば、人の暮らし、歴史、神社・寺、公園、施設、アート、お祭りなど様々な資源が出されました。


 
次に、『富士山麓に来た方にどんな体験をしてほしいか?』、『自分の友人がゲストとして訪れたらどこでどんな体験をしてもらいたいか?』をテーマに、思いつくアイディアを紙に書き出していきます。
ジャンル分けすると、富士五湖での体験、水、自転車、パラグライダー、ハイキング、虫、樹海、地元生業、食、釣り・狩猟、文化歴史など、さまざまなビッグアイディアが沢山、65個も壁に登場しました。
 
ワークショップ最後には、参加者からのPRタイムも設けました。 今回、みんなで出しあった「資源」と「体験」は、今後、事務局でリスト化をしていきます。
11月6日の第2回ワークショップで、そのリストを参加者同士で確認しながら、まだ埋もれている資源はないかを考えたり、それぞれの資源について、「具体的に何がすごいのか?」という視点で、さらに深掘りをしていく予定です。

2回目からの申し込みも大歓迎です!富士山麓の魅力についてみんなで楽しくペチャクチャしていきましょう!
▼ご参加希望の方は、フォームよりご登録ください!
【開催案内】富士山麓の新たな旅づくりワークショップ (参加者募集) 
 
         
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