国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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お知らせ

158件の記事があります。

2014年02月17日大雪による立ち入り禁止箇所の情報

皇居外苑お知らせ / バックナンバー2014 / 北の丸公園ブログ

 今回の記録的な大雪と昨日の強風により、園内の至るところに枝折れが多く、立ち入り禁止箇所が多数あります。危険箇所にはコーンが設置してありますので、立入りはご遠慮下さいますよう宜しくお願い致します。
(※画像をクリックすると拡大します。)

花木園

花木園

西大通り

西大通り西側

 園内散策の際は、頭上、足下に十分お気を付け下さい。

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2014年02月08日2月8日積雪状況

皇居外苑お知らせ / バックナンバー2014 / 皇居外苑ブログ

今朝方からの降雪により苑内は、真っ白な雪に覆われています。

ご来苑にあたりましては、転倒のほか、樹上からの落雪、落ち枝に注意下さいますよう、お願い申し上げます。



桜田門周辺

桜田門周辺

皇居前広場のクロマツ

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2013年10月17日(再掲)皇居外苑濠の水質と新濠水浄化施設について

皇居外苑いきもの / お知らせ / バックナンバー2013 / 環境保全の取り組み / 皇居外苑ブログ

 皇居外苑濠の水質改善は、皇居外苑にとって以前からの大きな課題です。これについては、近年東京都などと連携を図りアオコとの大量発生を解消する取組を進めています。特に、この4月からはこの取組のなかで重要な役割を担う新しい濠水浄化施設の運用が始まりました。
 ここでは、お濠の水質と水質改善の取り組みについて紹介したいと思います。(図面は、クリックすると拡大できます)


1.皇居外苑濠の概要
 旧江戸城には、本丸を中心に幾重にも濠が巡らされていました。皇居外苑には、それらのうち12の濠があり、その中には、皇居を見渡す眺望の美しい桜田濠、サクラの名所として知られる千鳥ケ淵なども含まれています。(写真1参照)


写真1 桜田濠

 かつて外苑濠には、玉川上水からの水が供給されていましたが、昭和40年にはその水供給が停止され、以降は水源をもっぱら雨水に頼る状況になりました。
 一方で、外苑濠には長年にわたり周囲からの落葉等が流れ込むとともに、一定の雨が降ると東京都の合流式下水道から下水が雨水とともに濠に流入する状況が続いてきました。このような中で、外苑濠の水質は徐々に悪化し、夏から秋にかけてアオコの大量発生が見られるようになっています。


写真2 千鳥ケ淵のアオコ


2 これまでの水質対策
 環境省は、以上のような状況を受け、アオコの大量発生の解消を目標として
、濠水質の定期的調査、東京駅地下工事中の湧水の導水(工事実施時に一時的実施)、首都高速からの雨水補給(継続)、発生したアオコの回収などの取組を行ってきました。
 それらの中でも中心的な取組として、平成7年度には、濠水を浄化、循環させる濠水浄化施設を稼働させました。
 この施設は、プラスチック製の特殊な濾過材によってアオコを除去する「循環濾過処理方式」という方式で、一日最大14000トン(実績値)の水を処理する能力があります。


写真3 既設の濠水浄化施設

 外苑濠は、皇居西側の半蔵門付近を分水嶺として、桜田壕→桔梗濠・凱旋濠→日比谷濠の系統と半蔵濠→千鳥ケ淵→大手濠→日比谷濠の系統の2系統に別れています。
 濠水浄化施設は、最下流の日比谷濠付近に設置され、濠から取水し、浄化した水をポンプで上流に送り、桜田壕と半蔵濠に放流しています。放流した水は、そこから下流の濠を巡り、再び日比谷濠に戻ってくることになります。(図1参照)
 既存の浄化施設は、平成7年から平成24年までの18年間、概ね4月から11月の間、運転されてきました。


図1皇居外苑濠の位置及び濠水の系統


3.外苑濠の水質の現状
 濠水浄化施設の稼働により、外苑濠の水質は一定の改善を見せています。
 以下の表1は、既存の濠水浄化施設の稼働(H7)の前後18年間の濠の平均水質を比較したものですが、透明度、COD、クロロフィルa、全窒素、全リンのいずれも改善傾向を示しています。
 また、ここ5年間(H20~24)では、COD、クロロフィルa、全リンが改善を示しているのに対して、全窒素については、水質の悪化が見られます。
 
表1 皇居外苑濠の水質の状況 (※1)



※数値は、8濠(桜田濠、日比谷濠、蛤濠、桔梗濠、清水濠、牛ヶ淵、千鳥ケ淵、半蔵濠)に対して、年4回(2月、5月、8月、11月)実施した水質調査の結果を平均である。
※2 クロロフィルaについては、S56~H6のデータ


 各濠の状況を詳しく見ると、桜田濠、蛤濠などについては水質が改善されアオコの大量発生はほぼ解消されました。
 その一方で、千鳥ケ淵、その下流にある清水濠、大手濠等では水質の改善傾向は見られるものの、依然としてアオコの大量発生が見られる状況が続いています。これは、千鳥ケ淵へ雨天時の合流式下水道からの越流が影響していると考えられています。

 現在の外苑濠の水質については、以下もご覧下さい。

各濠における主要な水質項目の平均値(H20~24年度)



各濠における水質の推移(H20~24年度)





4 新濠水浄化施設について
 環境省は、依然としてアオコの大量発生が見られる状況を改善し、濠の計画的管理を進めるために、平成22年に皇居外苑濠管理方針及び水質改善計画を策定しました。これは、東京都が下水道から濠への越流を平成27年までに原則防止する対策を進めていることを受けたもので、計画に基づき当面実施する対策と下水道対策の効果と併せて平成27年度から数年程度でアオコの大量発生を解消し、その後も必要に応じて中長期的な対策を実施していくこととしています。 
 この当面実施する対策の中でも中心的な対策となるのが、新しい濠水浄化施設の整備です。
 既存の浄化施設は平成7年度から運用され、一定の水質改善を果たしましたが、近年は設備の老朽化等のために機能を充分発揮できない状況が見られました。
 このため、後継となる新しい浄化施設を整備することとし、平成22年度に基本計画を作成、平成24年度末に竣工し、平成25年4月から運転を開始しています。(写真4参照)
 新しい浄化施設は、既存の施設の隣に整備し、濠からの取水、浄化した水の濠への送水などは既存の施設を使用しています。


写真4 新濠水浄化施設


 新しい浄化施設は、高速凝集沈殿方式という方式を採用しています。
 これは、アオコなどの汚れを、凝集剤という薬品でフロックと呼ばれる塊を形成し、それを細かい砂と一緒に沈降させて、きれいな水と分離するという方法です(図2 参照)
 新しい施設は、既存の浄化施設に比べ設備がコンパクトになり、一方で、浄化性能が高く、一日あたり2万tの濠水を浄化することができます。これは、これまでの施設に比べて約40%の向上となっています。
 環境省では、今後、濠水浄化施設の効率的、効果的な運用方法を検討、実施し、都の下水道対策、また、その後の中長期的な対策と併せて濠水質浄化に取り組んでいきます。


図2 新しい濠水浄化施設の仕組み


※本記事は平成25年9月4日に当ホームページに掲載した記事を同内容で再掲したものです。

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2012年07月20日噴水停止のお知らせ

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夏の節電のため、平成24年7月2日から9月7日までの間、噴水の稼働は、土日祝祭日(稼働時間10:00~21:00)とし、平日は終日停止となります。

 ご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いたします。

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2012年07月02日噴水停止のお知らせ

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 夏の節電のため、平成24年7月2日から9月7日までの間、噴水の稼働は、土日祝祭日(稼働時間10:00~21:00)とし、平日は終日停止となります。


 ご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いたします。

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2012年04月20日和田倉噴水公園の喫煙場所について

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和田倉噴水公園の喫煙場所は、休憩所脇のデッキ上から下記位置に4月24日より変更になります。ご利用の皆様にお知らせするとともに、引き続き公園内の分煙にご協力よろしくお願いします。

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2012年02月07日和田倉噴水公園の噴水の停止(2月20日~2月24日)について

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和田倉噴水公園の噴水特別清掃等のため、以下の日程で噴水の停止を行いますので、お知らせします。
 公園を利用される皆様には大変ご不便をおかけしますが、快適な空間を確保するためですので、ご理解願います。

【噴水停止期間】
 停止期間:平成24年2月20日(月)~2月24日(金)
 ※復旧日時は清掃の進捗により変更する場合があります

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2011年09月26日和田倉噴水公園の噴水再開について

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10月1日(土)より噴水の稼働を再開致します。(10:00~20:00)

なお、今後の電力需給状況により、再び休止する可能性もあります。

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2011年07月01日皇居外苑はクールスポット

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皇居外苑は、都心部にある大規模な緑地であり、周囲の市街地よりも気温の低い「クールアイランド」として知られています。また、皇居前広場地区の楠公駐車場などには、太陽熱を蓄積しにくい舗装を使うなどの取組を行っており、朝夕などは夏でも比較的すごしやすいクールスポットといえます。
 節電型のライフスタイルの求められるこの夏、皇居外苑で朝夕を涼しく過ごしてみませんか。

1 クールアイランドについて
大都市では、気温が周りの地域に比べて高くなり、ちょうど熱の島(ヒートアイランド)のようになっています。
これは、地面の大部分がアスファルトやコンクリートで覆われ、また、林立したビルのため風通しや空への熱の放射が悪く、熱をためこみやすくなっていることや、自動車やエアコンなどから排出される熱の量も多いことなどが原因と言われています。
 これに対して、都市の中のまとまった緑地や水面は、水分の蒸発散による冷却効果があり、周辺の市街地よりも温度が低くなる「涼しい島(クールアイランド)」として都市のヒートアイランドを和らげる効果があることが知られています。
皇居外苑は、皇居と合わせて約230ha(サッカーフィールド約300面分)という大規模な緑地となっており、クールアイランドとしての機能を持つことが環境省の調査で確認されています。
 それによると、皇居外苑と周辺市街地の平成19年8月の時刻別平均気温変化を比較すると、一日を通して、皇居外苑の気温は周辺市街地よりも約1.0℃低く、8月中、最大では約2.8℃の気温差が観測された時間帯(夜間)もあったとしています。


図 皇居外苑と周辺市街地の気温比較
(皇居・皇居外苑のクールアイランド効果の観測結果について(お知らせ)」平成20年6月13日 水・大気環境局大気環境課 大気生活環境室 より)
http://www.env.go.jp/press/9832.html


2 遮熱性舗装について
都市には、大量のアスファルトやコンクリートが使われていますが、このような素材は、熱をため込みやすく、昼間に太陽熱を蓄え、夜間に熱を放出するため、ヒートアイランド現象の原因の一つとなっています。
 これに対して日射の約半分のエネルギーを占める近赤外線をよく反射する材料で舗装を行い、路面の温度上昇を抑える舗装を遮熱性舗装(しゃねつせいほそう)といます。
 遮熱性舗装では、通常の舗装と比べ、夏の日中で10℃以上路面温度が低くなり、夕方から夜にかけ、通常の舗装より速く温度が下がります。
 皇居外苑では、平成19~20年度に楠公駐車場(約1.3ha)、馬場先地区(約1.2ha)について駐車場、歩車道の遮熱性舗装を行っています。


図 遮熱性舗装の位置


写真 楠公地区駐車場の遮熱性舗装


この夏は、節電型のライフスタイルが求められていますが。皇居外苑で朝夕を涼しくすごしてみませんか。クールスポット皇居外苑に行きましょう。


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2011年04月18日桜田門の通行止め解除について

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 桜田門につきましては、東日本大震災の影響で屋根瓦等の一部が破損したため通行止めとしておりましたが、今般暫定的な改修を実施し、通行が可能となりましたのでお知らせします。
 なお、余震が続いておりますので、地震が起こった際には建物に近づかないよう十分ご注意願います。

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