国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

皇居外苑ニュース

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バックナンバー2018

46件の記事があります。

2018年09月21日秋分

皇居外苑いきもの / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 秋の花

9月23日並びに9月23日から10月7日までの期間は、二十四節気の秋分(しゅうぶん)とされています。

秋分は白露から数えて約15日後とされ、9月23日は秋分の日として国民の祝日となっています。

秋分の日は秋の彼岸とも呼ばれ、おはぎや団子を仏壇に供え、お墓参りをする時期でもあります。

(田安門手前のヒガンバナ 2018.9.19撮影)

北の丸公園では秋分を前に各所で花が咲いています。

その中の一つがヒガンバナで、秋の彼岸近くになると咲くことからこの名前になったと言われています。

別名曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼ばれ、この名前は仏教思想に由来するようです。

また、リコリスという名前の園芸品種があり、紫色、黄色、オレンジ色、ピンク色など様々な色の花があります。

(ヒガンバナとアゲハチョウの仲間 2018.9.19撮影)

また、もう一つ彼岸近くになると咲くツルボという花をご紹介します。

(ツルボの群落と穂 2018.9.19撮影)

ツルボはスルボとも呼ばれる球根植物です。

春から夏にかけて葉だけを出していったん枯れますが、秋の頃また葉とともに花茎が伸びてきて鈴なりになった薄紫色の花を咲かせます。

ツルボの仲間にも様々な園芸品種があり、シラーとも呼ばれプランターや花壇に植えられます。

北の丸公園内の地図でヒガンバナとツルボの位置は以下のようになります。

ヒガンバナは公園内全体的に顔を覗かせていますが、特に赤枠の樹林地周辺で近くまで寄って見ることができます。

ツルボは黄色点の吉田茂像横、ムクゲの根元に花を咲かせています。

涼しく歩きやすくなった北の丸公園に、ヒガンバナとツルボを見に来られては如何でしょうか。

蚊もまだまだ出ている季節です。北の丸公園を訪れる際は蚊の対策をしてお越しください。

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館では所蔵作品展「MOMATコレクション」が6月5日から9月24日で開催中です。

東京国立近代美術工芸館では9月14日から12月9日まで、日本・スウェーデン国外交関係樹立150周年企画展「インゲヤード・ローマン展」が開催中です。

科学技術館ではたくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「躍動する明治-近代日本の幕開け-」が9月22日から11月4日の日程で開催されます。

昭和館では、写真展「草の根の人びとと共に -GHQ婦人問題担当官がみた日本-」が9月15日から12月6日の日程で開催中です。

しょうけい館では、企画展「戦傷病者の証言-戦争別③アジア・太平洋戦争(S18からS19)編-」 が9月11日から10月14日の日程で開催中です。

(順不同)

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 運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

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2018年09月14日オニフスベ(鬼瘤)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

※キノコは分類が難しく、無毒のキノコによく似た有毒なものが数多くあります。

見つけられた際は、観察にとどめるようにお願いします。

北の丸公園で非常に目を惹く大きなキノコを見つけました。

(オニフスベ 2018.8.15)

このキノコはオニフスベと呼ばれるキノコで、見つけたものはバレーボール程の大きさでした。

夏から秋にかけて林の中や草原などの地面から出てきます。

前日にはなかったところに急に出てきたので、非常に速い速度で成長するキノコのようです。

群生(一ヶ所に群がって生える)ということも起こるようで、このバレーボール大のオニフスベが大量に発生した場合には驚くことになりそうですね。

オニフスベは出てきてから時間が経つとボロボロになり、まるで腐ったような状態になってしまいます。

(2018.9.12撮影 発生から4週間ほど)

この状態になると胞子を周りに飛ばしながら崩れてなくなってしまいます。

今回はオニフスベでしたが、北の丸公園には他にもキノコが沢山あります。

北の丸公園の中ではキノコは樹林地(赤い枠線のエリア)、オニフスベは管理事務所横(黄色い点付近)で見ることが多いです。

日に日に涼しくなってきました。北の丸公園にある木々の色付いた実達と一緒にキノコ達も見に来ては如何でしょうか。

まだまだ蚊が出ていますので、北の丸公園にいらっしゃる際は蚊の対策をしてご来園ください。

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2018年09月07日白露

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9月8並びに9月8日から9月22日までの期間は、二十四節気の15番目、白露(はくろ)とされています。

白露は処暑から数えて約15日後とされ、気温が下がって白露(しらつゆ)が草木に付くようになる頃を指します。

(キノコと露に濡れた落ち葉 2018.9.5撮影)

北の丸公園ではセミの鳴き声も一段落して、鳥たちの鳴き声が目立つようになり、草地を歩くとショウリョウバッタやイナゴが飛び出します。

(花木園 2018.9.7撮影)

花木園ではコオロギがささやくように歌っています。

(ショウリョウバッタ 2018.9.5撮影)(イナゴ 2018.9.7撮影)

北の丸公園の案内図をご覧いただきたいと思います。

今回の写真の草地は紫色の枠線の花木園となり、日本武道館と科学技術館の間にあります。

赤い枠線の樹林地では熟してきたゴンズイやクヌギなどの木の実も見られます。

(左:ゴンズイ 右:クヌギ 2018.9.7撮影)

涼しい日には北の丸公園へ散策に訪れるのは如何でしょうか。

まだまだ蚊が出る時期です。刺されないよう対策をしてお出掛けください。

環境省ではまだ暑い夏をCOOLに地球と人に優しくすごすためのホームページを開設しています。

また、COOLCHOICE LEADERSAWARD 2018が開催されています。

詳細についてはCOOLCHOICEバナー、URLからご覧下さい。

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7月20日から9月17日が開催されます。

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昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。

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2018年09月03日夏期の歌い手たち

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北の丸公園では9月に入り、セミの鳴き声はツクツクボウシが多くなりました。

今年、北の丸公園で見付けることができた抜け殻とセミの成虫をご紹介します。

アブラゼミ 最もよく見るセミでジーという鳴き声で油にぬれたような茶色い羽が特徴です。

木の幹やロープなどの様々な場所で抜け殻を見付けることができます。

ミンミンゼミ 日中鳴きます。ミンミン鳴くセミで緑色の体に透明な羽が特徴です。

アブラゼミに次いで抜け殻も多く、様々な場所に付いています。

ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻

ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻の違いは大きさや色だけでは判別できません。

ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻の見分け方は、抜け殻の触角によって行います。

左 ミンミンゼミの抜け殻(毛深くない。根元から三つ目の節が小さい。

右 アブラゼミの抜け殻(毛深い。根元から三つ目の節が大きい。

小さい部分の違いなのでルーペなどで拡大して見ると分かりやすいです。

ツクツクボウシ 名前のとおりの鳴き声で非常に特徴的です。小さなミンミンゼミのようなデザインです。

抜け殻はツヤがなくアブラゼミなどと比べても小さく色が薄いです。

抜け殻はミンミンゼミやアブラゼミなどと同じくらいのところに付いています。

ニイニイゼミ ジーやチーといったあまり目立たない鳴き方をするセミです。木肌と同じような色ですがオレンジ色のW字の背中と羽の下半分が透明なことが特徴です。

抜け殻は泥にまみれていて樹木の下の方にたくさん付いています。

クマゼミ 公園内では一番大きなセミで黒く大きな体と透明な羽をしています。北の丸公園では朝にその鳴き声が目立ち、シャアシャア...と鳴き声を繰り返します。昔は西日本にのみ棲息していましたが近年は関東でも見掛けるようになりました。

鳴いている場所は木の高い所になるので捕まえることが難しい種類です。

(クマゼミの個体は頭から下のみなので実際はもう少し大きくなります。)

抜け殻は他のセミと比べて大きく、顔に泥が付いています。

抜け殻はほとんど見付かりませんが今年はヤマブキに1つだけ見付けることができました。

ここでは、何とか拾うことができた頭のないクマゼミの個体を比較対象としています。

今回紹介したセミの抜け殻を大きさ順に並べてみました。

(左から ニイニイゼミ ツクツクボウシ アブラゼミ ミンミンゼミ クマゼミ)

クマゼミの抜け殻は見付けて手に取ってみるとその体の縦の厚みと大きさに驚きました。

クマゼミとミンミンゼミの比較(写真のクマゼミは頭がありません。)

(横棒が羽を含めた長さ 縦棒が体の縦の長さ 赤線:クマゼミ、頭なし 黒線:ミンミンゼミ)

クマゼミは頭がないとはいえミンミンゼミよりも一回り大きいことが、目測や十字の比較からも見て取れます。

以上が今年、北の丸公園の中で見られたセミの仲間になります。

コオロギやキリギリスの鳴き声が聴こえるようになりました。役者が交代し演目が秋に変わっていくようです。

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2018年08月28日ハラビロカマキリ

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自然情報の収集のため、北の丸公園内を歩いていた際、クスノキから風にあおられて落ちてきたハラビロカマキリに出会うことができました。

(2018.8.20 撮影)

落ちてきてびっくりしたのかこちらを向いて威嚇のポーズをしています。

ハラビロカマキリは5月から11月まで見ることができ、日本では本州から九州に生息しています。

草や木の上で待ち構えて、近付いてきた昆虫などを捕まえて食べる肉食昆虫です。

ハラビロカマキリの名前のとおり、よく見られるオオカマキリと比べて腹が大きいこと、胸部分が短いことが特徴ですが、その他にも特徴があります。

※体型の比較イメージ図

背中から見て羽の部分に白い点(写真左)、前足の突起(写真右)、なども特徴となっています。

また、産卵管(卵を産むための器官)があるためこのハラビロカマキリはメスと考えられます。

※黄色い点線の円の範囲に産卵管が見えます。

今回はハラビロカマキリでしたが、他にもオオカマキリやコカマキリなどの他の種類のカマキリが日本には生息しています。

北の丸公園ではセミの数も少なくなり、コオロギの鳴き声が多くなってきていて、季節が変わってきていることを実感します。

カマキリ類やバッタ類は日本武道館と科学技術館の間の草地で出会えるかもしれません。

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2018年08月23日処暑と秋の気配

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北の丸公園には秋を感じさせる生き物たちがどんどん現れ始めました。

(ススキ 事務所前四阿から 2018.8.20撮影)

本日8月23並びに8月23日から9月6日までの期間が、二十四節気の処暑とされています。

処暑は立秋から数えて約15日後とされ、暑さが峠を越えて朝夕が涼しくなる頃を指しています。

処暑などの二十四節気が当日と期間に分けて表現しているのには理由があります。

ひとつは、太陽黄経(太陽が空を通る経路の360度を当分したもの)で150度の'瞬間'を処暑とする天文学的な理由(2018年は8月23日午前4時8分のとき)。

もうひとつは、立秋から数えて15日経ったその当日から白露の前日までの'期間'を処暑とする時期的な理由

上記2つの理由から処暑の表現を分けています。

処暑とはいえまだ暑い日が続くようですが、北の丸公園ではススキの花が咲き始めるなど秋がもう近いと感じられる出来事がたくさん見られるようになりました。

(左:ヤマボウシの実、右:コムラサキの実 2018.8.22撮影)

ヤマボウシの実、コムラサキの実の色付きが鮮やかになってきています。

左:ヤブキリ(メス キリギリスの仲間 2018.8.20撮影) 

右:リュウノヒゲの根元から生えていたキノコ(2018.8.16撮影)

キリギリスなど秋を代表する虫たちを見ることも多くなり、雨後にはキノコ類をよく見るようになりました。

まだまだ最高気温30℃を超える日が続きセミたちも鳴いていますが、確実に秋の準備が進められているようです。

ヤマボウシは芝生広場と露場との間の樹林地にあり、コムラサキは管理事務所前から科学技術館までの道沿いに生育しています。

ヤブキリなどのバッタ類は日本武道館と科学技術館の間の草地や樹林地などで出会えるかもしれません。

キノコは雨の後に様々なところから顔を覗かせます。

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2018年08月20日家を守るヤモリ

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室内に入ってきてしまったニホンヤモリを逃がすため、観察する機会がありました。

通称ヤモリと呼ばれますが正式にはニホンヤモリで、家守や守宮(どちらとも読みはヤモリ)と漢字で表されます。

2018.8.8 撮影)

生息場所は本州・四国・九州・周辺島嶼(しゅうへんとうしょ)で、森よりも人の生活環境の近くに棲み、夜行性でクモやワラジムシなどの虫を食べて暮らしています。

夜に街灯や民家の光に集まっている虫を狙って現れるので、窓にくっついていたりしているところを発見することができます。

(裏側から)

漢字名から表されるように、昔から人家の近くに棲んで人や家への害虫を捕食することや、無毒でその臆病な性格から人に危害を加えないため、有益で幸運を運ぶ縁起のいい動物として扱われています。

よく窓や壁にへばりついているところが写真に収められるニホンヤモリですが、彼らがくっついていられるのは足の裏にその秘密があります。

(ニホンヤモリの足と指のアップ)

ニホンヤモリの足の裏にはナノメートル(100万分の1ミリメートル)単位の剛毛から構成される趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれる器官が存在していて、この極微細な剛毛が壁や窓に噛み合わさることによって凹凸に張り付くことができます。

この器官があるおかげでニホンヤモリは、壁や天井などの普通では落ちてしまうような場所にもくっついていられるのです。

(意外とかわいい顔をしています。)

クモやハエなどを食べて暮らすニホンヤモリは、体があまり頑丈ではありません。

捕まえようとすると尻尾を自切(トカゲの尻尾切り)することもあるので、見付けても捕まえようとせず観察にとどめてあげてください。

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2018年08月15日アベリアとヤマブキの狂い咲き

皇居外苑バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 夏の花 / 季節の便り

北の丸公園のアベリアの花が見頃を迎えています。

2018.8.10 撮影)

アベリアは別名ハネツクバネウツギと呼ばれ、イタリア共和国で作られた園芸品種(人の手によって交配され作られた植物)です。

園芸品種として様々に品種改良がなされたため、葉や花の色が違うなど様々なバリエーションがあります。

高さは1.5m前後、花は5月から10月くらいまでの非常に長い期間咲き続けます。

暑さ寒さに強く、刈り込んで形を整えることにも耐えるので生け垣としてよく使われます。

(アベリアの花にセセリチョウの一種が来ていました。)

強い生命力と花期が長いことから人にも虫たちにも人気のある植物です。

北の丸公園のアベリアは、ザ・フォレスト北の丸と四阿の間で見ることができます。

他には園内にヤマブキがまばらに花を咲かせているのを見付けました。

(2018.8.10 撮影)

本来ヤマブキは4月から5月に花を咲かせて春を告げる植物ですが、この真夏に狂い咲きをしていました。

最近の台風や猛暑により生理的にバランスを崩し、花を咲かせてしまったのでしょうか。

北の丸公園のヤマブキは、北の丸公園管理事務所とトイレの間にある道路沿いの歩道に生育しています。

まだまだ暑い日が続きますが、ツクツクボウシやコオロギたちの鳴き声も聴こえるようになりました。

まるで秋の足音が聴こえてくるようです。

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2018年08月13日全国戦没者追悼式に伴う北の丸公園の立入規制について

皇居外苑お知らせ / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ

全国戦没者追悼式に伴う特別警備のため、8月14日(火)午後5時から8月15日(水)午後1時まで北の丸公園の立入規制が行われます。

行事前夜(8月14日午後5時以降)から行事終了(8月15日午後1時)まで、北の丸公園はごく一部を除きご利用いただくことができません。特別警備期間中に規制区域に立ち入らないよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

また、行事当日(8月15日)は、北の丸公園付帯駐車場である第1駐車場、第2駐車場及び第3駐車場は午後2時までご利用いただくことができません。立入規制の期間中に北の丸公園内の文化施設(科学技術館他)にお越しになる予定のお客様におかれましては、地下鉄等の公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。

※北の丸公園の立入規制に関するお知らせは、こちらをご覧下さい。

<北の丸公園(北桔橋門口)>

主な最寄り駅(エレベーターや車いす昇降機がある出入口)から竹橋交差点を経由して、国立公文書館や科学技術館に程近い北の丸公園北桔橋門口方面に向かうバリアフリー経路について、ブログ記事でご案内しますので、ご参照ください。

神保町駅(A9番口)から竹橋交差点方面

九段下駅(6番口)から竹橋交差点方面

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2018年08月07日真夏の立秋

皇居外苑いきもの / バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

本日8月7日又は8月7日から8月22日の16日間を二十四節気のひとつ、立秋と呼びます。

大暑から15日数えて立秋となり、秋の気配が感じられ始めるとされる節気です。

自然情報の収集中にキリギリスの一種(ヤブキリと思われる)がサクラの幹を登っていました。

キリギリスは俳句の季語として使われ、初秋を表します。

植物性だけでなく雑食性の種類もおり、他の昆虫を襲って食べたりすることもあるようです。

2018.7.18 撮影)

【2018年の大暑・立秋・処暑】

大暑

立秋

処暑

7/23から8/6

8/7から8/22

8/23

暑中見舞の期間

残暑見舞い期間8/7から8/31

しかし、立秋になっても日本では暑い盛りで実際の気候よりズレていると感じます。

そのズレの原因は、古代中国では太陰暦(たいいんれき)という月の動きを元にした暦が使用されていたことによるものです。。

この太陰暦は実際の季節と暦の上での季節がズレるという問題があり、それを補正する目的で二十四節気が作られました。

しかし、現在の日本では太陽暦(たいようれき)という太陽の動きを元にした暦を使用しているため、二十四節気を当てはめても、太陰暦用に作られた二十四節気はズレが発生することになります。

更に、日本では二十四節気を作った中国との地理的な違いから季節も誤差があり、このように暦と気候のズレが二重に重なり合って、実際の季節と二十四節気のズレを感じさせるものとなってしまいました。

まだまだ暑い日が続きますが、秋の気配を感じられる出来事がありました。

(左 コムラサキ 右 クヌギ 2018.8.3撮影)

実が大きくなり、色が付き始めて、秋を目指す気配が漂い始めているように感じます。

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科学技術館では毎日たくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」が7月21日から9月1日の日程で開催されます。

昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。

(順不同)

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