令和4年度受賞者紹介
応募状況
応募件数の推移
令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰の応募件数は70件となり、過去6年で最も少ない件数となった。過去6年間の部門別の平均割合としては、「開発・製品化部門」が約22％、「先進導入・積極実践部門」が約26％、「普及・促進部門」が約52％、昨年度より新設された「イノベーション発掘・社会実装加速化枠」については3％ほどの割合となっている。
| 年度 | 開発・製品化部門 | 先進導入・積極実践部門 | 普及・促進部門 | イノベーション発掘・社会実装加速化枠 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成29 | 24 | 47.5 | 72.5 | 144 | |
| 平成30 | 28 | 47.5 | 63.5 | 139 | |
| 令和元 | 30 | 43.5 | 86.5 | 160 | |
| 令和2 | 41 | 27 | 96 | 164 | |
| 令和3 | 35 | 24 | 68 | 6 | 133 |
| 令和4 | 17 | 20 | 31 | 2 | 70 |
| 平均 | 30 | 35 | 70 | 4 | 135 |
部門別応募件数
全体の約7割が自薦での応募であった。また、「開発・製品化部門」「先進導入・積極実践部門」の技術関連部門に関しては自薦が多く、「普及・促進部門」についても若干自薦のほうが多いという傾向があった。
| 開発・製品化部門 | 先進導入・積極実践部門 | 普及・促進部門 | イノベーション発掘・社会実装加速化枠 | 計 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 緩和分野 | 適応分野 | 緩和・適応分野 | 緩和分野 | 適応分野 | 緩和・適応分野 | 緩和分野 | 適応分野 | 緩和・適応分野 | |||
| 計 | 15 | 1 | 1 | 14 | 1 | 5 | 16 | 1 | 14 | 2 | 70 |
| 自薦 | 13 | 1 | 1 | 8 | 0 | 4 | 9 | 1 | 8 | 2 | 47 |
| 他薦 | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 1 | 7 | 0 | 6 | 0 | 23 |
審査方法及び受賞者の決定
70件の応募について、令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰選考委員会（委員長：槌屋治紀・株式会社 システム技術研究所所長）で審査を行い、受賞候補者を選定した。この結果を基に、西村明宏環境大臣が計24件（開発・製品化部門4件、先進導入・積極実践部門9件、普及・促進部門11件）を受賞者として決定した。
| 年度 | 開発・製品化部門 | 先進導入・積極実践部門 | 普及・促進部門 | イノベーション発掘・社会実装加速化枠 | 計 | 応募数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成29 | 8 | 15.5 | 13.5 | 37 | 144 | 3.89 | |
| 平成30 | 6 | 17 | 14 | 37 | 139 | 3.76 | |
| 令和元 | 6 | 12.5 | 16.5 | 35 | 160 | 4.57 | |
| 令和2 | 11 | 3 | 27 | 41 | 164 | 3.78 | |
| 令和3 | 7 | 6 | 16 | 2 | 31 | 133 | 4.29 |
| 令和4 | 4 | 9 | 11 | 0 | 24 | 70 | 2.91 |
| 平均 | 7 | 11 | 17 | 1 | 35 | 135 | 3.86 |
受賞者一覧
令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰パンフレット（PDF：2.25MB）
◎：活動主体が複数の場合の代表者
開発・製品化部門
緩和分野
| 株式会社フミン | 暑い熱をガラスで止める省エネスプレーガラスコーティング特許技術（PDF：899KB） |
|---|
適応分野
| 該当なし | - |
|---|
| 該当なし | - |
|---|
緩和・適応分野
| 該当なし | - |
|---|
| 該当なし | - |
|---|
先進導入・積極実践部門
緩和分野
| 株式会社古湧園 | 愛媛県初の環境対応型「ホテル古湧園 遥（HARUKA）」（PDF：1.01MB） |
|---|
| 東急不動産株式会社 | 「発電するデベロッパー」が挑戦する再生可能エネルギー事業を通じたRE100達成と地域活性化（PDF：813KB） |
|---|---|
| 穴吹興産株式会社 | 省エネ診断を起点とした築古テナントビルの普及型ZEBの実現（PDF：934KB） |
| 株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ | 分散型太陽光発電システムによる「再生可能エネルギーの余剰電力循環モデル」（PDF：934KB） |
| エルクホームズ株式会社 | HEAT20 G2グレードを超える断熱性能によるZEH推進（PDF：0.97MB） | ◎徳島バス株式会社・東亞合成株式会社 | 「副生水素」を活用した「中四国初」となる水素（燃料電池）バスの導入～「地産水素」による「全国初」の製造・供給一体型水素ステーション開所を契機として～（PDF：0.97MB） |
適応分野
| 該当なし | - |
|---|
| 該当なし | - |
|---|
緩和・適応分野
| 大和ハウス工業株式会社 | 【日本初】 国内外5つの認証を取得「みらい価値共創センター（コトクリエ）」（PDF：1.44MB） |
|---|
| 株式会社宮城衛生環境公社 | 脱炭素社会の実現を目指すカーボンオフセットへの挑戦（PDF：1.24MB） |
|---|---|
| ◎株式会社明電舎、明電興産株式会社 | 明電興産新社屋にABW及び明電舎製マルチPCSを導入（PDF：1.24MB） |
普及・促進部門
緩和分野
| 須山建設株式会社 | 『普段着のZEB』を目指し普及版のZEB建築の開発・実践して地域のZEB化を推進（PDF：0.99MB） |
|---|
| 静岡県立浜松城北工業高等学校 | 「地球にやさしいエンジニア」を目指し共感の輪を拡げる環境教育活動（PDF：971KB） |
|---|---|
| 大和板紙株式会社 | 「紙を紙として再生する」循環型リサイクルシステムによる紙ゴミ0の世界（PDF：971KB） |
| 株式会社ダイエー | ～お客さまにご協力をいただきながら～フードドライブ活動の推進等による食品ロスと温室効果ガスの削減（PDF：1.22MB） |
| NPO 法人活エネルギーアカデミー | 高山エネルギー大作戦（PDF：1.22MB） |
適応分野
| 該当なし | - |
|---|
| 該当なし | - |
|---|
緩和・適応分野
| オイスカ浜松国際高等学校 | 浜と松プロジェクト ～災害に強い 美しい海岸へ～（PDF：1.26MB） |
|---|
| 学校法人立命館 立命館中学校・高等学校 | 「エコスクール」を活かした気候変動対策や環境教育（PDF：1.04MB） |
|---|---|
| 流山ゴーヤカーテン普及促進協議会 | ゴーヤを使用した緑のカーテンの普及啓発（PDF：1.04MB） |
| 南三陸少年少女自然調査隊 | かけがえのない地域の自然環境を守り伝える活動（PDF：1.31MB） |
| 株式会社LIXIL | 窓からECOシェアプロジェクト（PDF：1.31MB） |
| 株式会社 船橋総行 | EV（電気自動車）充電インフラ設置事業（PDF：902KB） |
イノベーション発掘・社会実装加速化枠
| 該当なし | - |
|---|
ユース・アワード
| 熊本県立熊本農業高校 養豚プロジェクト | 養豚業におけるゼロエミッションへの挑戦（PDF：902KB） |
|---|---|
| 真岡児童館 | 小学生が自ら考え、行動する気候変動対策（PDF：974KB） |